アオテッツァ君が我が家に来て約3年...。
今年に入ってからずっとパワーFCで走ってます。3月にもろまえ走って以来、サーキットにも行かずパワーFCのセッティング作業もせず、普通に走る機会に恵まれました。つまり、3年目にしてやっと通常使用におけるパワーFCの燃費傾向が何となく判明。(笑)
高速使って遠出をした場合、普通に走ると約13km/L。通勤だと7~8km/L前後。通勤と街乗りの混在の場合は、その比率によって大きく変わりますが、およそ8~9Km/L前後、少し郊外まで足を延ばすと10~11km/hです。
で問題は、アルテッツァとして、純正と比較して、これが良いのかどうか分らない事。(笑)
純正ECUはあまり使ってないですし、TECII装着してる時も、何度も燃費計測する機会が無かったので、良くわかりません。(^^; これは今後チェックする方向で。(^^;
私の街中常用域及び高速巡行域におけるパワーFCの燃調セッティングは、14.7狙いです。マップ1セルずつ調整してあり、O2フィードバックは使いません。
当然その日の気温や湿度、気圧といった環境の違いで若干の差は出ますが、普通に走る限り空燃比は概ね14.7前後です。
全開域はともかく、常用域でこれをやってくれるショップは少ないでしょう。コストや納期と無関係に、地道に色々出来るプライベータの特権かも知れません。
O2フィードバックを使わない理由は、ONにすると14~15辺りをずっとふらふらし続けるから。
O2センサの精度や反応、演算処理、空燃比変化の遅延等の問題があるのだとは思うのですが、FBといいつつ、その制御幅が広いのが気に入らないのです。純正ECUやTECIIだと気のせい程度にマシになるのですが、パワーFCと大差ありません。
純正もそんな感じなので、別にパワーFCが悪い訳ではありません。でも燃調を自在に操れるフルコンなのに、アクセルパーシャルで燃調が14~15を行ったり来たりするのは、個人的に凄まじいストレスで許せないのです。(笑) つか、こんなラフな燃調で排ガス規制クリア出来るんかい? と思ってしまいます。燃費も落ちそう...。
※現在主流の三元触媒は、ストイキ外れるとHC、CO、NOxの
どれかが急激に悪化する。
セル単位で燃調合わせてあれば、パーシャル走行中はビシッと安定します。読み込みマップが動くと若干変動する時もありますが、ほぼ14.7前後で一定です。実に気分爽快~♪(笑)
常用域はともかく、高速巡行域で14.7というと、ひょっとしたら心配する人がいるかも知れませんが、安心して下さい。純正ECUは中回転中負荷近くまで14.7でした。意外に頑張ってます。低回転域は中負荷でも14.7で、かなり高負荷になってくると急激にリッチになります。
ちなみにTECIIは、負荷と回転数に対して空燃比がとても綺麗に変化します。キッチリ燃調変更してある証拠でもあり、その美しい変化は惚れ惚れします。
個人的な感想ですが、TECIIと比較して、パワーFCが絶対的に優れているのは、常用域です。エンジンノーマルなら、全開域は大差ない気がします。あ、これはあくまでA太郎セッティングの話であり、名チューナがきっちり現車合わせしたら、全然違うのかも知れませんが...。
低回転域のドラビリは明らかにパワーFCが優れています。大抵の事では違いの分からない鈍感な私でもはっきり分かります。ブラインドテストでも当てる自信があります。(笑)
不思議なのは、何故純正ECUの方が劣っているのか...。常用域のドラビリなんて、メーカが最も気を使うはずなのに、明らかに劣っています。全開域ならば、マージンを持たせていると納得出来るのですが、常用域での差は何故だろう? ひょっとして、何かまずい事でもあるのだろうか?
直接関係ありませんが、ずいぶん前からアオテッツァ君には
「マルチインフォメーションモニターRSM-10」を装着してます。取付はちと面倒ですが、実に多機能で素晴らしい燃費計です。
これを取付けた理由は、バルタイ調整のため。(笑)
一時期バルタイ調整で悩んでいた時、吸気量が増えて実効圧縮比が上がれば、燃費は落ちるだろうと考えたのです。つまり、そのバルタイでノッキングを起こさない点火時期にすれば、充填効率が上がってパワーも上がるだろうと...。
その際、ある程度高精度に燃費計測出来る燃費計が必要と考え、装着しましたのが発端です。
これをキャリブレーションする際、燃料噴射信号を数値化して調整するのですが、純正(TECII含む)とパワーFCでは、約2倍の差があります。私の場合、純正が1184前後、パワーFCが2140前後です。でも、当然ながら燃費は2倍も違いません。(笑)
実に謎です。(^^;
余談ですが、燃費計の実測誤差は純正もパワーFCも、50L分走って1L前後です。10Km/Lと仮定した場合、大体0.2km/hの違いですから、キャリブレーションさえきっちりやれば、かなり高精度と言えるでしょう。サーキット走ると、3Lに差が広がりますが。(^^;
Posted at 2016/05/04 13:49:24 | |
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燃費 | 日記