2009年03月09日
足車(現S-RV)購入決断は、昨年11月下旬にしました。長年乗った愛車の車検を切って、新たな足車購入を決めた最大の理由は、先の見えない不況です。
金融に詳しい友人が、一昨年から盛んに「今後日本は絶対ヤバくなる。お前も気をつけた方がいいぞ。」と、何度も忠告してくれました。昨年4月頃になると、大手の動きに少し変化が出始め、8月頃にはそれが明確になり、10月になったら一気に表面化して来ました。その後は、ニュース等で報道される通り、一気に急降下。
その頃、愛車の車検が迫っていたのですが、少々修理が必要な部分もあって、相当額が必要でした。多少無理しても、車検取るつもりだったのですが、その友人が「本当に先が見えなくいから、やめとけ。乗換えが嫌なら、取りあえず安い車買って様子みて、今の車は冬眠させとけ。」と親身になって忠告してくれたのです。
「この不況は一過性の一時的なものではないから、甘く見ないほうがいいぞ。」と、今回の不況発生の理由や今後の見通しも含め、素人の私に教えてくれました。話を聞いて、足車購入を即決断。(^_^.)
あれから3ヶ月少々。世の中の悪化は更に急激に進行しています。トヨタ、日産を初めとする自動車関連産業はもちろん、松下やソニー、NEC、東芝等々の日本を代表する電気産業も全滅。派遣や契約、請負を切るだけでなく、正社員もそろそろ危ない状況になっている様です。今まで、ウツの診断書出して長期休養していた正社員も、この状況に危機感を抱いたのか、こぞって出勤し始めているなんて噂もある様です。(笑)
今、まさに友人が言った通りの状況になってます。急激な不況で先の見えない中、残業ゼロや休業日設定等で収入は減り続け、とうとう基本給引下げの話も出てきました。仕事さえ、いつ無くなるか分からない状況で、大きな出費は非常に厳しいものがあります。何しろ、回りを見るとどんどん人が減ってますから、本当にシャレになりません。
今回の冬眠は苦渋の決断でしたが、今となっては大正解だったと強く感じています。最初はマイナートラブルありましたけど、コミコミ激安でルキノを買えたのは、幸運でした。何しろ、車検が1年半付いて、ハイエンドRCカーの定価とほぼ同じ値段。(笑) レギュラー仕様ですし、ATでも前車より燃費良さそうです。(笑)オイルも、安い鉱物油5000Kmインターバルで十分でしょう。
もしこれが半年ほど前だったら、友人の忠告も聞かずに無理して、修理&車検通していたかも知れません。そんな事してたらと思うと、ぞっとします。
自分一人なら、まぁ窮乏生活も止むを得ませんが、家族がいると、やはり最低限まっとうな暮らしをさせてやりたいものです。特に子供には、ミジメな思いをさせたくありません。
実際の話、勤務先も非常にヤバくなりつつあります。大手と違い体力無いですから、かなり厳しい状況です。収入激減だけでなく、失業という事態も覚悟が必要になってきました。あと10歳若ければと、真剣に思います...。
友人がしみじみ言ってました。
今回の不況の原因を作ったのは米国。一番深刻な状況になって当然なのに、各種経済指標(GDPとか株価らしい)を見ると、日本の方が圧倒的に悪い。日本は世界中から政治三流国と見られているから、日本の政治に期待しては駄目だぞ。と...。
2年も前から、今の状況を予言していた友人の言う事だけに、説得力があります。果たして今後、愛車を復活出来る日は来るのか...。
Posted at 2009/03/09 01:23:50 | |
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2009年03月08日
前日の続きです。って事で、今度はRX-8
★RX-8
前車(昭和50年代の旧車)が元気だった頃、ひょんな事からある走行会に参加する事になりました。一人では寂しいので(笑)、RX-8に乗る友人も呼びました。
が、何と走行会直前にミッショントラブルで、私が走れなくなったのです。その姿を哀れに思った友人が、何と大切にしているRX-8を貸してくれたのです。走行枠が別だったのが幸いでした♪
友人の大切な車ですから、間違ってもクラッシュは許されません。道義的に考えると、スピンすら大問題です。言うまでもなく、慎重に丁寧に大切に走りました。
車は、車高調、マフラー、ROM辺りが変更されており、見た目も大切って事で、リアタイヤに1サイズ太いのが入ってます。その他はノーマルとの事。ASCやABS等の電子装備も付いているらしいので、一通りレクチャしてもらい、まずはそのままコースイン。
1ヒート目は、ちょっと勘違いした亀さんが、直線だけは元気良く走ってコーナはゆっくりだったので大渋滞。(笑) でも、丁度良い完熟走行になりました。時々、妙にハブが壊れた様な振動が伝わると同時に、減速方向にしつつ車の動きを補正する様な動きが出ましたが、これがASCってやつか。最初は、ハブが逝ったかと思ってびっくり。(笑)
ASCの動きが鬱陶しいので、オフにしてもらって2ヒート目。何となく車の動きが分かって来たので、アクセルを床まで踏んでみると...。あれっ? 意外に加速が鈍い...? NAとは言え、REだし9000rpmまで回るし、きっと壮絶な加速をすると身構えていただけに拍子抜け。スペックは240馬力と聞いてたのですが、感覚的には200馬力以下です。これもきっと、シャシ性能が相当高いのでしょう。それはすぐにタイムで現れました。
以前同じコースを、自分の旧車で「どぉりゃぁぁぁっ!」ってな気合で走ったタイムを、借り物で初めて乗る車、しかも相当注意して走った状態で、軽く1秒程更新していたのです。これが現代の車の性能か...。圧倒的ぢゃないか、我が軍はっ! と言った時のギレン総帥の気持ちが、良く分かります。(笑)
そのタイムは、そのコースのRX-8でアップされていたベストより速かったので、非公式ながらベストラップ更新しました。(笑)
にしても、ギリギリ目一杯と、鼻歌交じりで1秒もの差...。もうケンカにもなりません。これが二十年のテクノロジーの進歩か...。
まぁ、私の旧車は足も当時のフルノーマルなので、バネは2Kg程度でダンパーもソフト、車高は160mm程あります。車高調等いれて車高下げ、足固めればタイムも上がるでしょうが、1秒縮めるのは至難でしょう。っていうか、ワンオフする以外、車高調は存在しませんが。(笑)
車自体は、思ったよりアンダー傾向が強かったのですが、リアタイヤが1サイズ太いのが関係しているかも知れません。それでも、自分の旧車と比べたら面白いように曲がります。いつも苦労するコーナも、ハンドル回すだけで、何事も無くクリア~。自車ではブレーキでフロントに荷重掛け、アンダーとオーバのの狭間を手探りで探すようにして曲がるコーナなのに、何も小細工いりません。すげぇっ!
複合コーナの途中も、アクセルをぐぃっと踏めます。自分のだと、調子の良い時限定で、恐る恐る少し踏める程度。
特筆すべきは、タイヤが全然減りません。これにはマジでびっくり。自分の旧車、足回りも含めて完全ノーマルなせいか、サーキットでは横転しそうな勢いで凄まじくロールします。(笑) そのため、タイヤは外側が死ぬほど減ります。(笑) 走行後は、消しゴムのカスの様なタイヤカスが、つらら状にストラットに一杯付きます。(^_^.)
しかしRX-8は、そんなタイヤカス自体が出ません。サスがタイヤ接地面を上手に使っているので、タイヤに変な負担が掛からず、片耗もしないのでしょう。
もうね、同じ車というカテゴリに入れてはいけない、別の乗り物でした。(^_^.)
しかもこれ、普通に5人乗れる普通の車として使えます。もちろん荷物もしっかり載ります。これなら、ファーストカーとしても不足はありません。乗り降りも、不便ではないです。
デザインは好き嫌いが分かれるかも知れませんが、走れば速く実用性も十分な、良い車でした。これなら、お金があれば欲しいかも。っていうか、欲しい車の1台となりました。
Posted at 2009/03/08 02:25:07 | |
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2009年03月08日
少し前、中綴じの車雑誌で、日本のハンドリングマシンはってな特集があり、
・シビックタイプR
・S2000
・RX-8
が選ばれていました。本当にこの3台が、日本を代表するハンドリングマシンと言えるかどうかは人によって違うでしょうけど、良い車であるのは確かです。
このうち、S2000とRX-8は実際に運転した事があり、S2000は某スカイライン、RX-8は某サーキットで走りました。その頃は前車(昭和50年代の旧車)に乗っていたので、現代のトップクラスの車の性能にただただびっくりした覚えがあります。
★S2000
友人と某スカイラインに遊びに行き、運転してもいいよって事だったので、コレ幸いとばかりに、走ってみました。マフラー以外は、フルノーマルとの事。
席は、とにかく狭いっ! 幌した状態だと、室内は本当に狭く感じます。っていうか、実際狭いです。乗降性も悪く、乗り降りは不便です。まぁ、FDよりはマシでしたが。
ハンドルは非円形で、大丈夫かいなと思いましたが、実際は違和感ありませんでした。VTECの2000ccという事で、多分200馬力位と想定。NAですから、そんな過激な事も無いだろうしと、安心してアクセル踏みます。(知らぬが仏)(笑)
デジタルタコメータは嫌ですが、9000rpmまで回る事にびっくり。踏んだら、本当にそこまで回ります。エボIIを運転した時は、「アクセルをもっと踏めぇ~!」と車が誘ってくる感じでしたが、S2000は「踏めるなら踏んでみろ」って感じ。
最初に広場でアクセル踏んで、LSDの効きを確認してから流しに出ます。アクセル踏むと軽快に加速しますが、ターボの様な強烈さはありません。この自然な感覚が、NAの良いところですね。
まず驚いたのが、ステアリングの反応。曲がろうとした瞬間に、もうノーズが方向を変える感じです。まるでマグネットコーティングしたガンダムかという位、反応が速い。
一度だけとっ散らかってタコ踊りモードに入りかけたのですが(笑)、ポンポンとカウンター当てるとみるみる収拾。これにはビックリです。
立ち上がりできっちりトラクション掛かるのが面白くて、ついアクセル踏み過ぎたパワーオーバが原因でしたから、車の限界を超えていなかったという事もあるのでしょうが、まるで車に知性があって、私をサポートしてくれる様な感じでした。ある一点超えるまでは、極めて従順で懐の深い車なのでしょう。
あと記憶に残っているのはボディ。非常に強靭な気がしました。足は市販車としては固めでしたが、全然ボディが負けておらず、まるで1枚の鉄板の上の乗ってるような感じです。そういや、ポルシェの隣に乗せてもらった時も、こんな感じがしました。オープンは剛性低いと良く聞きますが、自分の車よりずっとしっかりしてます。
メインとして使うには実用性低過ぎますが、道楽車を持てる人なら、きっと良い選択になると思います。なお後で知ったのですが、何とNA2000ccなのに、250馬力なんだとか...。知ってたら、ビビってとてもアクセル踏めませんでした。(笑)
ただ、実際踏んだ感じで250馬力もある様には感じなかったです。感覚的には、150馬力以上200馬力以下程度って感じ。それだけ、シャシ性能が高いって事なのでしょう。
1台で通勤から街乗り、遠出等全てをまかなう必要があるため、私には買えない車ですが、欲しい1台です。
Posted at 2009/03/08 01:53:06 | |
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2009年03月06日
単なる足車なので、何も気にしないつもりだったのですが、やっぱ自分の車になると、色々気になってきます。(笑)
って事で、当時のカタログや新型車解説書、ディーラ用販売マニュアル等を入手してみました。それらを読んでみると、色々な事が分かってきます。言ってみれば、料理を食べる際に、その料理の歴史や素材、レシピ、調理方法等を知っていた方が、より美味しく食べれるのと一緒です。(笑)
という事で分の備忘録として、これらの技術情報をちょこちょこ書くつもりです。
まずは、S-RVの類別でも。(オーテック除く)
★基本構成
・FF/1500cc
・4WD/1500cc
・4WD/1800cc
の3種類しかありません。実に分かりやすく、シンプルな構成です。因みにルキノは、エンジンだけで4種類(1500/1600/1800/2000ディーゼル)あり、それにFF/4WDとなりますから、多過ぎ。大体、1600の存在意義がまったく不明です。(笑)
車体はパルサーと共通です。いってみれば、シルビア/ガゼールみたいなもん。
ルキノは3ドアハッチバックが基本ですが、96年に5ドアハッチバックが追加され、これがS-RVとなりました。パルサーだと、セリエS-RVが該当します。
なお、S-RVのSR18はレギュラー仕様に変更されています。4WDメカは、一応アテーサ。
★変速機
ATですが、FF1500ccには強化型が存在します。しかも識別刻印は一緒。(笑)
つまりS-RVは、エンジンは2種類しかないのに、ATは3種類あるのです。強化型はサイドカバーがアルミ製なので、外見からはそこしか判断出来ません。
主な違いは、
・インプット/アウトプットシャフトのギア構造が一体型
・デフのサイドベアリングがテーパローラ型
・アウトプットシャフトのベアリング取付構造が違う
等々、多岐に渡ります。このお得なATが付くのは、どうやらビスカスLSD装備車のみの様子。
#因みにMTは4種類あるので、エンジン2種類に対して変速機は7種類ある
★ドライブシャフト
ドライブシャフトは、FFで4種類、4WDで4種類の計7種類。LSD付きだと、AT/MTでもドラシャが違うので要注意です。FFのLSD無しは、左右共通なので一安心。
サス形式及びアライメントも、2WD/4WDで結構違います。2WDは軽の様なトーションビーム(メーカ曰くマルチリンクビーム方式トレーリングアームサスペンション)ですが、4WDは普通にストラット、つまり四独です。まぁ、リアも駆動するのですから、当たり前と言えば当たり前ですが。(笑) さすがにド・ディオンにする訳にもいかなかったのでしょう。
なお、FF/1500ccはフロントスタビが付いてません。
★ブレーキ
フロント3種類、リア5種類あって、FF/1500、4WD/1500、4WD/1800かつ、ABS装着有無で組み合わせが変わります。なお、ルキノに対してS-RVの4WDは、ロータサイズがそれぞれ一つ上がっています。
#私のは1500なので関係ないですが。実際効きは悪いです。
マスターバッグは2種類あり、4WDはタンデムとなります。
なお、ABS非装着の場合、リアはドラムとなります。スピンターンが楽ちん~。(笑)
★操舵装置
2WDと4WDでは舵角が8度ほど違います。それにともなってか、ロックtoロックも0.5回転程違います。
★タイヤ
タイヤサイズは、FF/1500は175/70/13が標準。いまどき、こんなサイズのタイヤ探すのが大変。(笑) 4WDは、全車185/65/14となりますが、1800のホイールは6JJとなります。205程度なら余裕でいけます。(笑)
★その他
1800はオートエアコンとなり、4WDにはリアにヒータダクトがあります。また、1800はバッテリサイズ80D26となり、オルタネータも1500の70Aから80Aにパワーアップ。ATポジション表示もメータ内に付きます。
ざっと類別ごとの違いをチェックしてみましたが、1500/2WD/ATと1500/4WD/ATの価格差は254千円。実際は値引きもあり、価格差はもっと縮まりますから、4WDはお買い得感高いです。
Posted at 2009/03/06 22:27:35 | |
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技術情報 | 日記
2009年03月04日
こんなメッセージが突然来たのですが、件の相手の足跡が見当たりません。(笑)
不審に思っていたら、どうやら返事をするとメアドが来て、出会い系に
誘導される様です。(ナンデスにも出てます)
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突然すみません(*>_<)
はじめまして!
ドライブ好きが高じてみんから参加なんですけど、あまり穴場スポットとか知らないので
良かったらお互いのおすすめドライブスポットの情報共有なんかしませんか?♪
迷惑じゃなければ道なんかも教えてくれるとすっごい助かります(苦笑)
すっごい方向音痴なもので…(;゜ー゜)
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皆さんご注意を。
Posted at 2009/03/04 01:32:48 | |
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