M.D A太郎のブログ一覧

　396Km走って34.7L入りました。燃費は11.4Km/L．．．。

　悪いっ！　悪過ぎるぅぅぅっ！

　如何にATとは言え、100馬力そこそこの、全然パワーの無い実用1500ccエンジンに、車重1060Kgの車体でこの燃費とは、悪いにも程があるぞっ！　とは言え、燃費は乗り方や条件で大きく変わるので、一概に車のせいには出来ません。(^_^.)

　今回は片道3Kmのシビアコンディション通勤がメインでしたが、更にフリーラインの練習のため片道1Km程度の距離を何度も走ってます。(^_^.)　さすがに距離が短過ぎるので、帰りは7Km程度走る様にしてますが．．．。

　何度か片道13Km程度の往復もしていますが、全体として1回の走行が短い事が、燃費悪い理由かも知れません。走り方も交通の流れの範囲で、多少アクセル踏み気味だった事も否定できませんし。

　それにしても、こんなに非力で面白くも何とも無いエンジンのクセに、燃費が12Km/L以下というのは、どうも納得出来ません。ATという事もあってか、本当に走りにストレスが溜まります。

　モード燃費をMTと比較すると、ATは約21%ダウンですから、車重に若干の違いはあるにせよ、これはほとんどATのロスと考える事が出来ます。ちょっと乱暴な計算ですが、エンジン出力はMT仕様の79馬力相当しかありません。当然、体感動力性能が悪いはずです。


　燃費悪いは、動力性能落ちるは、車重増えるは、ペダル間違えての暴走事故は起きるは、痴呆症でも運転出来るは．．．。一体ATって何のメリットがあるんですかねぇ．．．。あ、もちろん体にハンディキャップある人には絶大な恩恵があると思いますし、これはATの大きな福音の一つだと思います。

　それを除けばAT化で得られるものは、燃費悪化、車重増加、コストアップ、故障率アップ、運転中携帯等による迷惑運転や事故、ペダル間違いによる事故、運転適正の著しく低い人（痴呆症等）による迷惑運転や事故、それらの多大な犠牲を払って得られる、簡単な操作．．．。

　エコだなんだと騒がれる時代なのに、ATばかりが売れるのは、大いなる矛盾を感じずにはいられません。今の技術なら、全ての車をMT化するだけで、相当な温暖化対策になると思うんですけどね。もちろん現実的には、反対する人が多くて不可能でしょうけど．．．。

　少々話題がズレましたが、やっぱATはロス大き過ぎです。エンジン自体の効率が25%前後だというのに、更にそこから21%もロスしてたら、MT比でエンジンの効率は19.75%．．．。1Lのガソリンのうち、0.8L以上を捨てている事になります。エンジニアとしてこの効率は、我慢出来ません。世の中の実用機械で、これより効率の悪いものがあるでしょうか？　私はパッと思い付きません。こんな非効率的な代物が、世界中を我が物顔で走り回っているのです。しかもとんでも無い台数．．．。

　燃費燃費と騒ぐ割に、多くの人はこんなに燃費の悪いATを積極的に選ぶ訳ですから、地球環境考えるなら最低でも全車DCT化、出来る事ならEV化が早急に必要でしょう。