M.D A太郎のブログ一覧

　今、軽の中で最も個性的かつ異彩を放つのが、三菱のアイでしょう。まず、特徴的なのがそのデザイン。もう絶妙としか言えません。アイに乗る女性までもが、3割増でがおしゃれに見えます。(笑)　20年後に見ても、古さを感じないかも知れません。

　しかしこの車の価値は、デザインだけではありません。車体そのものがプレミアムです。まずミッドシップレイアウトでリア駆動♪　軽のみならず、コンパクトカー、いや、2000cc未満で新車で買えるミッドシップは、多分アイだけなのでは？（他にあったらごめんなさい）

　そして極めつけは、根本的な車体の造りが非常に丁寧である事。実は私、アイをチョップドルーフにしたアイデビル（屋根を200mm落としたワンオフスペシャルマシン）に少しだけ関わらせてもらった事があるのですが、最初に車をばらしてぶった切った時に(笑)、端々の造りの丁寧さに驚きました。例えばブレーキペダル。世の中の99%以上の車は、マスターシリンダ（マスターバッグ）と直結状態です。しかしアイは、わざわざコストを掛けてオフセットさせてました。これはダッシュパネル外さないと分かりません。確かカタログにも書かれていなかったと思います。おそらく、衝突安全性向上のためでしょう。コスト要求が厳しい軽で、こんな手間掛けてる車は初めてです。いや、世界中探しても、そう無いでしょう。他にも細かい事を挙げればキリがありませんが、とにかく全てが丁寧です。

、そして、ボディの頑丈さに驚きました。フロアにはラダーフレームと言って良い程のサイドメンバがあり、ルーフ無くてもそのまま走れそうな気がするほどです。Bピラーも、切断するのに泣けて来る程リンホースが充実してました。(笑)　材質も良さそうな感じ。


　アイは価格が高いと言われますが、それは誤解です。他社の同クラス（ターボ車）と比較しても、それ程大差ありません。むしろ内容考えたら、激安大バーゲン価格と言っても良いでしょう。他社は使い回しのプラットフォームですが、アイは専用プラットフォームであり、しかもミッドシップ♪　量産型FFとスペシャルなMRを比較するのは、ギャンとザクを比較する様なものです。(笑)

　発売当初は全グレードがターボであり、ノンターボの安い設定が無かったため、高いというイメージが出来てしまった気がします。三菱としては、軽だけど特別なスペシャリティカーというイメージで売りたかったのでしょうが、それが失敗だったのかも知れません？

　結果的に後から、ターボや装備を省いた廉価版を次々と出す始末．．．。だったら最初から出せよって感じです。この辺りは、マーケティングの拙さでしょう。どんなに技術屋が頑張っても、ここがタコだとどうにもなりません。切腹物です。

　デザインは、素晴らしいの一言です。アイは、アイ以外に比較対象がありません。アイの前にアイ無し、アイの後にアイ無しです。（悲しいけど）(^_^.)

　内装に関しても、まったく不満はありません。車内の広さも、ワゴンRやムーヴには負けますが、普通に使うなら十分以上です。ただし、荷室は底が浅いため、多少容量少ないかも。装備は、上級のGグレードなら相当贅沢仕様で、2000ccクラス以上に匹敵するでしょう

　なお、エンジンがNAだと走りは少々苦しいものがあり、普通の街乗りでさえ、明らかにストレス（重さ）を感じます。やはり車重の重さは、隠せません．．．。(^_^.)　アイに快適に乗るなら、ターボがお勧めです。なお走り味そのものは、普通に走る分には普通です。ミッドシップとかロングホイルベースとか、特別な何かは感じません。

　ただしっ！　マヂでいじると話は別です。あまり知られてませんが、初期のエボ級のコーナリング性能を発揮するそうです。おそらく軽では最強最速でしょう。しかしその超コーナリング性能故、軽規格故のナロートレッド＆生来の高重心が災いとなります。残念ながら、持って生まれたディメンジョンのためにシャシ性能を活かし切れません。もしこのプラットフォームでスポーティカー作ったら、トンでも無く速いマシンが出来る可能性があります。


　とかくアイという車、実用性は十分なのに、デザインもシャシ構成も全てが非日常的と言えます。こんな軽は、もう二度と世に出ないでしょう。人気はともかく、間違いなく歴史に名を残す名車（珍車？）です。


　さて、延々と前フリが長くなりましたが、この軽最強スペシャルティカーのアイが、何と3年落ちで乗り出し80万円で売っています。しかもターボッ！　いつ売れるかなと、半年近く前から気にしていたのですが、まだ残ってました。(笑)　もうバリバリの不良在庫。(^_^.)　　つまり、買う方にとっては最高の掘り出し物です。今まで誰も買わなかったのが、実に不思議。

　色々チェックしたのですが、車体状況もオイル管理も良く、無論補修無し。色が黄緑色(笑)という事をのぞけば、文句無しです。が．．．、良く見たらミッションをバラした形跡がありました。H18年式で走行3万Km以下で、何故こんなとこバラす必要があったのか少々気になります．．．。　

　でもまぁ、新車の特別保証があと2年残ってますから、多分ノープロブレムと前向きに考えます。(笑)　新車価格を考えると3年落ちで乗り出し800Kならば、十分納得出来る価格です。っていうか、私の感覚では激安♪

　聞くところ、今はハイトワゴン全盛で、こういった車は全然売れないそうです。まぁ軽は実用車として使う事が多いですから、日常の使い勝手だけを厳密に比較すればワゴンRやムーヴが上でしょう。アイとは方向性が違いますが、これらの車もお互いが切磋琢磨し、考え抜かれて作られた素晴らしいものです。でも、そういう車しか売れない日本ってのは、何だか寂しいですね。アイは悲運の車と言えるかも知れません。

　もっとも、そのお陰で残っていたのです。きっと私が買うために、今まで待っていたに違いない。(笑)
この時点で、心はほぼアイに傾きました。が、一応営業担当の方に、乗り出し800K前後で他にお勧めの車が無いか聞いてみると、いままで車名すら浮かばなかったに意外な伏兵が．．．。

　（続く）

　9月に入ってから、週末は朝から晩までディーラや中古ショップ巡りしています。当初は軽の中古車のあまりの高値に驚くだけでしたが、やっと相場観が出来てきました。

　今回求めているセカンドカーの要件ですが、主な利用者は家人で、乗り潰し前提のため、出来るだけ高年式かつ低走行で、程度が良くお値段の安い個体です。スペックとしては4AT＋ABSは最低限欲しいところ。むろん、こんな贅沢な希望全てを満たす物はそうそう無いでしょうから、車種やグレード、色やオプション状況等は原則不問です。


　様々なお店を訪ねてお話させて頂き、これはと思うものがあれば見積もりを作成して頂きました。そこで候補になって来たのは、以下の通りです。

①EKワゴンM（H20年）：700K（20年式/3AT/ABS無し/走行4千Km/決算限定価格）
　⇒最廉価版の3ATかつABS無しだが、コミコミでこの価格は魅力的！


②Kei-A　（未使用）：725K（4AT/ABS無し/決算限定価格）　
　⇒ABSは無いが、この価格は魅力的！　ただし、基本設計は10年以上前の車．．．。


③エッセ（新車）：742K（4AT+ABS）
　⇒新車でこの価格は安い！　しかし荷室が狭くて家人要件に合わず。


④EKワゴンM（新車）：800K（3AT/ABS無し/在庫車限定）
　⇒最廉価版の3ATかつABS無し。しかも在庫車限定だが、新車でこの価格は安い。


⑤ライフG（H20年)　：820K（4AT+ABS＋バックモニタ/走行3千Km/決算限定価格）
　⇒12月登録なので、実質1年未満。価格も納得出来る。この時点で最有力候補だが、今ひとつピンと来るものが無い。


⑥アルトGII（新車） ：841K（3AT+ABS）　
　⇒②のKei-A（未使用）が725Kで買えるので、積極的に選ぶ理由は無い。


⑦ミラ（新車）　　　：883K（4AT+ABS）
　⇒要件は満たすが、価格が折り合わず。予算超えてまで買う理由は無い。


　価格は全て、コミコミの乗り出し価格です。新車の場合は、減税＆補助金利用後の価格です。幾つかの車種では面白い？交渉過程もあったりするのですが、長くなるので割愛します。(笑)　
　
　予算的には、今回800Kを一つの目安としています。新車中古は問いませんが、可能ならば新車が欲しいところ。

　この時点での悩みは、安いけど3AT＋ABS無しの①EKワゴンにするか、中古かつ予算やや超えるが、程度も良く納得装備の⑤ライフ（4AT+ABS）にするかです。EKワゴンの営業さんは街乗りでは4速不要と言い、ライフの営業さんは4速の方が良い事も多いといいます。(笑)　こうなったら自分で確認するしか無いと思い、2台とも試乗させて頂きました。


・ライフ

　今風の軽カー正統派スタイル（ワゴンRやムーヴ）の流れを汲む、いわゆるハイトワゴンです。足代わりの道具として使うには、何の不自由もありません。車内は広くリアシートはリクライニングし、荷室も十分な容量があります。オーディオもCD標準かつ、バックモニタまで装備されています。内装も黒で、シートも安っぽさが無く、十分満足出来ます。

　走った感じもまったく不満は無く、大人三人（私、家人、営業さん）乗ってエアコンONでも、パワー不足は感じません。しかも車内は静かで快適です。4AT故か、エンジンも変に引っ張る感じが無く、スムーズに車速が上がります。我が家のアルトだと、この状態では明らかに非力であり、エンジンも妙に回転上がって引っ張るだけに、違いは明らか。もっとも、平成8年の10万Km超えですから、直接比較してはいけませんが。(笑)

　売り装備のバックモニター、バック時には後ろ見るから無意味だと思っていましたが、実際に家人が使ってみると、思いのほか便利な様子。いつも斜めになる下手が、ちゃんと真っ直ぐ駐車場に入れてます。これは良いかも？
　
　車も、試乗車で使われていたものですから走行3000Km前後であり、どこにも問題になる様な部分はありません。装備も不満は無く、この価格なら十分お買い得と判断しました。しかし．．．。何の不満も無いはずなのですが、どうしても決断する気になれません。それは家人も同じだった様子。何故と聞かれても分かりませんが．．．。でも、有力候補である事は確かです。


・EKワゴン

　3速AT&ABS無しの、購入予定と同じグレードがあったので、試乗させて頂きました。まず、内装が白っぽい色（ベージュ？）で、妙に落ち着きません。シートの柄も変．．．。インパネも安っぽく、ATセレクタ付近は白で妙に浮いてます。何と言うか、ライフと比べると相当落ちます。内装担当したデザイナ、センスに少々問題がありそう．．．。が、別にそういった部分を求めている訳では無いので、まったく不問です。(笑)　シートの作り自体も悪い訳ではありません。ただ、全体に安っぽく感じるだけです。

　三菱の言い分で良く聞くのは、「乗れば良さが分かる」というものです。内装では大幅にライフに負けていますが、果たして乗って良さが分かるのか、早速試乗開始。比較対象はもちろんライフ。

　ライフ同様、大人三人＋ACオンで乗ったのですが、ライフと違って非力感があります。3ATは、1速と2速が頑張って引っ張るためか、音もややうるさく、音質もがさつな感じです。ライフより100K以上安い車ですが、確かに安いと言う感じです。(笑)　値段以上の「何か」がありません。残念ながら、EKを積極的に選ぶ理由を感じる事が出来ませんでした。今乗っている平成8年式アルトを、多少マシにして一回り大きくした感じです。それ以上でもそれ以下でもありません。値段は魅力ですが、これで3速ATを積極的に選ぶ理由が無くなりました。

　ではライフに決まりか．．．？　いや、でも何かピンと来るものがありません。良い車であり、全ての要件を十二分に満たしているのですが、何かが違うのです。何かが．．．。

　と、突然思い出しました。そういや元々考えていた候補に、アイがあるぢゃん。確か平成18年式のアイG（ターボ）が、698Kで半年程展示されたままのはず。間違いなく不良在庫です。(笑)　という事は、お値段も多少は期待出来るかも？　三菱は嫌いなメーカでは無いので、条件が同じなら三菱から選びたいものです。

　って事でEK試乗後、早速アイを見に行きました。


　つづく～(笑)

　先日も日記に書きましたが、我が家の軽の買い替えを検討しています。当初予定の候補は中古、それも高年式で低走行、かつお安いものです。(笑)　その代わり、色や車種グレードは問わず、走行部分に関係しない外装や内装の少々のキズ等は不問にしようと考えていました。

　軽もピンキリですが、一番の量販価格帯は100万円以下でしょう。車の償却期間は6年ですから、6年経てば簿価0です。それを理由に、昔の中古車の買取は6年以上経つと限りなくタダ同然に買い叩かれました。販売価格も、6年超えるとそれなりに安くなったものです。その感覚で色々探してみたのですが．．．。

　例えばH14式で走行4.6万Kmのムーヴ。新車で105万円の車ですが、この状態で41万円もします。既に7年落ちで新車価格の半分近いとは、アホか？　これなら新車買う方が、よっぽどましです。アルトやKeiといった、お安い車種でも価格状況は似たり寄ったりで、中古車としての価格メリットが無く、リスクだけが圧倒的に高い状況です。余程お買い得感のあるものでなければ、軽の中古を積極的に買う理由は、まったくありません。

　そこで中古は諦め、登録済み未使用車を色々チェック。価格メリットは確かにありますが、今は補助金が出るため、対象車がある我が家の場合で考えると、それほど新車と価格差がありません。つまりメリットが薄いという事です。

　となると、当初まったく予想すらしていなかった新車も検討対象となります。アルトは3速ATなので、今後10年以上乗る事考えると辛いものがあるので、4速ATでもっとも安いと思われるミラに、ABSオプション付けた状態で見積もり取りました。これが約100万円。補助金考えれば、87万5千円です。これでド新車が買えるのですから、本当に今の軽の中古相場は高過ぎ．．．。(^_^.)
　そこで、ふと考えました。普通車なら補助金25万円ぢゃん♪　なら、安い小型車だと軽と同等かも？

　ヴィッツやフィットはカッコ悪くて個人的に好きでは無いので、狙うはデミオです。一番安い1.3の4ATでも装備は充実しており、ミラより装備は上です。無論ABSも標準装備。ざっくりで見積もりお願いしたら、130万円少々。補助金考えると、100万円台後半といったところです。ミラとの差額は、20万円といったところでしょうか。

　思ったよりも価格差はありますし、税金含めた維持費が上がってしまいますが、選択肢としてはありです。最大の問題は、当初乗り出し50万円以下位で考えていたので、新車は予算は大幅オーバ。(^_^.)　この先の見えない不況の中で、ローンを組むのは少々リスクがありますから、もう一度車検を通して壊れるまで乗り続けるというのも、選択肢の一つとなります。中古なら50万円以下でもありますが、正直言って今の相場では、買う価値があると思えません。

　さてさて、どうしたものか。軽の車検は10月後半だから、遅くとも来月初めにはどうするか決めなければ．．．。

　気付いたら、フリーライン始めて4ヶ月が経過しました。自分でも意外な程続いています。まったく出来なかった事が、練習を続ける内に出来る様になる。そして、練習するうちに少しずつ上達する。そういった事を実感出来るのが、大きな理由かも知れません。

　さてさて、8月中旬のオフ会で大転倒し(笑)、その時に痛めた肩は動かすとまだ痛みが残ってますが、物は持てる様になりました。当初より怪我には十分注意しており、滑る時は必ずプロテクタ装備なのですが、転ぶ時に出した手から来る衝撃は、どうにもなりません。(^_^.)　歳取ると、回復が遅いのを実感します．．．。　

　あの転倒以来、ビビリミッターが装備されてしまったみたいで、速度出すと多少恐怖感があります。しかも、少し長距離滑ると足の裏が痛くなってきます。以前は、内腿が痛くなっても足の裏が痛くなる事は無かったので、無意識に変な力が入っているのかも知れません。とんだ後遺症？です。バイクでも、峠攻めて大転倒するとしばらくはビビリミッターが敏感になりますから、それと同じ事でしょう。

　それでも、オフ会の頃は失敗する事もあった4方向180度が問題無く出来る様になり、360度も安定してきました。そこで720度を練習中ですが、まだ全然出来ません。(^_^.)　360度とそれ以上では明確に足の運びが変わってくるので、まずは360度以上の足運びをマスターする必要があります。

　時々540度位は回れる事があるのですが、大抵は450度辺りで体勢が崩れます。まず足が崩れ、何とかバランス取ろうとして上体が崩れ、結局軸がぶれてフリーラインから足が離れます。(^_^.)

　足の開きは前後に大きく、後ろ足も回し込み、上体はブレずに極力立ててという事を意識してやっているのですが、体は中々その通りに動いてくれません。頭で考えても動かないなら、体が覚えるまで練習あるのみです。100回でも1000回でも、出来るまで繰り返すつもりです。

　グーフィ側の360度も目標の一つですが、これはほとんど練習していません。時々思い出した様にやってみるのですが、ぴたっと180度で止まります。以前ちょっとやった時は回れそうだったので、その時より退化してしまいました。(^_^.)　今は720度に熱中時間なので、この道筋が見えたら練習再開しようと思います。

　ワンフッターの練習も始めてみたのですが、これがまた激ムズッ！　見た目は簡単そうに滑ってますが、こんなにも難しいものだったとは、この海のリハクの眼をもってしても見抜けなんだ。初めてフリーラインに乗った時みたいです。いや、難易度はワンフッターの方が上です。何しろ、2つあってもまともに乗る事が難しいのですから、1つなんて本当に大変．．．。10cmも進めません。(^_^.)

　しかも足元が動く訳で、気を抜くと速攻で足払い状態．．．。スコーンッと足元が取られます。運動神経の鈍いヲヂサンにはマヂで危険なので、初めてフリーラインやった時みたいに手すりで練習してみました。すると、体を支えるのに痛めた肩がちょっと辛い．．．。

　フリーラインならではの、足を離したトリックをするためにワンフッターは必須ですが、急がずぼちぼち進める事にします。(^_^.)　

　我が家のセカンドカーである、家人の平成８年式アルト。車齢は13年を超え、走行距離は10万Kmを突破し、タイミングベルトの交換時期に来てます。AC作動時のアイドルアップも効かないため、応急処置として、アイドリングを少し上げてあります。(笑)　　ATもやや疲れてきており、車全体も私の昭和50年代の愛車よりヤレて来ました。何しろ家人は、一切車のメンテをしません。いくら言っても、やりません．．．。(^_^.)　車というのは、愛情が無いとここまで痛むものなのかと、少々驚く位です。

　そんな状況の中、10月に車検を迎える事になりました。そこで車検継続するべきか、ここらで見切りをつけて買い換えるべきか、少々悩んでいます。

　何だかんだ言っても、今のところ車は元気に動いています。即買い替えが必要という訳ではありませんが、車齢的にも距離的にも、一つの山である10年10万Kmを越えていますから、これからマイナートラブルが懸念されます。

　そんな訳で、ざっくりと軽を中古車を見て回りました。

　まず第一印象は、「高いっ！　高過ぎるッ！」です。自動車の減価償却期間は6年。それを理由に、昔は6年経った中古車は下取り時に、ほとんど値が付きませんでした。販売価格も、6年落ちを境にぐっと落ち、10年落ちともなれば大抵の車種なら10～20万円台で買えたものです。それが．．．。

　元の価格はせいぜい100万少々程度の、10年以上古い軽でさえ、普通に30万円程度の価格が付いてる現在って、一体どうなのよって感じ。本当に不況で、車売れてないんですか？　売れてないなら、値段って下がるんぢゃないですか？　と、資本主義の原則を思わず疑ってしまう強気の値付けです。6年落ち程度なら、平気で40～50万前後の値段んがずらりと並びます。

　もうね、笑いました。値段は需要と供給で決まりますから、要はこんなアホみたいな高価格でも売れるって事なのでしょう。最近の軽相場を知らなかったヲヂサンは、この値段で中古買う人達の正気を疑ってしまいます。(^_^.)

　買取の時は、何だかんだ理由付けて買い叩くのに、この値段は無いだろうって感じ。まぁ、飯の種だから仕方無いですが、それでも軽の中古相場高過ぎっ！

　今ならば、様々な減税や13年以上の中古車破棄に伴う特例処置がありますから、中古より新車買う方がかなりお得かも知れません。新古車でさえ、どうかすると新車を安く買うより高くなりそうです。マヂで．．．。

　今だと、大体3年落ち位で70～80万円前後。5年落ちで60万～70万円前後。普通車の結構良い車が十分に買える値段です。中古の軽は恐ろしく割高で、中古のうまみがありません。　

　お買い得な車が見つからなければ、中古買い替えやめて、車検継続も大きな選択肢となってきました。今の車は下取りで値は付かないけど、破棄なら値は付くので、新車購入も一つの選択肢かも。(笑)　

　ワゴンＲとかムーヴなんて、普通に2万台／月も売れて日本中余っているはずなのに、とかく軽の中古相場は異常に高過ぎです。低年式の高値なんて、私には理解出来ません。