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M.D A太郎のブログ一覧

2010年08月30日 イイね!

インプレッサでサーキット走ってみました(エコタイヤで(笑)):長文

インプレッサでサーキット走ってみました(エコタイヤで(笑)):長文 先のブログにも書きましたが、同僚が車両買い替えのため、インプレッサWRX type RA STi(平成10年/GC8)をドナドナする事になりました。そこで、無理やり口説いてサーキットにゴーッ!

 愛車を冬眠させて以来ずっとATに乗ってるので、MTは久々の体験♪ やっぱMTはいいわ~。インプは完全なフルノーマル車両なので、ノーマルまんせーな私は大歓迎です。下手にいじるよりノーマルが一番♪ ただし致命的な問題がありました...。なんとタイヤが、

エコタイヤ

 だったのです。いくら走る事に興味無いからって、インプにエコタイヤっすか?(^_^.)  まぁ、こういう組合せでサーキット走る機会も滅多に無いでしょうから、良い経験かも知れません。
 
 ALTに行く道中、低回転でのトルク感とピックアップが妙に良い事に気付きました。とても2Lとは思えません。が、エンジン回転数は5速60Km/hで2000rpmを大きく越えており、一般車両としては、特殊な領域に入っている気もします。この低回転域の力強さはエンジン性能というより、ミッション(ギヤ比)の成せる技でしょう。ファイナルが相当ローギヤードな気がします。

 車の用途を考えると、実に理に適っています。燃費を気にしないこの割り切り方が素晴らしい。中途半端な事をしない、スバル技術者の良心を感じます♪ この時点で既に、エコタイヤ履かせる車ぢゃないよな。(笑)

 少々戸惑ったのはブレーキの固さ。普通の車の感覚で踏んでも、制動力が立ち上がりません。効かせるには、かなり踏力が必要です。FDもS2000もエボIIもRX8も、こんなに固くはありませんでした。オーナにブレーキパッドやオイル交換、メンテ歴等を聞いても、一切分からないとの事...。(^_^.)

 一瞬マスターバッグが死んでるかとも思いましたが、強く踏めば制動力も立上り、一応タイヤロックもするので、今回は良しとします。にしても、これが普通なのか不具合なのかは、少々気になるところ。ちゃんとチェックしとけば良かった。


 さて、コースに到着したら受付を済ませてコースイン♪

 普段は14年落ちの1500ccAT車に乗っているので、3倍近いパワーのある車の感覚と、エコタイヤのグリップ確認も兼ね、オーナ同乗で軽く流します。本当に軽く流すレベルですが、もうこの時点でエコタイヤはクソだという事が分かりました。(^_^.) 正直言って危険すら感じます。エコタイヤはクソ過ぎて、楽しく走れません。終始気を使います。

 燃費稼ぐために転がり抵抗を減らしているはずなので、当初予想では縦グリップがかなり悪い(ブレーキングや加速が辛い)と思っていたのですが、不思議な事にこれは辛うじて赤点レベルです。しかし、横グリップが著しく劣悪で赤点以下っ! 

 もちろん、スポーツ走行を前提としているタイヤで無いのは十分承知してますが、物には限度があります。正直言って、エコタヤがここまで酷い物だとは予想外でした。僅かな燃費を稼ぎ出すため、これ程までにタイヤの基本性能を落とす必要があるとは...。緊急回避が必要な時など、どうするんでしょうね。こんな危険なタイヤを世に出す、メーカの良心を疑います。

 全てを犠牲にしても燃費優先という需要があるから、メーカとしては仕方無いのかも知れませんが、こんなクソタイヤと知らずに金出して買う人が、気の毒でなりません。勝手な憶測ですが、実燃費もそれ程向上しないでしょう。こんなクソタイヤ付けるより、ほんの僅かにアクセルワークに気を使う方が、よほど燃費上がる気がします。

 タイヤがあまりに劣悪なため、オーナが大切にしている車なら、この時点で走行中止していたかも知れません。でも、あと2週間で手放す予定であり、車に対する愛情も今は無いとの事で(^_^.)、万一の時も何とか許されそうな雰囲気。(笑)

 インプでサーキット好き勝手に走れる機会なんて、もう一生無いかも知れませんし、コースはガラ空きですから、迷わず3Hパック走行続行しました。(^^ゞ

 こんなエコタイヤ装着なので、インプ本来の性能とは違う可能性もありますが、個人的なインプの感想を書くと...。


 とにかく良く曲がります。びっくりするほど曲がります。しかもフロントが入るというより、アクセルオンでリアが出る感じで曲がります。四駆は曲がり難いという先入観が強かっただけに、この動きにはとても驚きました。フロントが接地感を保っている限り、まるで自分のウデが数段上がったかの様に曲がります。すごいぞスバルっ! 

 ただし一定の閾値みたいなものがあって、少しでもそれを越えると途端に曲がらなくなります。どんな車でもアンダーを出したらそうなりますが、その差がとても強く感じました。他の車なら、誤魔化して走れる程度のアンダーでも、インプの場合は許してくれません。今までグイグイ曲がっていたのが嘘の様に、ズルズルとドリフトアウトします。もちろん、少し待てば収まりますが。(^_^.)

#あくまでエコタイヤで走った時なので、ポテンザやネオバだとどうなるのかは
#分かりません。

 その閾値以前の状態であれば、フロントは素直に入り、リアが積極的に回りこむ感じで、コーナをクリア出来ます。いままでアンダーの厳しい車ばかり乗っていたので、一瞬オーバ特性かと思う程でした。これは実に新鮮で面白い♪ 上手い人は、荷重移動でフロントの閾値を上げて、更にリアが回り込む領域を上手く使うんでしょうね。インプって、恐ろしく速く走りそうです。

 エンジンも、レッドゾーンの始まる7800rpmまでストレス無くスムーズに回ります。ただし、登りヘアピン進入のブレーキングに失敗して、通常より速度を落としてしまった時、途端にかったるくなりました。その時の回転数は確認してないのですが、ある回転数を境にかなりパワー(トルク)が落ちる気がします。


 ALT周回の状況ですが、最終コーナを立ち上がってストレート全開。冬眠させている私の愛車だと、1コーナ手前まで2速で引っ張るか、早めに3速に入れるか悩むところです。借用RX8の時は、2速で引っ張れました。しかしインプだと、かなり手前で3速に入り、計測ラインまで加速出来ます。パワーはもちろん、かなりローギヤードに設定されたミッションによるところが大きいでしょう。お陰で、インフィールドは2速でパワーバンド外れる事がありません。見事ぢゃ♪

 1コーナに向け、計測ライン辺りでにブレーキングし(エコタイヤなので、この辺でブレーキングしないと危ない)、インに寄っていく時点でリアがブレーク。そのまま豪快なスピンを3回やりました。(^_^.) 

 タイヤがクソなので、横Gが掛かるところは非常にシビアです。油断すると、リアがズパッと出ます。横Gに対する耐性が著しく劣悪で、ちょっとアクセル踏んだりブレーキ踏んで姿勢を作ろうとすると、スパァ~ッとリアが流れ始めます。

 しかも恐ろしい事に、スピンモードに入っても中々止まりません。一体いつ止まるんだって感じ。RE01等の感覚でそろそろ止まるかなと思っても、止まる気配すらありません。(笑) 1コーナでのスピンは、道幅があるので比較的安心感があるのですが、今回はスポンジバリアが本当に気になりました。(^_^.) 

 1コーナ~2コーナは複合となっており、真っ当な現代車のシャシ性能ならこの間でアクセル踏めるのですが、エコタイヤではとても踏めません。せいぜいパーシャルにする程度。この区間は当然横Gが掛かっており、下手に踏んだら即スピンモード入りかアウトに吹っ飛びそうです。ぐっと耐えつつ3速から2速に落として2コーナクリップに着き、ブラインドの3コーナに向けて加速に入ります。

 本来ならば、この時にアクセルをグィっと踏めるとこですが、エコタイヤでそれをやると3コーナを曲がれそうにありません。(^_^.) やや控えめに加速して3コーナ手前でアクセルを抜くと、車がで自然にタックインしてノーズがイン側に向いてくれます。こういうハンドリング、スバルはどうやって実現してるんですかねぇ。実に良い感じ。この車、本当に自分が上手くなった様に錯覚します。まぁ、30年近く前のフルノーマル旧車と比較されても困るとは思いますが...。

 3コーナを抜けて登りヘアピンに入り、アクセル踏むと若干リアが回りこむ感じで曲がってくれます。そのまま下りに入り、左コーナ手前で強めにブレーキ踏めば、軽くリアが出る感じで曲がります。あとは下りを加速し、最終コーナは奥気味にクリップ取りつつ、立上りも極力曲率を緩くして加速。可能な限り早くアクセル全開にしたいのですが、ここは慎重に。エコタイヤと自分のウデを信用出来ないので(笑)、直線立上りの280馬力炸裂タコ踊りは避けたい事の一つです。

 因みにタイムですが、ベストは33秒3位でした。安定するところで33秒4辺り。猛暑+エコタイヤとは言え、インプのタイムとしては遅いっ! 遅過ぎるっ!

 RE01履いた、昭和50年代のフルノーマル旧車以下のタイムです。以前借用して走ったRX-8だと、抑え気味に走っても31秒後半にギリギリ入ったのに、下取り車という気軽さで頑張って走ったインプが1.3秒も遅いとは...。(^_^.)
 
 走行前は、いかにエコタイヤでもインプなら32秒台に入るだろうと思っていただけに、タイヤの重要さを再認識した次第です。当たり前ですが、どんな車もタイヤの性能を超える事は出来ません。

 もちろん、インプ自体は実に素晴らしく、エクセレント&ワンダホーでした。何度も書きますが、本当に自分のウデが上がったのかと錯覚します。しかし、タイヤがクソ過ぎました。ターンインの瞬間ははまだ良いのですが、曲がり始めてからのグリップ力(横Gへの耐性)が著しく劣悪で、ちょっとでも油断するとスピンモードに入りかけます。

 運転の練習と考えればアリかも知れませんが、多少燃費が良いからと言って、エコタイヤはお勧め出来ません。銘柄によって違いはあるのかも知れませんが、私は絶対に買いません。でも、インプは欲しかったのですが(笑)、既にディーラと契約してしまったそうで無理でした。この日は、とても評判の良いスバル系ショップの方が来ており、お会いして話てみたら噂どおりの方だったので、インプ買ったら持ち込もうと思っていただけに、実に残念です...。安いB4落ちてないかなぁ。(笑)

Posted at 2010/08/30 16:17:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット等 | クルマ
2010年08月16日 イイね!

インプレッサWRX

 会社の同僚が車を買い換えるらしく、現在乗っている11年~12年落ちインプレッサWRXを下取り査定してもらったら、12万円との事。そのインプを買おうかどうか思案中...。

 水漏れが原因で、過去にオーバヒート2回起こしていたり、年末に車検なのが気になるが、12万円なら安い買い物だと思う。出来れば即買いたい!

 がしかし、まだまだ仕事状況が不安定であり、本当にいつ会社が廃業するか、あるいは解雇されるか分かったものでは無い状況が続いている。愛車を冬眠させてから、既に半数近くの同僚が去っていった現実を見ているだけに、自分の趣味でおいそれと大きな出費は出来ない。

 もし買ったとしても、果たして維持出来るのか? ヘビーなところが壊れたら、とても修理代が捻出無い。数ヵ月後には車検なので、車両は12万だとしても、若干のメンテ等も含めれば、何だかんだでトータル30万円近くの出費は必要だろう。

 決定までの猶予期間は一週間少々。ウーム...。買うべきか買わざるべきか、それが問題だ。
Posted at 2010/08/16 23:34:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | こんな事ありました | 日記
2010年08月01日 イイね!

ソニカ インタークーラの効果ってあるの?

ソニカ インタークーラの効果ってあるの? ソニカはインタークーラ装着してますが、何処からどう見ても冷えそうに見えません。(^_^.)
 一応導風ダクトはありますが、まともな開口が無いから無意味。百歩譲って、ボンネットの隙間やグリルから風が入るとしましょう。しかし、インタークーラに届く頃には、エンジンの熱気で十二分に温められており、冷却が期待出来るとは思えません。この部分のダイハツ担当者に、小一時間問い詰めてみたいものです。



さて、以前R-Vitを装着しましたが、その理由の一つは吸気温のチェック。つまりインタークーラの効果確認でした。1月に取付け、その状況から夏の吸気温を想定したら約70度。

https://minkara.carview.co.jp/userid/462308/blog/16483823/


 最近はおあつらえ向きに酷暑が続きますし、今こそ脳内シミュレーション確認の時! って事で、久しぶりに家人のソニカに乗ってみました。少し走って吸気温を確認してみると、なんと「71度!」 イカスーッ! 幸か不幸か、ほぼ予想通りの数値が...。因みに外気温をチェックすると34度です。

 とは言え、停車中は冷却風が当たりませんし、インタークーラはエンジンルームの一番熱いところに鎮座しているので、停車時はインターヒータとして機能してる可能性もありそうです。肝心の走行中や如何に?(^_^.)


 結論から言うと、走行中も街中を40Km/h~50Km/hで走る程度では、全然温度が下がりません。信号青で走り始めても中々温度が下がらず、せいぜい68度になる程度。で、また信号で止まると71度に。(^_^.)  

#R-Vitに記録されたピークは83度でした。

 ブログ等で、「熱ダレする」的な記述を見た事がありますが、吸気温上昇によるパワー低下の可能性もあります。普通車では、吸気温1度で1馬力と言われますし...。


 10Km程度の走行ですから、もちろん厳密なテストではありません。他車と比較した訳でも無いですが、それらを差し引いても、ソニカのインタークーラの効果は見た目通りと言えそうです。

 気が向いたら、FRPで開口付きのボンネットでも作ってみようかな。通常走行では、せめて50度台になって欲しいもんです。


P.S

 その後最高温度は、86度を記録しました。もちろん、家人が普通に乗ってる状態で。(^_^.)
ソニカ最大の欠点は、インタークーラへの導風開口が無い事だと思います。



★写真解説

 真正面からみたインタークーラー導風ダクト。でも、ボンネット閉めたら冷えないぢゃん。
Posted at 2010/08/01 22:21:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ソニカ | クルマ

プロフィール

 昭和50年代の車を、長年に渡り大切に乗り続けて来ましたが、諸般の事情で車検継続を一時中断し、08年10月から冬眠中させてます。  一時期車検1年半付きコ...
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