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M.D A太郎のブログ一覧

2015年12月29日 イイね!

ちと悔しいので、真剣にログ解析してみました。(スパ西浦)

ちと悔しいので、真剣にログ解析してみました。(スパ西浦) 寒さも厳しくなりつつあり、絶好の走行シーズンになってきました。という事で、自分基準ではちと早かったのですが、12月20日にタイヤをフェデラル595RS-Rから、595RS-RRに交換して準備万端♪

 26日はオートランド作手(31.773)、27日はモーターランド鈴鹿(初走行:50.059)、本日はスパ西浦を走ってみました。

 本当は595RS-RRのインプレや、モーターランド鈴鹿の初走行、ABS誤動作後の1コーナブレーキングにおけるビビリミッタの影響(ログチェックすると馬鹿に出来ません)等々、ネタにしたい事は多々あるのですが、アルテッツァなら普通に1分3秒台が出ると聞いたスパ西浦で、1分4秒台から抜け出せない自分の不甲斐なさが実に悔しいっ!

 ひたすら練習すれば、こんな私でも何とかなるかも知れませんが、あそこはお値段高いので(笑)、そうそう気軽に走れません。

 どうしたものかと思いながらログを確認してみると、タイムがそこそこ正確に(誤差0.1秒以下)出ていたので、完全自己流ですがマヂメに解析してみました。

 比較対象ですが、スパ西浦は計3回走っており、毎回ベスト更新しています。季節やタイヤが違うので一概には言えませんが、ライトユーザ故に走りが安定せず、まだまだ発展途上という事でしょう。

 ならば、過去ログと比較するより、当日ログのベスト1、2、3辺りを比較して、それぞれ良いとこ悪いところをチェックすれば、対策も立てれるはず?

 と言う事で本日ベストは、

B1:01'04'558 (ロガー上は01'04'557)誤差-0.001秒
B2:01'04'565 (ロガー上は01'04'559)誤差-0.006秒
B3:01'04'591 (ロガー上は01'04'621)誤差+0.03秒

でした。

 ログ解析で常に問題となるのは、その精度です。精度の低いデータで解析しても、それは意味を持ちません。0.1秒の話をする時に、0.2秒の誤差があったら問題です。(笑)
※もちろん、それでも参考になる部分は沢山ありますが。

 
 今回の実タイムとロガーの誤差は最大でも0.03秒。1と2に至っては0.01秒以下です。1~3の実タイムもそろっており、その差0.033秒。ロガー上でも差は0.064秒ですから、かなり高精度にロギングされていると考えて良いでしょう。ここまでの精度があれば、きっと各セクタータイムを比較すると答えが見つかるはず?


 以下解析は、全てログデータの数値で行います。


●Sct1

 直線部分です。





B1:9.511(青)
B2:9.513(赤)
B3:9.359(黒)

 おぉっ! みよっ! B3は最も遅いタイム(それでもベストから0.033秒落ち)にも関わらず、Sct1では0.152秒も速いというこの事実をっ!

 Sect1はただの直線なので、差が出るとしたら直線速度しか考えられません。そこで最高速を見ると...

B1:9.511(145.0Km/h)
B2:9.513(145.3Km/h)
B3:9.359(147.4Km/h)


 おぉっ! みよっ! (って、もういい?(笑))

 予想通り、タイム最速のB3が2.4km/h速いです。因みにB1がB2よりわずかに遅いのは、ストレートで1台パスする際、相手が私のライン上だったので、少し避けたためと思われます。

 まず直線については、当たり前ですが、速度が大切と分かりました。が、安心して下さい。これだけぢゃありません。

 ブレーキ開始位置にも注目してみましょう。

 直線速度は最終コーナ立ち上がりで決まるのは常識ですが、もう一つの要素がブレーキポイント...。
 
 ブレーキングポイントが遅ければ遅いほど、速度が上がるのは自明の理です。ここでは直線速度の速いB3とB2を比較していますが、ブレーキングポイントが違うのは一目瞭然。つまり、B3の0.152秒の大半は、ブレーキングで稼いでいる様子...。

 さて、タイムを縮める時の最後の手段(下策とも言う)が、ブレーキングを頑張る事です。が、職業ドライバが相手とのバトルで止む無く行う場合は別として、ソロでタイム削る場合は、ハイリスクローリターンの典型です。半ば禁じ手と言っても良いでしょう。

 適正なブレーキングポイントから無理をしても、リスクが二乗で増える感じで、ほとんど効果ありません。もし効果が出たら、それは適正なブレーキングポイントより余裕がある証拠です。

 ではこの時、私はブレーキングを頑張ったのか? 答えはノーです。実はABS誤動作によるYZ最終コースアウト事件以来、ブレーキ(ABS)が今一つ信用出来ないのです。(^_^;)

 そんな心理状況でブレーキングを頑張れるはずも無く、あれ以来常に誤動作の兆候を気にしながら、かなり余裕を持って踏んでいます。ましてや県内最速となる西浦ストレートは、相当手前から緩めに踏んでいます。西浦初走行時のログと比較しても、それは笑えるほど明らかでした...。(^_^;) はい、もういつもビビリミッタ全開状態なんです。

 なので、B3のブレーキポイントはB1、B2より少し奥ですが、実はかなり余裕があるのです。YZのトラウマがあるので、安定して追い込めていないだけです...。これはもう、仕方ありません。

 職業ドライバでもタイムアタッカーでもないので、コンマ数秒稼ぐために全損(半損でも)の覚悟は出来ないヘタレなのです。(^_^;)
 


●Sct2

続いて1コーナから3コーナ立ち上がりです。





 ここはB1が最速で、順当な結果です。

 で終わっては面白く無いので、何かネタを探してみると...。トップとボトムの速度差が結構ありました。


B1:9.748(T:96.8km/h B:65.1km/h)
B2:9.753(T:97.2km/h B:68.1km/h)
B3:9.790(T:96.4km/h B:67.0km/h)


 B1とB2の差は0.005秒しかありませんが、トップは0.4Km/h、ボトムに至っては3km/hもB2の方が速いという結果。

 そこでB1(青)とB2(赤)のラインを比較してみると...


















B1はクリップをやや奥に取り、B2は普通にクリップ通過してます。2コーナまではB2の方が速いのですが、3コーナでぴったり並び、通過速度も同じでした。つまり、ここのラインはあまりこだわる必要無さそうです。



※B1とB2のライン比較

 3コーナは西浦最大の鬼門ですし、無理すると廃車コースまっしぐらの予感がするので、こだわるならトップやボトムより、無理せず3コーナ脱出速度に的を絞るのが良さそう。



●Sct3

 3コーナ立ち上がりから、第一ヘアピン入り口までです。



※途中に立体交差があるため、一部データに乱れがあります。


B1:17.204(T:122.4km/h B:64.0km/h)
B2:16.993(T:127.9km/h B:67.2km/h)-0.211秒
B3:17.264(T:118.3km/h B:62.4km/h)


 全セクター中、ここが最も大きな差が出ています。B2がダントツに速くて、0.2秒以上の差! これは事件です。(笑)

 この区間の最高速はS字進入手前なので、3コーナ立上りが極めて重要という事です。B2とB3のトップを比較すると、その差は9.6km/h! こりゃもう勝負になりません。

 冷静に考えると、到達速度が127km/hにも達するって事は、県内の他コースストレートと変わりありません。つまり3コーナは、最終コーナと考えて対応するのが肝の様です。


 がしかし気になる事が1つ...。

 B1とB3のタイム差は0.06秒しか無いのに、速度差は4.1km/hもあります。9.6km/hで0.211秒も差が付くなら、4.1km/hも違えば0.1秒近い差が必要ですが、意外に少ない...。

 その秘密は距離にありました。走行距離を比較すると、

B1:17.204(T:122.4km/h B:64.0km/h):434.2m
B2:16.993(T:127.9km/h B:67.2km/h):431.8m
B3:17.264(T:118.3km/h B:62.4km/h):428.0m

 となり、B1はB3に対して6.2mも余計に走っているのです。これで速度差が埋め合わされているのでしょう。ラップタイムを縮めるには、高い速度と短い距離の2つが必要ですが、両立は不可能なので一番バランスの良いところがいわゆる「ベストライン」になるのでしょう。


 参考までに、全ラップのSct3のタイムをチェックしてみましたが、16秒台に入っているのはB2のみでした。他は1回だけ17.1があり、残りは大体17.2前後...。

 西浦攻略の、最重要ポイントを発見したかも?


●Sct4

 第一ヘアピンの進入から第二ヘアピンの進入までです。





B1:8.034(T:89.6km/h B:49.8km/h):148.6m
B2:8.205(T:89.0km/h B:50.7km/h):152.4m
B3:8.208(T:88.8km/h B:49.8km/h):149.0m

 ここは順当にB1がブッチギリですが、トップやボトムは大差ありません。距離も、B1とB3では大差ないですが、タイムは約0.17秒の違いがあります...。このタイム差も馬鹿に出来ません。常にB1のSctタイムが出せるなら、かなりのアドバンテージとなるはず。

 速度や距離では分からないんので、加速タイミングに注目してみると、B1が一番速く開始しています。つまり、ここはセオリー通り少しでも早く曲げて、少しでも早く加速に移るのが吉の様です。


●Sct5

 第二ヘアピン進入から最終コーナ手前までです。





B1:11.090(T:90.0km/h B:49.8km/h):221.3m
B2:11.184(T:89.0km/h B:53.1km/h):224.7m
B3:11.159(T:90.3km/h B:49.8km/h):226.3m

 これまた順当に、B1が0.1秒以上速い様です。ボトムはB2が圧倒的に速いのですが、距離とトップが効いているのでしょう。因みにトップは最終手前のコーナ区間で出ています。

 正直言ってよく分かりませんが、ここは最終手前のコーナリング速度をどこまで上げれるかが勝負って事かな? 



●Sct6

 最終コーナ手前の進入から、、ストレート入り口までです。





B1:8.969(T:102.4km/h B:48.3km/h):177.0m
B2:8.910(T:102.7km/h B:48.1km/h):172.4m
B3:8.841(T:102.4km/h B:48.3km/h):172.53m(-0.128)

 まず気付くのは、タイムやトップ/ボトム速度がほぼ同じ事。B1とB3に至ってはまったく同じにも関わらず、タイムはB3の方が0.128秒も速い...。違いを見ると、B1はB3に対して5m近く余計に走っています。5mと言えば一車身以上ありますから、馬鹿に出来ません。

 ロガーでを見ると、B3(黒)のラインがより小回りしている事が一目瞭然。減速Gも弱く、横Gも早い段階で抜け始めています。

 要約すると、小回りして距離を稼いでもボトム速度が同じであり、より早くノーズが出口に向かっているのですから、遅いはずがありません。

 あと気を付けなければいけないのは、県内最長ストレートに繋がる大事な助走区間って事。ここの脱出速度が、長大なストレート速度にそのまま効いてくるのです。とにかく立上りは、1にも2にも加速優先で間違い無いでしょう。


 
 以上、ログのロの字も分かっていませんが、必要に駆られて自分なりにマヂメに考察してみました。

 結果的に分かったのは、ログ解析の難しさと自分の運転の未熟さ...。データが一体何を語りかけているのか、まだ全然分かりません。また、タイムがほぼ同じでも、ラインが結構ばらばらだったりします。今は走行毎に色々ラインを試している状況なので、それは当然と言えば当然なのですが、明らかに大きくラインが違うのは、コースをまったく見切れていない証拠な訳で...。orz


 自分の腕にはまったく期待出来ないので、今回は密かにタイヤによるタイムアップを大きく期待していました。

 その貢献度ですが、御フェデラル様によると595RS-Rに対して595RS-RRは、LAPタイム1.5%短縮との事。595RS-Rの交換前日に西浦走った際のタイムが1分4秒919ですから、理論想定タイムは1分3秒945となり、タイヤ交換だけで3秒台入り達成のはず♪

 しかし現実は厳しく、595RS-RRほぼ新品(走行2回目)で走った今回のタイムが1分4秒558ですから、短縮率は0.55%...。御フェデラル様、あと1%は一体どこへ~? (T_T)
 
 まぁ、ここは自分の圧倒的な腕不足を素直に受け入れ、0.6秒の忘れ物はABSのトラウマを克服してから、再挑戦するしかなさそうです。

 にしても、MLSでも外周エンドでもABS誤動作は一瞬顔を出したので、果たしてABSトラウマは克服出来るだろうか...? 

Posted at 2015/12/29 21:51:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット等 | クルマ
2015年12月24日 イイね!

今年もアッガイツリー飾りました♪

今年もアッガイツリー飾りました♪ クリスチャンではありませんが、年中行の一環としてクリスマスは何故かツリー飾ってケーキ食います。世界中の国が宗教に対してこの位の柔軟性?があれば、不幸な衝突も起きないだろうに...。

 ちょくちょく参拝するお寺はありますし、神社仏閣に寄る事があれば手を合わせて拝みます。神仏に対する畏敬の念は持っていますが、特定の宗教対する信仰というのはありません。神道も仏教も、ごっちゃまぜ。(^_^;)


 でも、敬う気持ちさえあれば、きっと神様はそんな細かい事で怒らないと思ってます。多分...。 


 当然サンタクロースのご来訪は大歓迎なのですが、私のところに最後に来てくれたのは、もう半世紀近くも前の事。我が家の子供達にも、サンタクロースが来なくなってずいぶん経ちます。いずれ親になった時、私と同じような事を想うのだろうか...。


 とにもかくにも、今年もツリー飾ってます。もちろんアッガイ付き♪

 アッガイはラヴリーでキュートでいいですね! ほんと和みます。


 メリークリスマス!




我が家に居候するアッガイ達を隠し撮り?した、「アッガイ達のクリスマス」

Posted at 2015/12/24 20:57:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 何気ない日常 | 日記
2015年12月21日 イイね!

フェデラル595RS-R天寿全う

フェデラル595RS-R天寿全う 本日、フェデラル595RS-Rから、595RS-RRにタイヤ交換しました。前回交換は9月21日で158851kmだったので、期間は丁度3ヶ月、走行距離はほぼ5500kmとなります。という事で、覚書を兼ねて595RS-Rの個人的感想でも...。

 この間走ったコースとタイムは、

ALT:7回 ベスト:31.892
MLM:1回 ベスト:50.896
美浜:1回 ベスト:48.910
YZ:2回  ベスト:41.936
スパ西浦:2回 ベスト:1.04.919

でした。いずれもこれが自己ベストとなっています。タイムについては、7月に新調した車高調の効果が極めて絶大ですが、595RS-Rも悪くありません。しかも、スパ西浦と美浜の自己ベストは、昨日と一昨日に出ました。(笑) 

 交換前日の状態でもベスト更新出来てしまうという、ある意味お得?なタイヤです。(笑) 車高調の功績が大きいとは言え、タイヤがダメならタイムは出ません。写真の状態は美浜走行時のものです。
今回はタイヤ交換日程の関係で、少し早めの交換となってしまいましたが、あと2回程度は走れそう。

 因みに、途中で裏組み1回、ローテは何回もやりました。何しろFキャンバがそれ程付かないので、595RS-Rに限らずタイヤ外側があっという間に減るのです。(^_^;) 

 ローテで問題になるのが回転方向。タイヤはただのゴムの塊では無く、高度な技術で設計された工業製品ですから、指定以外の使い方はいけません。性能が保証出来ないからです。

 とは言え、一般に右回りのコースは左タイヤ外側が減りますから、定期的に左右ローテはしたいところ。で、私はやっちゃいますが(笑)、まったくお勧め出来ません。なお、私程度のウデならタイムにそれほど影響無さそうです。あと、もし国際コース等速度が上がるところを走る場合は、例え適当でいい加減な私でも、絶対やりません。(^_^;) 長期間の使用もやめた方が無難でしょう。

 お値段としては、ナンカンNS-2RとディレッツァZII★の中間より、少し安い感じです。それでいてグリップはZII★に迫るものがありますから、グリップ力という観点で見たお得度は高いかと。

 ロードノイズ等のコンフォート性能も、私の基準では十分に合格点。

 
 ただし、1点気になる事があります。それはタイムが安定しない事。日によってグリップする時としない時があるのです。

 具体的には、何故かリアがナーバスな動きとなり、走り難くなるのです。タイムも、ALTで31秒台に入った翌週に、何故か32.7秒程度しか出ないという事もありました。

 ローテ方向無視して、タイヤの減りを見ながら適当に入れ替えているのも要因の1つだと思いますが(笑)、それで問題無く走れる時もあるので、決定的要因では無さそう...。

 昨日の美浜でもリアがややナーバスだったので、左側だけ前後入れ替えたら、かなりマシになりました。

 回転方向の問題かなと思いつつも、理由はまだ謎です。(^_^;)

 
Posted at 2015/12/21 00:53:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 各種インプレッション | クルマ
2015年12月14日 イイね!

遠すぎた美浜...。(ガススタ少な過ぎ?)

 昨日は天候不純でABSキャンセルテストが十分出来ず、本日も朝から雨で諦めていたのですが、昼前頃から陽が出てきたので、突如思い立って美浜に行ってきました。お値段高いですが、他が軒並み貸切なので、仕方ありません。

 さて、燃料は昨日作手走っているので半分以下。サーキット走行すると4Km/L程の燃費なので、ちと補給が必要です。いつものスタンドは美浜と逆方向なので、まぁ現地周辺のスタンドで入れればいいかと、とりあえず出撃。これがまずかった...。(^_^;)

 何と、衣浦トンネル抜けてから先、美浜に到着するまでスタンドありませんでした。既に廃業していたり、日曜休業だったり...。唯一開いていたモービルに入ってハイオク頼んだら、「今タンクのポンプが故障していて、ハイオク給油不可です。」との返事が...。

 えっ、マヂっ? つか、そんな事起きるんだ? まさか自分の人生で、スタンド開いてるのに燃料補給が出来ないというイベントがあるとは思いもしませんでした。(笑)

 これはきっと、神様が今日は走るなと言っているに違いありません。そう信じる事にして、本日の走行は中止。

 実はもう一つ、J●のSSはあったのですが、ここは何となくパス。いや、別にJ●が悪いという訳では無いのですが、やっぱECUの関係で点火時期等詰めてますし、ある程度素性の分かる燃料の方が安心かなと。因みに普段はENEOS一択です。●Aって、一体どこのローリが入ってるんでしょうね。

 
 一応美浜には行ったのですが、県内や近場のサーキットが貸切のせいか、結構混雑してます。そのまま帰るのも何なので、来週のもろまえに備えてタイヤローテしました。昨日は前後ローテしたので、今日は左右でローテです。あ、本来はローテ方向があるので、回転方向を逆にするのはお勧め出来ません。

 作業が終わってコース見に行くと、黒いアルテッツァが走ってました。先ほどブログで知ったのですが、偶然にもマイミクさんが走られていた様子。

 ABSキャンセルテストを走行会(もろまえ)でやるのは気が引けるので、当分先になりそうです。因みに昨日ALTで試した時は、0.3秒~0.4秒落ちでした。フロントのイン側がロックし易い印象で、前後バランスはあまり気にならなかったのです。

 しかし、ALTは比較的ブレーキに優しいので、1コーナでフルブレーキングするような所だとまた変わってくるかも知れません。
Posted at 2015/12/14 00:32:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | こんな事ありました | 日記
2015年12月10日 イイね!

ABS考(鉄板ブレーキとか、ABSが効かないとか...)

 私は長い間ABS無し車に乗っていたので、ABS装着車でサーキット走るのはアオテッツァ君が初めてです。(笑) つまりABS歴は2年半の初心者...。(^_^;)

※以前足代わりに乗ってたルキノもABS付いてましたが、サーキットも峠も走っておらず、ABSは動作テスト以外で作動した事ありません。


 ABS装着車でサーキット走って感動したのは、その絶大な安心感♪ 何があってもブレーキがロックしないというのは、実に素晴らしい事です。

 がしかし、そのABSが最近信用出来なくなってきました。過去に何度か、ブレーキペダルが異常に固くなり、踏めなくなった事があるのです...。

 しかし、ABSは安全に直結する装備ですから、メーカが巨額の開発費と時間を掛け、考え得る限り完璧な動作が保障されているはず。ど素人の私如きが感じる様な不具合など、あるはずがありません。
 
 ですから、何かの偶然か気のせいと思う様にしてました。それがあるブログを見て以来、どうも疑心暗鬼に駆られています。どうやら私が経験した事は、巷で「鉄板ブレーキ」と言われる症状と酷似している事に気付いてしまったのです...。

 私が経験した鉄板ブレーキは、スピンした際にちょくちょく発生しました。あと、少しペダルに抵抗を感じたり、効きが悪い(踏み込めない)という事は、美浜のバックストレートエンドや、モータランド三河の1コーナ手前、YZの最終等でも発生した事があります。

 思い当たる共通項は、ギャップ?や路面つなぎ目等でブレーキング中に若干姿勢が乱れた(暴れた)際に比較的発生し易い事。

 実際、美浜バックストレートエンドはコースレイアウトや路面うねりのせいか、比較的リアが動いて車体姿勢が不安定になり易いですし、YZ最終もギャップ(路面繋ぎ目)があって、ラインによってはわずかに跳ね気味になります。
 
 そんな事もあって、ABSを少し調べてみると、私の持っていた幻想は見事に打ち砕かれました。そうか、これがイマジンブレーカか。(笑) ABSとは無縁な車に長年乗り続けていたので、ABSに対して如何に不勉強だったのかを痛感します。


 もちろん、ABSの設計された年代やメーカによって性能は違うでしょうし、アルテッツァは前期が普通のABS、後期はスポーツABSとなっており、それだけでも大きな違いです。という事で私の誤解を大雑把にまとめてみると。


●誤解その1

 ABSは制動距離短縮では無く、制動中のステアリング操作確保が主目的。

 実は私、ABSは舗装路ならば最短距離制動&ステアリング操作確保の両方が同時に達成されているものだとばかり思ってました。(^_^;) どうやらABS作動中は、制動距離が若干伸びる傾向にある様です。考えてみれば、当たり前なんですが...。


●誤解その2

 ABSはタイヤロック前から介入しているらしい。


 今までABSは、タイヤロック(車輪速ゼロ)を検知して油圧リリースしていると思ったのですが、実際には四輪の車輪速差を色々演算して、ロック前から作動させている様です。制御ソフトの作りでも変わってくるのでしょうが、メーカはタイム削るより安全性を100%優先させるはずなので、早めにABSを作動させても不思議ではありません。

 スポーツABSとか言われるものは、その介入をより遅らせるタイプの様です。嗚呼、後期型が羨ましすぎる!


●誤解その3

 ABSの誤作動は起こり得る。というか起きている。(過信禁物!)


 ネットを少し検索しただけでも、いくつも鉄板ブレーキの事例が出て来ました。Z34はかなり有名な様ですし、私自身もYZの最終コーナでABSが作動せず、つい先日人生初のコースアウトを経験しました。ログ見ると、ブレーキ踏んだ瞬間の減速Gが通常の場合とは全然違っており、減速Gも半分程です。車両の動きも、ブレーキロックそのものでした。(長年ABS無しでサーキット走ってるので、その動きはさすがに分かります(笑))。

 そう、ABS装着車でもサーキットではロックする事があるのです。

 ぢゃ、何故ロックした時にブレーキリリースしなかったか?

 いや、色々考えたんですよ。まず、ブレーキがロックしたのはすぐ分かりました。あの、背中がぞわっとする感覚です。とっさに思ったのは、ブレーキ離すかどうか。比較的コース幅があるので、つる~と滑りつつも少しずつ車速落ちてます。何とかコース端でぎりぎり止まりそうな感じでした。

 あとABS装着車両は、緊急時はブレーキ踏みっぱなしにするのが原則のはず。何故かブレーキッロックしてる感触だけど、ABS付いてるはずだし、でも方向変わらんし、でもABS付いてるはずだし、でもロックしてるとしか思えないし、まぁ何とか止まれそうだし...。

 なんて思っていたら、コース端で突然車が加速しました。いや、この状態で加速するはずは無いんですが、体感的には加速したのです。

 お陰で、やっとYZのベストを更新して41秒台に入ったと思ったら、人生初のコースアウトを喫しました。orz

 後で現場検証(笑)して、加速した原因も判明。



 

 コース端にある砂やゴミに乗って滑ってしまい、減速Gが一気に下がったため、加速した様に錯覚したみたいです。これさえ無ければ止まれたのに~。(T_T)

 にしても、見事なブラックマーク! ABSがまったく仕事してませんなぁ。(^_^;) もし1kHz位でロックとリリースを繰り返す超絶高性能ABSがあれば、こんな感じになるかも知れませんが。(笑)

 という事で、一応ログ解析みたいな事を...。





 厳密な測定器ではないので、どこまで正確かは分かりませんが、ある程度体感に一致した結果が出ています。アオテッツァ君の減速Gは最大1G程度なので、一瞬1.4Gの減速が出ているのかは謎ですが、実はコーナだと丁度その程度の横Gが出ます。

 という事は、やはり通常のブレーキングだとABSが早め働いて、最大減速Gを出していないのかも知れません。しかしこの時はABSが働いていないため、一瞬だけでも最大減速Gが出たと考えれば、辻褄が合います。
 
 因みに、同じ場所での通常走行時のログはこんな感じ




 にしても、鉄板ブレーキを恐れていたのに、まさかロックが発生するとは、この海のリハクの目をもってしても見抜けなんだ...。

 余談ですが、グランツーリスモが凄いと思うのは、ドアンダーが起きた瞬間、実車と同じ様に背中がぞわっとする事です。それだけ、挙動がリアルなんでしょうね。


 という事で、今真剣にABSに対してどう対処しようか悩んでます...。


 手段は2つ、1つはABSキャンセル。もう一つは、リスク覚悟でABSを使用する。

 リスクのあるABSは使いたく無いですし、以前サーキット走ってた車にはABSなぞありませんでした。ですから、ABSが無い事自体はそれ程問題ではありません。ネット調べてみると、ABS誤作動でのクラッシュ事例が結構あります。

 しかし、ABSキャンセル時の最大の問題は、前後ブレーキバランス...。

 プロポーショニングバルブが付いていれば良いのですが、アルテッツァの整備解説書見ても、それらしき記述はありません。とするとEBDか...。orz

 つまり、ABSキャンセルすると前後ブレーキバランスが狂って、恐らく制動時にリア側が効き過ぎて不安定になるおそれがあります。実は昔、プロポーショニングバルブの故障した車に乗った事あるのですが、とても走れたものではありません。まぁABS装着車なので、ABS故障時でも走行可能な程度には躾けられているはずですけど、スポーツ走行となると話は変わってくるでしょう。

 そこでちと調べてみたら、カップカー用にTRDからABS取り外し用のプロポーショニングバルブが出てた様です。って事は、やっぱABSはスポーツ走行に不向き(減速Gが制限されて制動距離が伸び、しかも誤動作の恐れあり)って事か。(^_^;)

 しかし今となっては入手不可ですし、ファミリーカーですから一般道ではABSあった方がいいでしょう。保険料率の問題もあります。(笑)
 
 
 では、ABSのリスクを抱えたままサーキット走るか?

 それも、YZでの経験があるのでかなり怖いです。とりあえず一度ABSキャンセルで走ってみて感触を確認してみるか...。

 嗚呼、実に悩ましい問題だ。(^_^;)

 なお、コースアウトしたのは事実ですが、アオテッツァ君は無事です♪ さすがにバンパ左側は小傷だらけになりましたが、板金の必要な被害はありませんでした。ホントに運が良かったです。

 土を落としてコースインしたら、自己ベストと同じタイム(41.936)が出ました。(笑)

 今月下旬にはタイヤ交換予定なので、下回りを念入りにチェックしてもらう予定です。その後は念のためアライメント調整かな。


Posted at 2015/12/12 00:29:30 | コメント(5) | トラックバック(0) | 考察 | 日記

プロフィール

 昭和50年代の車を、長年に渡り大切に乗り続けて来ましたが、諸般の事情で車検継続を一時中断し、08年10月から冬眠中させてます。  一時期車検1年半付きコ...
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