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HPIさんが主催の5時間耐久レースに急遽参加してきました。

お世話になっているショップの常連さんと店員さんで6人でチームを組、車はAE101とAE86のショップの方で用意頂きました。

事前の打合せで101メインで走り給油やメンテナンスの時に86で繋ぐ作戦になりました。
レース前日は皆さん自発的にショップに集まり、洗車したり買い出しに行ったり、役割分担が自然に決まり、とても良い雰囲気で準備が進んでいきました。

レース当日。
準備は順調に進み、慣熟走行の時間に。
初めて走る袖ヶ浦FRWで、初めて乗る101。
走り初めていきなり絶望。
この101どう扱えばいいか解らない。
レースどころではない
結局良く解らないまま走行終了。
ただ、ポンテンシャルの高さは何となく感じたので、次の予選で慣れなければなんて思っている所に問題発生。

練習走行で主力の101が故障し走行不能に！
残るは86一台のみ

86一台で5時間耐えられるのだろうか？
チーム全体がそんな雰囲気になったが、目標は完走！

急遽皆で86を交代で乗り、限られた練習時間を使いきります
ある程度決めていた作戦も組建て直します

そしてついにレース開始
第一走者はショップの社長様
スタートの混雑を抜け、周回タイムが±1秒の誤差と言う安定した走行で車を温存し次へ繋げます。

第二走者はS様
スピンした車両にも動じず安定した走行で周回を重ねます。

第三走者はM様
交代のタイミングで給油
一度ピットを離れ給油場で携行缶で給油してレースに戻ります。

第四走者はW様
猫に噛まれ、レーシンググローブの装着もギリギリになるまで腫れた手で、重ステの86を巧みに操りますが手が限界で予定より早めの交代

残り2時間を残り二人で走ります

第五走者は私
初めてのレースは難しい
直線で抜く程のパワー差も無いので速い車を使いなかオーバーテイクのタイミングを狙うが上手く行かず
だんだんFRの挙動が解ってきたときに、やり過ぎてしまう悪い癖が出てしまった。
9コーナーの立ち上がりでアクセルを開けるタイミングが早すぎてオーバー
カウンターを当てるも、お釣りを貰い、さらに逆方向にポイント還元されタコ躍り
もう少し粘れそうだったが後続車もいたので大人しくスピン。
コースに復帰し、周回を重ねていると最終コーナー立ち上がりでアクセル全開にしたとたん、マフラーからボンッと爆発音と共にエンジン停止。
そのまま惰性で走っているとコントロールタワー横に社長がいたのでそちらに退避。すかさず押して頂きコース外に出れました。
エンジンブローかと思い、一時はリタイヤかと思われたが、デスビとイグニッションコイルを繋ぐケーブルが抜けているのを発見。繋いだらエンジン始動し復活です。
ですが、この時すでにフロントタイヤは終了
なかなか思うように走れず

第六走者は店員のK様
現役FR乗りは流石です。
あのタイヤでは信じられないラップタイムを叩きだします。
速い車の譲り方とかカッコ良すぎです。

結果はクラス最下位
総合22チーム中21位

結果は残念であったが、完走出来たことは本当に良かった。86一台で給油までして5時間走り抜いたことを考える、ベストを尽くせたのではないかと思います。

夜遅くまで車両の準備をして頂いたショップ様
一緒に走って頂いたチームの皆様
最後まで走ってくれたAE86
ありがとうございました。