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イイね!
2021年05月16日

GR Yaris RZ High-Performance & RS試乗を通して、自分のドライビングスキルを見つめなおす。なんてな(爆)

幸田サーキットでの「GRヤリス サーキットチャレンジ」というイベントで「4WD×ハイパワーターボ」のRZと、「FF×自然吸気CVT」のRSに試乗することが出来ました。

インプレなんていう大層なものではありませんが、素人がサーキットで走らせてみて感じたことを備忘録的にまとめてみます。(プロのモータージャーナリストさんやレーシングドライバーさんのYouTube動画がいっぱいアップされていますので、信頼できる情報はそちらをどうぞ♪)

◆ここが凄い!
 ・ボディ剛性の高さ
 ・ステアリング操舵感の「よどみ」の無さ(ケイマンGTS4.0みたい)
 ・ロールのリニアさ(ロール量が多くてもロール速度がとても適切)
 ・CVTの制御(Dレンジ+PWRモードで十分スポーツ走行可能)

◆ちょっと惜しい!
 ・ブレーキング時のリアスタビリティ(幸田1コーナーやブーメラン進入)
 ・RSのシート表皮(RZと形状同一なのに滑りやすい表皮で台無し)
 
◆良し悪しというより「ドライバー(自分)の問題」
 ・「四駆の走らせ方」がわかっていなかった

一概に「四駆」という括り方は乱暴で、ランエボのようなAYCがついたモデルと、WRXのようなDCCDシステムでは走らせ方が異なるように、GRヤリスのシステムもその構造や理論を十分理解した上で走らせる必要があります。ところが、今までスポーツ四駆を所有してサーキット走行した経験がなかったため、適切な乗り方がまったくつかめませんでした。一応ベスモ育ちなので、例えばランエボなら中谷さんが「アクセルONでアンダー出ると思っても踏むんですよ、そうすればAYCが効いて曲がります」というのがセオリーだったり(ガンさんは頑なに「そんな乗り方は・・・」みたいに拒否ってましたがw)、頭でっかちな知識はありましたが、GRヤリスはあるタイミングでアクセルを入れると曲がったり曲がらなかったりで頭が混乱したまま所定の時間が終わってしまいました。先日アップした動画の最後のAコーナーで「アンダー・アンダー・どアンダー」(ど根性ガエルかよ)になったのは、それまでのラップよりちょっと早めにアクセルを入れたらまったく曲がらなかった事例です。フロントが少し逃げてもトルセンLSDが入っているリアのトラクションで旋回してくれると思ったら、なんのことはなくプッシュアンダーが出てジ・エンドでした。でも、これはGRヤリスの問題ではなくて、ちゃんとメカニズムを理解して、正しい走らせ方を学んで、その知識をドライビングに反映させるというプロセスを経ればちゃんとタイムが出るはずであることは、谷口選手やほかのチャレンジ参加者が証明してくれています。

こういうホットハッチ4WDは、ロータスやポルシェ、ロードスターなどの「ピュアスポーツ」とは異質のドライビング理論とスキルが要求されます。それに挑戦し、乗りこなす。それって知的だし、自分の「引き出し」を増やすことになります。もちろん「自分は●●がサイコー、これしかないぜ!」というクルマ選びも情熱的でいいなと思いますが、ライトウエイトスポーツと違う「味」だからといって毛嫌いするのは本当にもったいなくて、「何に乗っても上手で速い」という人に、ワタシはなりたい。そんなふうに思っています。そうそう、谷口選手とか大井さんみたいなドライバーになるのが目標です(相当遠いけどw)。

FFだったらステアリングフィールを通してフロントタイヤと相談しながら舵角とスロットル量を調整すればOK。後輪駆動だったらお尻のセンサーでリアタイヤの状態を感じ取りながらスロットル操作すればコントロール下に置ける。でも、GRヤリスの四駆システムだとフロントとリア両方のキャパを感じながらトルクの出し入れをしないといけないというのがわかりました。四駆は四駆なりの難しさがある、そういう「当たり前のこと」が改めてよくわかりました。そういう意味で、非常に良い経験になりました。今度GRヤリスサーキットチャレンジするときには絶対に49秒台に入れるべく、これから脳内シミュレーションしておきます(^^♪
ブログ一覧 | 試乗 | 日記
Posted at 2021/05/16 19:53:00

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この記事へのコメント

2021年5月17日 0:01
4WDと言えば、まだ初期も初期、ギャランVR4がラリー界を席巻し始めたころ……そのラリー界の底辺にちょっとだけ居たことがあるんです。
その時に国内TOPドライバーたちの中でも一番議論が分かれてたのが『4WDはフロントLSDがあった方が速いのか、無い方が速いのか』だったんですよ。
いまなら『あり一択』なんですが、当時のTOPドライバーですら意見が分かれるほどでして、事実、どっちの方もは変わらず速かった。
ABSだって出た当時は『無い方が速い』なんてのが通説でしたしね。それが今では『レースですらあった方が速いに決まってる』ですから。

結局、車の進歩(電子制御)は速くて確実ですから、よほどの腕がない限り、車にドライビングを合わせる方が確実に安全で速いんですよね。
だから車の構造、制御方法の勉強は常にしてないと……(^◇^;)

僕のFK8も『LEVマッチシステム』が搭載されて、ヒール&トゥーは不要なんですが、一部の人はわざわざ設定でOFFにして走ってますが、サーキットでもONしてシステムに任せた方が楽ですし、アクセルを合わせるのがとっても上手で速いです。
コメントへの返答
2021年5月17日 22:39
FK8鈴鹿アタッカーさん、返信遅くなってすみません!m(_ _)m

おおーっ、ギャランVR-4とは懐かしいですね! その頃からラリーをやっておられたとはスゴいです。

四駆のフロントLSD有無が議論になってたなんて、隔世の感がありますね。ABSをはじめとした電子デバイス類も、技術というかハード・ソフト両面での制御の緻密さが向上したことで、コンペティションで使えるようになってきました。新しいメカニズムを理解し、うまい使い方を覚えることは大切だとつくづく痛感しますね。プリミティブな車両に乗るのは楽しいし刺激的なのですが、『クルマ好き』としての知的好奇心は最新鋭の車種にも親しむ努力を続けないと満たされません(^_^;)

オートブリッピングも便利なシステムのようですね。実はGRヤリスでは使うのを忘れていたのですが(降りてから気づいた…)、次回は試してみようと思います!!

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何シテル?   08/04 08:10
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