• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ザクとは違うのブログ一覧

2024年03月17日 イイね!

第149号輸送艦の製作(ジオラマ化)

艦本体は大半の工作が終わったので、上甲板の車路と喫水線下を塗装後にマスキングし、全体に舞鶴海軍工廠色を吹きました。


その後、残った細かい艤装部品などを装着し、事実上の完成。


次に取り掛かったのは特二式内火艇・通称カミ車です。
キットには3両セットされていますが、ストックも含めて4両制作します。
キットのままでも十分にその勇姿を再現できますが、少しの手を加えてあげるとかなり雰囲気が変わります。

①砲塔及びその直後の通風筒を削り取ってから車体上面を平滑に削る
②履帯の間を削り取る
③前後のフロートにナイフでパネルラインを入れる
④後部フロート中央部を斜めに削って通風筒を立て、2mm丸棒と伸ばしランナーで砲塔を作る

今回の舞台は昭和19年3月2日なので、フロートの形状は初期のものとしました。
砲塔後部にはアンテナが立ちますが、今回は省略しています。

次にジオラマに設置するストラクチャーの製作。
その前に今回の舞台を検証します。
時は昭和19年3月2日で、その時の写真はこちら。


調べてみるとここは海軍Q基地という場所だったそうです。アジ歴には当時の建物配置図があります。


場所は広島県呉市倉橋町(倉橋島)の大迫キャンプ場がある辺りと分かりました。


これらの検証の結果、舞台内のストラクチャーとして兵舎、樹木数本、大きな木箱×3などを作る必要があると分かりました。
建物配置図での兵舎はかなり大きいようですが、ジオラマに入り切らないので小さなものを作ることにします。コンビニ弁当のフタを使って壁面を作り、屋根などを付けて完成。


簡単に作ったように見えますが、壁面にはナイフで0.5mmピッチの線を入れ、窓部をマスキングしてから塗装し、その内部にはブラックで塗ったプラバンを外壁から1mm控えた場所に仕込むことで立体感を出し、屋根には1mm幅で切ったコピー用紙を少しずつずらして重ね張りしてあるので、地味ながら手間がかかっています(笑)

樹木は適当な長さに切った0.2mm針金をねじり合わせて幹と枝に見立て、その上から溶きパテを塗ってから塗装し、鉄道模型用ターフを木工ボンドで付けました。


あとはフィギュアを適当に配置します。
次はいよいよ完成報告です。
Posted at 2024/03/17 22:26:34 | コメント(4) | 艦船模型 | 趣味
2024年03月11日 イイね!

第149号輸送艦の製作(各部の工作)

前回までに船体の工作は概ね終了したので、各部の艤装に入っていきます。
まずは艦首。

左舷側の錨鎖甲板は、キットでは上甲板の傾斜に沿った形状となっていますが、実艦では前方の一部が水平になっているので、プラバンで作り直しました。
その他の装備はプラ板プラ棒などで図面や写真を参考に設置しています。
なお手動巻揚機は149号を始めとした当初建造艦にのみ設置されたもので、その後の建造艦ではこの代わりに25mm単装機銃が設置されています。

艦首の底部には浜辺に乗り上げるための通称「ゲタ」が設置されているので、1mmプラ板で作ってみました。
これに合わせて喫水線下を艦橋のあたりまでプラ棒などで作っています。


艦尾楼甲板上にも各種艤装品を設置しました。

艦尾の底部は逆三角形になっています。キットの艦底板を付けた状態で整形するとちょうどよい形になります。
また8cm高角砲はプラ板プラペーパーなどで自作。射界制限枠とともに、いい感じに仕上がりました。
後部マストは前に1本の直立主柱、後ろに2本の傾斜支柱という形状で作りましたが、どうやら主柱が後ろに傾斜し、支柱が直立しているのが正しいようです。通信用空中線を少しでも長くするためにはそうなるということなのでしょう。

次は艦橋付近です。




こちらも実艦の写真を参考にそれぞれの装備品を設置しました。
なお扉の位置は確認できる写真がないので、図面を参考にしています。

艦首扉はキットのものを利用しつつ、ディテールアップを行っています。

両側に0.1mmプラ板で滑り止めを立て、前端の開閉扉は、揚陸作業時の閉じた状態としました。

ここまでの作業が終わった状態。

うーむ、前マストの3本柱が太すぎる…
少し悩んだ挙げ句、やはり作り直すことにしました。


やはりこの方がスッキリしますね。

そしてぼちぼちジオラマベースの製作に取り掛かります。

いつものようにダイソーコレクションケースの周囲にプラバンで枠を立てて、その内側にスチレンボードを2枚重ね、その上に石粉粘土で海面と陸地を作って、海面部分に爪楊枝で無数の傷を付けました。
爪楊枝の作業だけで約2時間…疲れました…orz

Posted at 2024/03/11 09:18:12 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味
2024年03月04日 イイね!

ジオラマ「伊58、潜航開始」

少し前に爆雷を落とされている場面を再現しましたが、もう1隻ストックがあったので、今回は潜航を始めた場面を作ることにしました。
今回もキットは素組み全塗装で、海面の作り方に注力しました。
前回はアルミホイルで作りましたが、今回は石粉粘土に爪楊枝の先で無数の凹凸を付け、その上からジェルメディウムを塗るという手法にしてみました。



そして完成。




ローアングルだとメディウムのキラキラで海っぽく見えますね~(^ ^)
海面は特に沈みかけている艦首のシュワシュワ感がお気に入りです。


潜水艦はパーツ数が極端に少なく、しかも比較的新しいキットは改修の必要性も感じないので、数時間程度で組立塗装が終わります。
ジオラマベースも作りなれているし小さな物(10×8cmくらい)なので粘土の養生期間が長いだけです。
製作期間は実質3日くらいでしょうか。
これで作品が1つ出来てしまうのはお手軽ですし、海を作る練習にもなるので、楽しく制作できました。
機会があればまた作ろうかな♪
Posted at 2024/03/04 21:07:52 | コメント(4) | 艦船模型 | 趣味
2024年02月27日 イイね!

第149号輸送艦の製作(船体の工作)

伊58も完成させディフォルメ高雄の製作も終わったので、いよいよムサイ再始動…と行きたいところですが、なぜかモチベが上がりません…。
でも罪プラも増えつつあるので、手は動かし続けたい。
ということで始めたのは二等輸送艦第149号。
今回もジオラマ化の予定です。

手始めは船体。

従来の日本艦船と異なって非常にスクエアなフォルムですが、金型が古いためヒケが目立ちます。よって全体にラッカーパテを塗りヤスリんぐ。艦首には縦のエッジがあるのでデザインナイフで強調。錨鎖甲板と後甲板はモールドを切除し、ボードダビット取付用凹部はプラ材で埋めました。


艦首からスロープ部にかけてをキットと実艦写真を見比べると、若干の相違が見られます。
スロープ両側にはリールがモールドされていますが、実艦では右舷のみです。
その後ろには兵員室から出られるハッチが4つありますが、いずれも正方形です。
車両出口左舷側にモールドされている長方形の箱は、実艦写真でその存在を確認できません。図面では「写真日本の軍艦」別巻図面集に何らかの箱が書かれていますが、これが何なのかの説明がなく不明です。
101号型が左から150,101,127,149号の4石が並ぶ写真では149号のみその位置に何かが置かれていますが、これが何らかの構造物なのか仮置きされた荷物などなのか不明です。また他3隻の同じ位置には何も置かれていません。

従ってモールドは切除しました。


船体後半部の工作に移ります。
煙突基部の甲板室は前後長を0.8mm短縮しました。
その前にあるモールドは甲板下への出入口なので、高さを削ります。
艦尾甲板室は高さが1mm足りませんが、今回は簡単工作を目指すので修正を見送りました。
滑り止め甲板は高角砲周辺のみ施されているので、その辺りにデザインナイフで傷を付けました。
あとは各所にモールドされているラッタルはいったん全て切除しました。


船体前半部です。
右舷前方には錨鎖甲板が張り出していますが、形状も不良なので一旦切除します。
実艦の滑り止め甲板は艦首フラット部の一部とその後ろにあるスロープ部に施されていましたが、スロープ部は施工が大変なので見送り、フラット部のみデザインナイフで傷を付けてみました。
また、上甲板両側に伸びるブルワークはデザインナイフによるカンナがけで薄くしました。

舷窓は以前に調べたとおり、艦ごとに数や位置が異なるので、実艦写真で確認します。




?部は有無が明確に確認できませんが、図面や他艦の例を参考に「ある」と判断しました。
そして0.4mmドリルで開口。


艦橋付近の工作です。

キットの艦橋は上に向かって少しすぼまっているので、プラ板で作り直しました。
窓枠はエッチングに置き直すことも考えましたが、結局キットのパーツを生かしました。
合わせて機銃座と旗甲板もプラ板で製作。
煙突基部の甲板室は高さが僅かに足りないので、0.5mmプラ板を貼り、同時に前方に1mm張り出させました。


艦首フラット下の車両出入口壁面には補強材が張ってあるので、伸ばしランナーで簡易的に再現しました。
見えづらい箇所ですが、こうした部分を作り込むとチラッと見えた時の満足度が上がります(笑)


ジオラマでは揚陸場面を再現予定なので、艦首から艦橋下あたりまでの喫水線下も作ります。
図面から寸法や傾斜角などを割り出し、プラ板プラ棒エポパテで作ります。
パテ硬化後に削り出す予定です。

ここまでの工程を土日で終えました。
二等輸送艦は既に徹底工作を2隻行っており、考証も工作のツボも心得ているので、作業が順調です(^ ^)
Posted at 2024/02/27 21:55:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 艦船模型 | 趣味
2024年02月24日 イイね!

ディフォルメ高雄の小ジオラマ

ゴジラマイナスワンは多くの記録を打ち立てつつ、今でも大人気上映中。
映画の中では旧海軍艦船が多く出てきますが、中でも強烈な印象を与えたのが重巡洋艦高雄と局地戦闘機震電です。
この話題は旧海軍マニア以外でも必ず話題になるほど。
無論、みん友さんともその会話を交わしました。

そんな中での約1ヶ月ほど前のこと。
とあるみん友さんから「ゴジラの消しゴムを入手した」との情報が。
ググッたところ、300円ガチャで出ていました。そのみん友さんからは「高雄作って!」との依頼がありました。その瞬間は「罪プラたくさんあるし、どうしようかなー」などと思いましたが、時間が経つに連れて「作ってみたい!」と思うようになりました。
そして作業開始。
消しゴムゴジラの高さは4cmくらいで、少しディフォルメされています。ならば高雄もディフォルメで行こうと決めました。
キットがある訳では無いのでフルスクラッチ。しかしプラ板プラ棒から削り出すのは凄く大変なので、石粉粘土で船体を作ってみました。
でもやはりエッジがきちんと出ない、すぐ欠けてしまうなどの課題が出てきたので、結局プラ削り出しに変更。



その後、様々な過程を経て作業は進みました。



そして完成!


100円ケースに海を作って高雄を走らせ、その向かい側にゴジラを置く想定です。


ディフォルメしたとはいえ、実艦の形状は極力再現したつもりです。

中でもお気に入りのポイントはこちら↓

あと、航空機甲板のディテールはなかなかよく出来たと思います♪

ちなみに映画に出てくる高雄はこんな感じ↓


作品の写真をみん友さんに見ていただいたところ、いたく気に入って頂けたようで、頑張って作った甲斐がありました(^ ^)
作品は昨日発送。
そして今日届いた様子。
感想はどうかな…ドキドキ…

みん友さん「思っていた以上にミニサイズでいながら、この情報量!ありがとうございました~♪」

まずは無事届いてくれてよかったです(^^)
そして最大限のお褒めの言葉までいただき、一生懸命作った甲斐がありました。
自分の作品でも嬉しいとか楽しいとか思ってもらえるのは有り難いことですね。
次の作品のモチベにもつながります。
よし、では次は何を作ろうかな~(^^)
Posted at 2024/02/24 21:32:44 | コメント(6) | 艦船模型 | 趣味

プロフィール

「戦後80年に寄せて http://cvw.jp/b/488285/48601981/
何シテル?   08/15 20:44
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3 456789
1011121314 1516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

エアコンパイプの断熱 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/09/22 18:04:47
耐熱ホースカバー取付(冷却効果UP) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/09/22 18:02:04

愛車一覧

ホンダ シャトルハイブリッド イフリート (ホンダ シャトルハイブリッド)
イフリート初号機です。 前車・プレマシーに比べ排気量が△500CCなので、若干の非力さは ...
その他 キャンプ その他 キャンプ
我が家の行ったキャンプ場をまとめておく場所です。
その他 その他作業記録 その他 その他作業記録
1/700を中心とした艦船模型についてのまとめです。
その他 その他作業記録 その他 その他作業記録
ガンプラ製作の記録です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation