ブログタイトルにもあるように、ランバラル大尉を敬愛するザクとは違う。
その愛機は、MS-07B「グフ」。
この前の3連休中に「2作品のガンプラを完成させる!」と宣言してありましたが、2作品目はMGグフVer2.0です。
ガンプラを作り始めてもうウン十年になりますが、実は、MGはこれが初。
少し前にいろんなことに対する意欲が激しく下がり、ガンプラ作りも消極的になった時期がありました。
でも何か手を動かしたい。
ということで考えたのが素組み。選んだアイテムは「MGグフVer2.0」、というわけです。
古いキットなので、今更完成品の説明はしません。
代わりにグフについての考察をしてみたいと思います。
まずフォルム。
ザクとの違いのひとつがショルダーアーマー。
これが謎です。
なぜ湾曲しているのか。
急速接近してトゲによる打突攻撃をするなら、ザクのような形がベターなはず。
しかも肩を回すたびに湾曲したトゲの先が頭と干渉しますw
組立説明書では視覚的威圧効果と説明されていますが、それはちょっと…。
例えば武装等をぶら下げるためのフックということでしょうか?
でもぶら下げたものを固定できないし…w
どなたかいい考えはお持ちでないでしょうか?
次に武装。
グフといえば、ハンドバルカン、ヒートロッド、そしてヒートサーベル。
このうち「電撃だっちゃ!」のヒートロッドが注目されがちですが、実はヒートサーベルがすごいという話はご存知でしょうか。

↑の画像はよく見ると思いますが、実はこの場面の直前、ヒートサーベルをシールド裏から取り出すときには刃部分は存在しておらず、その後、刃の部分が束部分から出てくるように形成されます。
つまりヒートホークのように、実態としての刃があって、それが熱せられて目標物を溶断するということではなく、いわゆるビームサーベルと同じ仕組みになっているということです。
従来、ジオンは連邦のようなビームサーベル製造技術を持たなかったとよく言われます。
ザクのヒートホークしかり、ドムのヒートサーベルしかり。
ゲルググになってようやくビームナギナタが実装されています。
しかし、実はグフの段階で既にビームナギナタと同様の技術が開発され、しかも実戦投入されていたのです!
しかもグフのヒートサーベルもゲルググのビームナギナタも、連邦のビームサーベルのような単なる直線構造ではなく、刃部分を湾曲形成できています。
ビームの射出元が束の部分だとすると、どうやってその先を湾曲させるのか?
ジオンの技術、恐るべし…。
それでは最後に、グフの接近戦術を、キットを使ってシミュレートしてみたいと思います。
まずは遠距離。

素早く移動しながらハンドバルカンを撃ちつつ、少しずつ距離を詰めます。
移動と射撃は、相手に的を絞らせないためで、バルカンによる破壊効果は求めません。
ちなみにザクマシンガンは口径が120mmであるのに対し、グフのハンドバルカンは75mmです。
次に中距離。

これまた素早く移動しながらヒートロッドで牽制。
ヒートロッドは当たれば大きな効果が望めますが、主な目的は的を絞らせないこと。
この時点まではヒートサーベルは刀身を出しておく必要がありません。(画像では出てしまっていますが(^^ゞ
最後に近距離。

ビームサーベル的ヒートサーベルで、斬!
いかがでしょう?
戦場の風を感じながら、ゲリラ的な攻撃を繰り返すMS・グフ。
障害物の多い市街地や森林内よりも、アニメのように荒涼とした砂漠で戦うほうが、グフの性能を生かしやすい気がします。
でも自分がMSに乗るなら、やっぱり接近戦は怖いなぁ…。
Posted at 2017/03/26 17:23:30 | |
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