ブレーキロータ錆び取り、パッド面取り、ドラム(シュー)隙間調整、フロントタイヤ交換

作業を始めます♪

フロントタイヤ(S.Drive)は残り溝が無いため、手前の14インチ(DL/Z1スタースペック)へと履き替えます。

まずは移植を試みるため、キャリパー、トルクメンバー(キャリパーサポート)、ディスクローターを外します。

ローター裏側の錆びは、だいぶひどく進行しています…(汗

左：パルサー(JN15、RNN14系)のトルクメンバー
右：S13 シルビアのトルクメンバー

ボルトの取り付け幅(ピッチ)が違うため、キャリパーを支えるトルクメンバーを取り付けられません。　キャリパーのみであれば移植できそうだったのですが、キャリパーのピストンがハブと干渉する(=ピストンが押し出せない)ので、やはり移植は出来ません。　また、パッドも形状が違うため、流用できません。 (´д｀;)=3

ローター裏面の錆を出来る範囲で落とし、パッドの四角を削り《面取り》、パッドとキャリパーの干渉部分(リテーナー部、ピストン部、キャリパー部)にはグリスアップを施しました。

続いて運転席側のブレーキを分解して、パッドの面取りや清掃と必要箇所へのグリスアップを施しました。

フロントのブレーキ分解を済ませてタイヤを取り付けたら、リヤ・ドラムブレーキの調整をしました。

シューとドラム内のやすり掛け(面取り)を行い、シューストラット(隙間調整機構)の調整を行いました。

効きやペダルストロークを考慮して、やや詰め気味で調整しました。

注意！

以上の作業は「分解整備」に該当するので、作業は自己責任でお願いいたします。　制動に関わる重要な部品ですので、専門的な知識を持つ整備士やディーラー、ショップなどで作業するようにしてください。