【旧車拝見】 日本の Ｎｏｓｔａｌｇｉｃ Ｃａｒ達 Vol.2

シリーズ第２弾はこのクルマ。　さて何でしょう？
何だかロングノーズなクルマですねぇ。　
スポーツセダンでしょうか。

奥にヒントになりそうなクルマが一台・・・
そう，このクルマ，箱スカの先代，プリンス・スカイライン
２０００ＧＴ-Ｂです。　プリンスと付く所がミソです。　
この頃のスカイラインはプリンス社製でした。

グロリア・スーパー６に搭載されていた２．０㍑ ６気筒エンジンをパワーアップしてＳ５０型
スカイライン（１．５㍑４気筒）の車体に無理やり載せる為，エンジンルームの長さが足りずに
ロングノーズ化。 これが功を奏してアンバランスで逆に格好イイ！となった訳なのです。

ウェーバー・キャブレターを３連装。　０→４００m １７．０秒。　ファミリーセダンの実用性を備え
ながらも １２５ps/5600rpm，最高速度１８０km/hという高性能を誇り， ｢羊の皮を着た狼｣ と
いう言葉もここから生まれたようです。　１９６５年 ２月発売の日本初のＧＴ。