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イイね!
2010年06月22日

【くるま放談】 意外に知られていない日本車の影響力!

欧州車崇拝傾向の強い日本のクルマ業界だが,逆に日本車が欧州カーメーカーに与えた
インパクトにも侮れないものが有る。 しかし,お決まりのアピール下手とそれを美徳とする
日本人気質の影響で認知度が低いのが実情だ。 それではそんな事例を幾つかご紹介。

◆エンジンルームを見た目に 『スッキリ』 させたのは 初代セルシオ!
  たとえBenzであろうと以前はフード(ボンネット)を開けるとエンジンルーム内を補機類の
  配管が縦横無尽に走り回りっていた。 セルシオではこれを数個の黒色樹脂カバーで
  全て覆う事で,煩雑な部品を目に触れなくしたのである。 エンジン上のカバーもデザイナーが
  手間をかけて見た目に美しいものに。 今では一般化して世界中の車が追従。但し,余りにも
  隠し過ぎて,クルマ好きには無機質な眺めと化してしまった感も否めない。

◆車室内のNVH(騒音・振動)性能を劇的に向上・静粛化したのも 初代セルシオ!
  これは日本のお家芸だ。 キャビン廻りの板金に空いた溶接時の作業穴を全てカバーで塞いで
  ノイズの侵入を完全にシャットアウトしている。当時の Benz は未だそれなりに賑やかだった。
  またドライブ・シャフトもジョイント部での屈曲を排除して直線化。高速時の振動を元から絶って
  いる。 これは当時,「源流主義」と呼ばれた。 静か過ぎて逆に少々居心地が悪い面も。(笑)

◆ランプ類を世界で初めて宝石のようにキラキラさせたのは初代アコード・インスパイア!
  特にヘッドランプのキラキラ化は世界の度肝を抜いた。 それまでは表面の樹脂カバー裏に
  ビッチリと配光用のカットが切られており,ランプ内が見透かせなかったが,それを廃止,
  素通し化して反射板側に転写。 これにより,ランプ内にまでデザインが行き届く時代に。

◆LED式ヘッドランプを世界で初めて搭載したのは現行 Lexus LS!
  これは比較的最近の事なので認知度も高いかと。 日亜と小糸製作所の共同開発だ。

これはほんの一例だが,日本車は走りの面ではまだまだ楽しさを含めて欧州車に追い付けて
いないが,技術力では先行する部分も多く,欧州車がシレ~っと採用しているケースも多いのだ。

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Posted at 2010/06/22 14:29:19

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