【クルマ書籍情報】ベストカー7・10号の企画が実に面白い～

現在発売されているベストカー7・10号は面白記事が目白押し。 モデル予想CGのクオリティが
他に比べて圧倒的に高い同誌だが、今回のCGの出来も素晴らしい。　例えば・・・

■スカイラインクーペ、ソアラ復活、ISクーペ　日本が世界に誇る3台のクーペ
　 デビューを予定している　国産スポーツクーペたち
■NEWプリウス40km/Lオーバーで15年デビュー

次期プリウスのフロントビューなどはこのまま発売されてもおかしく無い程の出来。



そして極めつけがこちらの企画。　

■元GT－R開発責任者 水野和敏氏が最新車を斬る !!

何が面白いかと言うと、元日産の開発責任者が旬のクルマ達を評価するという前代未聞の企画。
自動車開発エンジニアなら必読モノだろう。 長年の自動車開発人生で培った的確な分析能力に
加えて、判り易い絶妙な表現＆文章力で読み進めるうちにオオッとなる。

水野氏は現在就活中とのことだが、ハッキリ言って開発マネジメントよりモータージャーナリストの
道を選んだ方が賢明かもしれない。 読者が知りたいクルマの素性をズバリ指摘してしまうその鋭い
分析力を活かす最良の道となるに違いない。 今後の日本車のレベルアップの近道にもなりそう。

水野氏曰く、もう一度開発出来るならBMW3シリーズよりもGS350をベースにしたい・・・のコメントも
実に興味深い。 トヨタ86についても「ココをこうすればもっと良くなる」も大いに参考になる内容。