Avanti Yasunoriのブログ一覧

メキシコのプエブラ工場で「Ｔｈｅ Ｂｅｅｔｌｅ」の生産が遂に開始された模様。
Ｇｏｌｆ ヴァリアントと共にここから全米に供給されていく。

海外情報サイトが伝えるところによると、2007年にフランクフルトショーで公開された「VW Up!」が
遂に正式発売バージョンとなって8/22にデビューするそうな。　発表場所はパリの格調高い
展覧会場「グラン・パレ」とか。　「Up!」というネーミングは勿論、,「L‐up-o」 を指している。　

　　　　　　

Lupoは1998年に本国で誕生後、GTI バージョンも登場。　2001年から日本にも導入されたが、
2006年に姿を消しており、今回の新型は久々の再登場となる。　再び ＧＴＩ が登場する日が
今から楽しみですなぁ。 　　

単調になりがちな高速道路の運転は外部からの刺激が少なく、つい睡魔に襲われて
「ヒヤッとした」なんて経験は誰しも有るもの。

車間距離を多めにとる事が色々なリスク回避に有効なのは勿論だが、何ともならないのが
長距離ドライブなどで長時間２本の走行車線のセンターを狙って走り続けることへの苦痛感。　

そこで制御技術の進化が著しい今日ではLKA「レーンキーピングアシスト」など、車載カメラを
使って自動で車線に沿って走る事ができるシステムが実用化されており、一部の国産車に既に
搭載されている。　完全な自動運転とは異なり、ハンドル操作の一部を補う物で、システムが
作動するのは、一定以上の車速でカーブが少ない事が条件のようだ。

運転中に左右の白線に近づくと、システムが作動し、中央に戻そうとする力が大きくなり、
復帰すると、アシストが弱まるといった具合で、高齢者には特に有効なシステムと言える。

そして今回、VWが更に一歩進んだ「TAP」（Temporary Auto Pilot）と称する一時自動運転システム
を発表。 何と、ドライバーの監視のもと、高速道路などで130km/hまでの自動運転を可能にした
そうな。　TAP作動中もドライバーの意思による操作が優先され、TAPを無効にすることも可能。

VWが「HAVEit」（高度輸送のための高度自動化車両）研究プロジェクトで発表したもので、
ミリ波レーダ-、カメラ、超音波センサ-、レーザ-レーダ-等のセンサー類を使って車両周囲や
運転状況を検知して車間距離の維持、車線の維持、コーナーリング時の減速、渋滞時の
停止/発進などを、交通法規を遵守しつつ自動で行うシステム。

旅客機など、空の世界では「Auto Pilot」なるデバイスが従来から装備されているが、
多発する交通事故撲滅に向けて、ある意味よりシビアな自動車の世界にも当然のように
装備される日がもう直ぐそこまで来ている模様。

上海モーターショーに出品された新型ビートル達。


 
エンジンバリエーションは1.2TSI（105ps），1.4TSI（160ps），2.0TSI（200ps）のガソリンエンジン３種と1.6TDI（105ps），2.0TDI（140ps）のディーゼルエンジン２種で，６段または７段のＤＳＧとの組合わせ
が可能な模様。　1.4TSI と 2..0TSI搭載モデルには「XDS」が標準搭載されるそうな。

こちら に 新型ビートルに関する記事が掲載されている。