Avanti Yasunoriのブログ一覧

ところで，ＪＥＴＴＡ の開発はどうなっているのでしょうねぇ？　
まずは来年３月あたりに現行Ｇｏｌｆ Ⅵの顔にすげ替えた後に，画像のマスキング姿の
フルモデルチェンジ車を Ｇｏｌｆ Ⅶ や ＣＣ と一緒に2012年頃に出すつもりなのでしょうか？
因みに青いＪＥＴＴＡの画像は４日にＶＷアメリカが正式発表したＴＤＩ カップ エディション。
2010年1月に米国で発売との事。　ＪＥＴＴＡも今後の動向が要注目なＶＷ車の一台ですね。

2002年に鳴り物入りで登場した後，ターゲット市場であった米国で3,354台を売っただけで2006年に撤退を余儀なくされたフェートン。　2011年に価格帯を大幅に見直して，Ａｕｄｉ
Ａ８の下ぐらいのポジションで甦るそうな。　

この品質で $55,000～のプライスともなれば流石に
再注目されるかもしれません。

ポルシェは２３日，ウィーデキング最高経営責任者の
即時退任を決めたと発表。　事実上の解任とみられる。　

ポルシェはＶＷを子会社化したものの資金繰り難に陥り，
ＶＷから逆買収を提案され，経営責任を問う声が高まって
いた。　因みに解任されたウィーデキング氏はそもそも
ＶＷピエヒ会長のいとこだと言うから話がややこしい。

合併具体案は８月１３日に公表の見通し。　まずＶＷが
ポルシェの自動車部門を買収し，２０１１年を目処に
ＶＷとポルシェの持ち株会社が統合する模様。

独シュピーゲル誌が２０日，ＶＷが親会社のポルシェに
対して提案していた逆買収交渉が合意に達したと報じた。

同誌によると，ＶＷは最初にポルシェ株の４９．９％を取得。
その後，残りすべてを取得して完全買収を目指す。　

ＶＷの買収で１００億ユーロ（約１兆３千億円）以上の負債を抱えたポルシェ側は約８０億ユーロを手にするという。


両社は会社を統合し，ポルシェの議決権を握る創業家のポルシェ一族とＶＷ監査役会会長を務めるピエヒ氏は計５０％以上の株主となる。また，ＶＷ大株主のニーダーザクセン州は２０％，ポルシェに出資を検討しているカタールの政府系投資ファンド「カタール投資庁」は１４．９～１９．９％の株主に
なるようだ。 　両社は２３日，それぞれ臨時の監査役会を開いてこの問題を話し合う模様。

同誌の情報どおり事が進めば，　両社からの正式発表が近々有るかもしれないですね。

結論からいくとまだ抗争は続いているようです。

ドイツ紙によるとＶＷの労組代表であるオスターロウ氏が，ポルシェのウィーデキングＣＥＯが両社の統合を阻んでいるとして，利己的な行動を止めるように求めた模様。　

ＶＷオスターロウ氏は「ウィーデキングＣＥＯは，自分が問題解決の一端を担っているのではなく，問題の一部となっていることをまだ理解していない」と指摘。　キビシィ～。　
「利己的な行動を止め，両社が統合すれば，非常に多くの事を実現し得る」 とも述べています。

一方でカタール投資庁が１１日，ポルシェに総額７０億ユーロ（約９千億円）の出資を提案した模様。　ポルシェは２３日に臨時監査役会を開いて，これらの提案について話し合う予定のようです。　これではＶＷの意向に沿うつもりなど，甚だ無さそうですね。

ＶＷはこのポルシェの動きを警戒して株式49.9％に対する買収提示額を40億ユーロ（約5200億円）強に引き上げて応戦の構えを示しています。

このビッグな案件，まだまだそう簡単に片付きそうにはないようです。