Avanti Yasunoriのブログ一覧

画像のクルマをご存知でしょうか？ Ａｕｄｉではありません。
そう，２００２年に当時ＶＷの取締役会会長を務めていた
フェルディナント・ピエヒ氏の提唱する高級車路線戦略化の一環として発表されたクルマ，フェートンです。ターゲットは
ズバリ， Ｂenz Ｓクラスや ＢＭＷ ７シリーズ， Ａｕｄｉ Ａ８，
そして Ｌｅｘｕｓ ＬＳであった事は容易に想像できます。

ＶＷ本国のガラス張りの工場で生産される事で当時，かなり話題となりましたが，発売と同時に販売は苦戦を強いられ，全世界での販売台数が当初の計画を大きく下回った為，
日本導入も見送られ，更にはメインマーケットとして位置付けられていた米国市場からも２００６年に撤退する羽目に。

高い志で開発されたのに，実に不遇なクルマである。　ＶＷのイメージに合わない大型車，且つ
高価な割りにライバルに対してインパクトの弱いスタイリングが招いた結果なのでしょうか・・・

そんなフェートンが，２度目のフェイスリフトをするようです。　スクープ写真から判断すると，変更の
メインはフロントマスクの模様。　ＶＷデザインの最高責任者ワルター・デ・シルバ氏の指揮のもと，
ＶＷファミリーとしての新しいデザイン路線が反映されて登場するのでしょう。　
因みに日本円換算で約1000万円超えのクルマです。

Ｊｅｔｔａ の本国仕様を見ていて，ふと気が付いたのですが,
上級グレード用アルミの仕様が発売当初と違うような気が・・・
いつの間にかマイチェンされたのでしょうか。

大径１０本スポークで且つ，２ピース・チックなビス頭まで見えます。
日本向け仕様とはあきらかに異なるようです。

それはともかく， ＪｅｔｔａⅥとおぼしきスクープ画像を発見。（画像下）
テールランプの上下幅が増えて，何だか日本車っぽくなってますネ。

ドイツ本国では Ｖａｒｉａｎｔ もⅥ顔への切替えを発表済み。
となると，残るはいよいよ Ｊｅｔｔａ の番？

Ｎｅｔには既にⅥ顔のＪｅｔｔａのＣＧが登場している。 な～るほど,
こういう感じになる訳ね。 そう言えば, 国内で限定発売された，
３色（白,黒,赤）計３５０台 のＪｅｔｔａ ＧＴってまだ販売中でしたっけ。　３８０万円だったけど, 今頃超お買い得セール中だったりして・・・
さてさてどうなんでしょうか？

早くも登場した，シロッコのＨ－ＳＰＯＲＴのデモカー。
ガル・ウィング仕様が展示されていました。
会場内でも一際目立つ存在。 車高の低さと相まって，
跳ね上げた姿が良く似合います。

この手の２ドア車はとかくドアの前後長が長くて，
他車との接触に神経を使いますが，このドアなら慣れて
しまえば，使い勝手が良さそう。 但し今度は天井に
注意が必要かも。