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幕張メッセにて開催されたカスタムカーと関連製品の展示会「東京オートサロン2014 」が12日に
3日間の会期を終えて閉幕。 出展者数428社、出展車両台数840台（前年＋38台）と多かった為、
幕張メッセ全館を使っての開催となり、観客動員数も29万6714人（前年＋14055人）と過去最高に。 



今年で32回目を迎える同イベントは年々開催規模が拡大しており、観客層は30～40歳代の男性に
加えて20歳代の若者や女性客も増えているようで、中には海外からの来場者も見受けるなど、
今では東京モーターショーと共に日本を代表する自動車ショーの一つとなっている。オートサロンの
会場で目立っていたのは昨年にも増してその完成度が高まりつつある「86」＆「BRZ」で、82台の
マシンがその出来栄えを競った。

東京オートサロン2014にトヨタが昨年のショーで注目を集めたカスタマイズモデル「86×style Cb」の
スパイダーバージョン「86×style Cb spider」を出展。



ボディのオープン化により、シートやドアトリムなどに革を使ったゴージャスな内装をよりいっそう
アピール。 トヨタによると「style Cbの世界観をデザインコンセプトの観点からより深化、熟成した」と
している。スパイダーはフロントマスクの表情がオリジナルモデルよりも優しげで「ネオクラシック」感
を漂わせていることから、86のファン層をさらに広げる役割を担うことになりそう。

幕張メッセ会場の北館でトヨタブースと共に東京オートサロン2014を盛り上げる三菱自。
2月発売予定のスーパーハイトワゴン「eKスペース」をベースにした「eKスペース U-tone style」や
「eKカスタム ROAR Complete Concept」を出展。 EVレース出場マシンも併せて展示している。



「MiEV EvolutionII」はフロント、リヤ各2個の4モーターで構成する電動4WDに車両運動統合システム
「S-AWC（Super All Wheel Control）」を組み合わせて動力性能と操縦安定性を高次元で両立。
昨年6月に米コロラド州で開催された「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2013」に参戦
してEVクラスで2位、3位に入賞している。

1月10日から3日間の日程で開幕した「東京オートサロン2014」。
今年もトヨタ自動車が「GAZOO Racing」ブースに数々の車両を出展。 中でも特に目を引くのが
2シーターオープンの「TE-Spyder 800（テスハチ）」。



「MR-S」をベースにプリウスPHVのパワートレインを搭載。エンジンは1.5Lの1NZ-FEをベースに
チューニング、最高出力116ps/6,400rpm、最大トルク15.3kgm/4,400rpmを発生するエンジンと
最高出力102ps、最大トルク22.4kgmを発生するモーターの組合せとなっている。

1983年にスタートした東京オートサロンも今回で早や32回目。 三栄書房が後援する同イベントは
今では大手自動車メーカーが新型車発表やカスタムカーを出展するなど、益々本格化している。



今年は東京オートサロン史上過去最大規模、世界最大級のカスタムカーイベントとなる模様。
トヨタは「Gazoo Racing 」が中心となって毎年カスタムカーを出展。 早速PVが登場している。
イベント期間は1月10日（金）、11日（土）、12日（日）の3日間。