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第１９弾はヘッドランプ編。 Ｐｒｉｕｓ に代表される，スピード感の有るヘッドランプの「切れ長の目」。
このアイデアの元祖は ２００３年に登場した三菱の 「グランディス」 まで遡る。 その後，初代の
ラクティス，現行フェアレディ Ｚ，現行Ｐｒｉｕｓ 等にまで影響を与えている。

フェンダーパネルのプレス成型に有利そうなこのアイデアはなかなかユニークで，今まで有りそうで
無かった代物。 Ｚで採用されて僅か半年後に Ｐｒｉｕｓ でも採用されたのが興味深い。（上下逆だが）

ランプ本体側にとっては切れ長に伸びた部分の端末が鋭利になる為に防水上で不利となる。
何故なら，ランプ製造時にレンズ（アウタカバー）外周の防水シール用発泡接着剤が鋭利部で
塗布量が不足気味となるからだ。 　製造上では一工夫必要なデザインの類。

それはともかく，デザイン的にはスピード感が表現できるので，相次いで各社が取り込んだと
思われる。 こういったアイデアは品の有り無しは別にして，最初に思いついた人が偉いと思う。

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ＶＷがフェイスリフトしたティグアンを ３月のジュネーブショーでお披露目するそうな。
日本ではミニバン人気に押されて泣かず飛ばずだが，全世界では２００７年のデビュー以来，
５７万台のセールスを記録しているそうで，ドイツ本国でもコンパクトのシェア２１％を獲得するなど
高い人気を誇っている模様。 今回の改良でフロント廻りのエクステリア・デザインが大幅変更に。

今や定番となった，ＬＥＤデイタイムランプを採用して先日のトゥアレグ同様，一気にイケメン化。
リアコンビネーションランプにもLＥＤが装備されている。 本国価格は最高出力１２２ｐｓを発生する
１．４リッターＴＳＩユニット搭載モデルが ２万４１７５ユーロ（約２６８諭吉）からとなっているようだ。
この顔なら日本でもウケそうな雰囲気だが・・・　さて，和製ミニバンから乗り換えが進むか？