Avanti Yasunoriのブログ一覧

箱根大観山での イベント を後にして御殿場で開催中のシトロエン試乗会へ向かった Ａｖａｎｔｉ。
会場にはDSシリーズ三兄弟が展示され、駐車場にも試乗車がズラ～リとスタンバイ。

発売直前の長男坊 「DS5」は予約殺到で乗れず終いで、今回は一番コンパクトなDS3に試乗。
そもそもフランス車に乗るのは生まれて初めて。〈爆　 さて、どの程度お国柄が出ているのやら・・・



試乗したDS3は1.6Lながら16Ⅴターボ付きで 156ｐｓ/6000rpm、24.5kg・m/1400～3500rpm の
エンジンを積む「スポーツシック」。 6MT仕様でサスは前マクファーソン/後トーションビーム。
小さく見えるが、スリーサイズは 3965×1715×1455mm とやや幅広な 3ナンバーサイズ。

エンジンをスタートさせてまず驚くのは外観からは想像できない静かなキャビン。　ん? って感じ。
インパネ廻りの作りは意外に緻密で、ダッシュボードにカーボテックを採用するなど、高級車然と
しており、キャビンは高級本革シートの香りで包まれている。 後方視界は特に問題無し。



走り出してもエンジン音は遠く、静けさにさほど変化は無い。アクセルをグッと踏み込んでみたが、
ドッカン・ターボとは無縁で穏やかに加速。 しかし、回転数が上昇すると胸のすく加速感が襲う。

要はややターボ・ラグを感じる訳だが、イラっと来る程、ジラされるという程でも無い。
足回りは意外とドイツ車乗りにも違和感が無いもので、硬質ながらも上質な乗心地を提供。



車重はこのサイズで1190kgとまずまず。 ターボ無しの120psモデルが249万円。
試乗したモデルは本革シート仕様の最高級グレードで299万円也。

Polo GTI が294万円で、DS3本革レスのターボ仕様が269万円なので特別割高でも無さそう。
フランス製のエレガントなエクステリアが好みで、且つ3ドアでもOKならお勧めできる一台。