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新型アテンザで採用された新技術の一つ、減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」。
SKYACTIVエンジンの影に隠れて目立たない存在ながら、実はこれ、相当な「スグレモノ」。
全モデルに標準搭載された「i-ELOOP」のキモは世界初採用の「大容量キャパシター」

走行中にアクセルをオフした瞬間から、オルタネーターで最大25V、200Aの電力を発電、
キャパシターを10秒程度で満充電にした後、コンバーターで12Vに降圧して直接エアコンや
オーディオなどの電装品の電力として供給する他、必要に応じてバッテリーを充電。

キャパシターは二次電池に比べて100万回以上充放電サイクルを繰り返しても容量が劣化せず、
素材が活性炭なので環境面やコスト面でも有利、且つ耐熱性も高いため、搭載場所をさほど
選ばないなどのメリットが有るとか。 このシステムでHV要らずの22.4km/Lを達成している。（驚）

スズキ ワゴンR の「エネチャージ」とある意味似たシステムながら、アテンザでは蓄電用に
「リチウムイオンバッテリー」では無く、「キャパシター」を採用した点が大きな特徴と言えそう。