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上海モーターショーが4月20日に開幕（～４月29日）。 世界最大の自動車市場である中国での
販売拡大を目指して18カ国から約2000社が出展。

深刻化する大気汚染への対策が急務となる中、中国政府はEV拡販政策が思うように進まない
ことから、補助金支給の対象を EVだけでなく、HVにもを広げる動きが出ている模様。
（画像はHVコンセプト云動双擎 II ：フーリア と前後意匠が異なる）



1990年代、トヨタは中国進出に際して中国政府と合弁会社設立などでギクシャクしたことで、
その後VWやGMなどに対して大きく遅れをとることになったものの、ようやくここへ来てHVで
一気に巻き返すチャンスが到来。

今回のショーでは新型Yaris や 新型VIOS に加えてHVコンセプトモデルなどを投入。
Yaris と VIOSの中国投入は2013年末とアナウンスされており、2車の前後ドアパネルが共通化
されている点や2010年12月に発売された現行 Vitz との関係など、実に興味深いものがある。

欧州でBMWやVWが年内に相次いでEVの発売を予定。　

BMWはアルミより30%も軽く、鋼板材の半分の重量で済む炭素繊維ベースの強化プラスチック材を
開発してコンパクトEV「BMW i3」に採用。 欧州で年内に発売を予定しており、2014年以降には日米
でも販売する意向。 BOEING社との提携で設計・生産方法を見直して採算性に目処をつけた模様。



炭素繊維材の製造を内製化してコストを削減、主要部に接着方式を採用するなど、スーパー
スポーツモデルを除けば量産車で初めてのカーボンファイバー製ボディ採用車となる。

VWも2013年9月12日に開幕するフランクフルト モーターショー2013で同社初となるEV、「e-up!」の
市販モデルを公開予定で、その後量産に入り、年内に欧州で発売される予定。