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ガソリン価格は2008年のリーマンショック以降、5年間に渡って再び上昇し続けており、現在では
160円/L台まで上昇。 そうした中、政府が公正取引委員会を通じて国内のガソリン販売価格調査
に乗り出した。

調査対象は石油元売り8社、総合商社・エネルギー商社など11社、ガソリン販売業者3576社等で、
書面調査や聞き取りを実施した模様。



公取委によると、石油元売り会社が総販売量の10%程度を商社などに「業転玉」として割安に流す
一方で系列店には高値で卸し、自社以外のルートでの仕入れを禁じていた事実が今回の調査で
改めて浮き彫りになったと言う。 低燃費車の台頭やクルマ離れでガソリン需要が減る中、元売に
よる小売店への価格統制の実態が明るみに。 ガソリンが余剰しているにも拘わらず、価格が
一向に下がらない原因がココにも。

千代田化工建設が「NEDO」や「HySUT」との共同事業で水素の取り回しを画期的に向上させる
技術を開発した模様。 水素を液体化して体積を500分の１に縮小、常温・常圧で貯蔵や輸送が
可能になるそうな。 それを可能にしたのは液化した水素をガスに戻す「脱水素処理」技術。

　　　　　

将来この装置が大幅にコンパクト化されて水素供給ステーションで脱水素処理が可能になれば、
インフラ拡充にいっそうの弾みがつくことになりそう。