Avanti Yasunoriのブログ一覧

トヨタが発表した最新情報によると、1-9月のグループの世界販売台数が741.2万台（＋0.1%）と、
同期間に於けるGMの725万台、VWグループの703万台を抑えて現時点でも首位を維持している。



横一線の戦況ながら、2位のGMとは約16万台差、3位のVWとは約38万台差と、トヨタは6月までの
累積台数から着実に2社との差を広げつつある状況。 同社が前人未到の世界販売1,000万台の壁
を突破出来るかどうかについて世界から注目が集まる中、順調に記録樹立に向けて進捗している。

日刊工業新聞によると、トヨタが排気量2.0Lクラスの過給式ダウンサイジングエンジンを2014年投入
予定のFF車向けに開発中で、FR車向けにも同エンジンを流用予定としている。 FR用エンジンは
スポーツ系エンジンの生産で協力関係にある「ヤマハ発動機」に生産委託する方針を固めた模様。



クラウンHV用2.5L直4エンジンを2.0L化＋過給器追加で出力低下分を補完するそうな。 VW等の
欧州方式となるが出来ればガソリンエンジンでと言わず、お家芸のHVを過給してもらいたいところ。

パナソニックとテスラモーターズは一昨年、2012～15年の4年間で約8万台分に当たるリチウム
イオンバッテリー5億～6億セルを供給する契約を結んでおり、パナソニックは今年6月までに累計
1億個を納入した模様。　スポーツモデル テスラ「ロードスター」を皮切りに「モデルS」用の
バッテリー・セルをテスラに供給中。 「ロードスター」には6,831個／台のセルを搭載しているとか。




今年5月には年間生産計画を上方修正するなどテスラ「モデルS」の販売が好調に推移しており、
10月30日に両社はバッテリー供給量の拡大を図るべく新たな契約締結を発表。 2014年～17年の
4年間でパナソニックがテスラに前回を大幅に上回る20億セルのバッテリーを供給すると言う。（驚）