Avanti Yasunoriのブログ一覧

23日に開幕した東京モーターショー2013ではショーを彩る数々のコンセプトモデルに混じって、
発売時期が間近に迫っているHVやEVなど、モーター搭載の電動モデルが国内外から多数出展。

11月20日、トヨタブース（TMS 2013）で行われたプレス・ブリーフィングに加藤光久副社長が登場。
「時代の変化に合わせてクルマも進化するが、我々はクルマを単なる移動の手段にしてはいけない
と考えている」と語り始めた。（話題の自動運転を一刺し?）



「クルマをお客様にとって所有する喜び、運転する喜び、語り合う喜びを与え続けるかけがえの無い
存在にしたい」、「好きで好きでたまらない、このクルマ以外は考えられないと思って頂けるクルマを
作ることが我々のクルマづくりの方向性」と説明。

東京モーターショー2013はワールドプレミア76台、ジャパンプレミア81台と先回を上回る規模に。
「Lexus RC」を始め、注目されるショーモデル出展が目白押しとなっている。



「Lexus RC」は強い抑揚を持たせた前後フェンダーが特徴的なFRスポーツクーペ。 2.5LのHVに
加えて3.5L V6のガソリンモデルも。　全長4,695mm 全幅1,840mm 全高1,395mmで4人乗り。
現行ISよりも30mm長く、30mm広く、35mm低い。 2014年 9月に発売される見込みで、将来的には
5.0Lエンジン搭載の「RC F」が追加される模様。

自動車主要8社の上半期（4‐9月）決算が出揃い、円安による大幅増収／増益で各社が通期の
決算予想を上方修正（上積み）する中、日産が大幅な下方修正を発表。決算と併せて役員人事の
変更も併せて公表するなど、同社の混迷ぶりを伺わせた。



同社は2016年度末までに中期経営計画「日産パワー88（エイティエイト）」に則り、グローバルシェア
「8%」、営業利益率「8%」を目指しているが、今回の上半期決算では営業利益率が「5.1%」に
留まったことから、通期の営業利益を▲1,000億円、純利益を▲650億円それぞれ下方修正。

消費増税（10％）に合わせて「自動車取得税」を廃止するとの話だったが、これでようやく2重課税が
解消されるものと思いきや今度は「廃止に伴う地方税の税収1,900億円分の財源が見当たらない」と
して総務省が有識者などで構成する「自動車関係税制のあり方に関する検討会」を急遽設置。

　　　　　　　

「軽自動車税」増税による補填案を作成したことから、自動車業界から大きな反発を招く結果に。
あるべき姿は消費増税分（国税）の中から予算を捻出するのがスジながら、「入る財布が違う」として
融通せず、地方税の減収分を同じ地方税枠の範疇で補填させようとしているのが実態。　結局、
消費者にとっては現状以上に税負担が増す事態が静かに進行中。