Avanti Yasunoriのブログ一覧

フェラーリ初の市販HVとして2013年3月のジュネーブショーでワールドプレミアされた「LaFerrari」。
「エンツォフェラーリ」の実質的後継モデルで、エンジンはF12ベルリネッタ用の6,262ccのNA V12
エンジンをベースに、最高出力800ps/9000rpm、最大トルク700Nm/6750rpmまでチューン。
F1で培われた回生システム (KERS) の技術を市販車向けにフィードバックした「HY-KERS」を介して
163psをアシストし、システム出力963ps、900Nm以上を発生。



「HY-KERS」は2モーター方式で7速DCTとモーターを一体設計。もう一つのモーターはエンジンの
前方にレイアウト。2つのモーターはバッテリーと接続され、減速時にはモーターがジェネレーターの
役割を果たし発生した電力をバッテリーに蓄えるシステムとなっている。0‐100km/h加速は3秒以下。
最高速は350km/hオーバーの実力を誇る。テストトラックのフィオラノにおけるラップタイムはエンツォ
フェラーリより5秒、F12ベルリネッタより3秒以上速い、1分20秒以下とされている。

中国でVW、ダイムラー、トヨタ、日産などが一斉に現地生産を加速する方向で動いている。
市場シェアでは独VWが14.9%、米GMが14.4%、韓ヒュンダイが7.3%、日産が5.7%、米フォードが4.2%、
トヨタが4.1%、ホンダが3.4%の状況。



中国政府は現地生産車を対象に、EVに対して最大で5.7万元（約94万円）、PHVに一律3.3万元
（約 55万円）の購入補助金を支給しており、大気汚染浄化を急ぐ必要性から2015年にはHVにも
1.5万元（約25万円）の補助金支給を検討中。 世界の自動車メーカーがHVなどの環境対応車の
現地生産を急ぐ理由がここに有る。

読売新聞によると東京都がオリンピック出場選手や大会関係者の輸送にFCVを利用する方針を
固めた模様。 東京五輪では選手約1.5万人の出場が見込まれているようで、選手の送迎用に
選手村と各競技場を結ぶ専用レーンを設置。



世界の注目を集める晴れ舞台で日本の先端技術をアピールすると共に海外への売り込みに
結びつけるのが狙いで、東京都は今月中に自動車メーカーなどを交えた戦略会議を発足させ、
本格的な検討を始める模様。

1月に「TMSM」の傘下にモータースポーツ活動を集約したトヨタがWEC参戦3年目となる今年、新型
マシン「TS040 HYBRID」を公開すると共に、「1,000ps」のストロング・ハイブリッドシステムを搭載した
同車2台体制で参戦すると発表。初戦のシルバーストーン6時間レースでは1・2フィニッシュで優勝。



5月3日には第2戦となるベルギーの「スパ・フランコルシャン6時間レース」決勝レースでも2位の
アウディR18 e-トロン・クワトロを抑えて優勝。もう一台も3位に入賞と2台揃って2戦連続表彰台
獲得を果たした。 第3戦は6月14～15日に開催されるシリーズ最大のル・マン24時間耐久レース。
今年こそと、ル・マン優勝を狙うトヨタのスーパーHV「TS040 HYBRID」の活躍が大いに期待される。

VGJ が4月26日（土）に開催された「VW Fest 2014」の様子を動画で一挙にアップしている。



本編はお馴染みのFM DJ、ピストン西沢氏ドライブによるFSWサーキットエクスペリエンス。