メルセデス・ベンツE220d(W213)のバッテリーをDIY交換しました。
先日の旅行中を含め、最近、アイドリングストップが作動しませんでした。
これはバッテリーが弱っていると考え、ディーラーに12ヵ月点検に出す前にDIY交換しました。
注文した翌日には新品バッテリーが届きました。
今回もドイツ製VARTA(ファルタ)のAGMバッテリーです。
W213 E220dに適合するのは「F21(12V 80Ah 800A(EN)」で、消費税・送料込みで22,800円でした。
出荷前に補充電されるそうで、電圧は12.96Vありました。
初度登録から4年、38045km走行時点での交換です。
使用する工具です。
バッテリー端子用が10mm、バッテリー固定用が13mmのソケットです。
手袋はプラスケーブルの端子に被せます。
W213にはサブバッテリー(コンデンサー)が積まれていますが、念のためにOBD IIに挿し込むバックアップ電源も用意しました。
交換年月日と走行距離をプリントしたテプラテープも事前に用意しました。
モバイルバッテリーも充電しておきました。
ボンネットを最大角度に上げます。
ボンネットダンパーのボタンを押し込むとロックが解除されます。
バックアップ電源のカプラーをOBD IIに挿し込みます。
給電中
この状態で全てのドアを閉め、3分間待ちます。
バッテリーはエンジンルーム左側のバルクヘッド前に搭載されています。
黄色矢印のロックを解除し、パネルを外します。
エアコンフィルターをケースごと外します。
エアコンフィルターケースの右側ロック部
左側ロック部
エアコンフィルターの空気取り入れ側です。掃除機を使ってきれいにしました。
バッテリーが姿を現しました。
まずはマイナス端子を外します。
バッテリー固定ボルトを緩め(ボルトは外し切りません)、固定用ステーを車両前側に倒します。
プラス端子を外します。
プラスケーブルの端子に手袋を被せて絶縁しておきます。
ベントチューブを外します。
新品バッテリーのプラス端子カバーに付いているベントホールプラグを切り離します。
新品バッテリーにベントホールプラグを挿し込んでおきます。
取り外した要領と逆の順序で新品バッテリーを搭載します。
ベントチューブも忘れずに!
カバー類を元に戻してバッテリー交換作業完了です。
既存のバッテリーです。ドイツ製VARTAのAGMバッテリーです。
重量が23.1kgもあります。
既存のバッテリーの電圧は12.60Vでした。
交換後、テストドライブに出かけました。
アイドリングストップも正常に作動しました。
ボディカバーを掛けて暫しの休息です。
バッテリー交換費用、ディーラーにお願いすると6万円ぐらい掛かりますので、ほぼ3分の1で済みました。
おしまい。
Posted at 2022/10/30 01:07:38 | |
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