
気圧補正に関して考えたことをまとめますた
間違ってるとこもあるかもしれません(^-^;
日本人の99.99999999%には不要な情報ですね(笑)
①気圧が下がると何が起きるのか
気圧とは、自分の頭上に乗っかる成層圏までの空気の重さ
(と考えると分かりやすい)
標高が上がると、自分の頭の上に乗っかってる空気の量が
だんだん減って軽くなってくるイメージです
従って、アクセルを開けたときに入ってくる空気の量も減ります
ブーストも落ちてきます
ところが、排気側は抵抗が無くなって排気溜りがなくなり
抜けるようになるそうです
そうなると、抜けてしまうので燃調は薄い方向になります
例えば、平地でブースト1.0の車が、1000mの標高では
0.8におちて、かつ、薄めの燃調になる
ということが起きるようです
なので補正しないと壊れちゃうんですね
②フリーダムの気圧補正
フリーダムには気圧センサーが内蔵されていて、
これで補正をかける仕組みになってるそうです
補正のかけ方は、
吸気圧変換方式と、外気圧補正マップ方式がありますが、
簡単なのは吸気圧変換方式で、わらすは当然こっちを選択
吸気圧変換方式は、気圧の変化に応じて、噴射マップの
読む位置を変えちゃうやり方だそうです
具体的には、
⬇こんなかんじ
標高の高いところでは、
実際に計測されている吸気圧の噴射マップ(あか)に対して
濃い燃料を出すために、補正した吸気圧のマップ(みどり)
を読みこみ、燃料噴射しているそうです
さっきの例では、
例えば、平地でブースト1.0の車が、1000mの標高では
0.8におちて、かつ、薄めの燃調になってしまいます。
そこでフリーダムは、
強制的に濃いところのマップ(例えば1.0あたり)を読みこみ、
薄くなることを防ぐ仕組みになってるようです
これを外気圧補正でやってます
③御岳では何が起こったか
スタート地点の標高が1000mくらいあり、
フリーダムの計測気圧は、650を示してました
実際のブーストが、標高が高いために1.0から0.9におちる
フリーダムは標高が高いから濃くするために1.1のマップを読む
⬇
スタートしてからしばらくすると、更に標高が高くなり
ブーストは0.8におちるが、フリーダムは1.2のマップを読む
⬇
じつは、1.2のマップは
『そんなにブーストかけないから、セッティングしなくていいや。そもそもかけないから出来ないし』って
ほったらかしにしてたマップ領域だったのです( ̄▽ ̄;)
⬇
そのいい加減領域を読み込まれてしまい
黒煙はいてslowdown
ということでした!
④対策はどーするか
・噴射マップを全部作る。ロギング出来ないとこも想像で作る。
・外気圧補正のゲイン値を落として、補正時にあんまり上を読ませないようにする
・全ての状況にはとうてい対応出来ないので、AFフィードバックはかけっぱなしにする。
ただし、噴射マップへの学習はさせない。
これでマップ外のブーストにも対応できると思う
あースッキリした
あとはテストして確認します
Posted at 2017/05/17 12:39:12 | |
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