いやぁ、廻りは10年越えの大ベテランばかり。比べてアタシは、本日デビューの初心者ド素人!
その並み居るベテラン勢を尻目に、アタシだけが、結果出しちゃってσ(^_^)💦…
ヘヘヘッ、ホ~ント申し訳ないっスねぇ。
コトの発端は、去年の秋の人事異動で、愛知工場から転勤して来たオッサン(失礼)。マジメが服着て仕事シテル! みたいなオトナシメの地味~なヒト。
ところが、このヒト、愛知工場じゃ有名な怪魚ハンターで、休日ともなると、雷魚をはじめ、ソウギョとか、ビワコオオナマズにガーまで…
本州全土を釣り歩いてるんだそうです。
雷魚なんて、生息域が限られてるうえ、個体数が圧倒的に少ないから、なかなか釣れないんでしょ!?
なんて聞いてみたら、
行くトコ行きゃ、雷魚なんて簡単に釣れるよ。今度、連れてってやろうか?・・・みたいな返事が返って来たので、乗っかるコトに。
で、先ずは、タックル準備です。
100lb(ポンド)のPEラインが使える雷魚ロッドと、それ相応のパワフルなリールが必要とのコト。
ヒャクポンドぉ~!?(;゚д゚)💦
ンなモン、ボートジギング&キャスティングのリーダーでしか使ったコト無いゾ!!!
愛知県の、ほぼ(?)雷魚専門店に連れてってもらって(アタシの運転&ロド)買って来ました。
何で釣具って、カワイイ系のが無いんでしょうかネ。ピンク色とかあってもイイのに、クラウンにだってあるんだから。
せめてもの自己主張が、ピンクのラインですσ(^_^;)
水面をビッシリと水草に覆われたポイントのため、普通のルアーはひっかかっちゃうので、こんなのを使います。
今更ですが、そもそも、万が一雷魚が釣れたとして、触れるのか!?アタシに。
も1つ言うと、アタシがイチバン苦手な生き物が、カエルでして…(‥;)
ライギャー師匠の勧めもあって、非リアル系のモノをチョイスしましたが、ソレでも直視出来ませ~ん σ(^_^;
出来れば誰かにルアー交換トカお願いしたいくらいです。
そんなこんなで、
某日 雷魚師匠と、その、お仲間(便宜上、雷魚釣り師をライギャーと呼びます)が待つ雷魚ポイントに、本来の師匠に同行してもらって向かいます。
師匠に同行願ったのは、待ち合わせの池の場所が分からなかったのと、
ライギャーの中には、超過激な方もいて・・・・
ヘタな事をすると、ボコられた挙げ句、タックルを池や川に投げ込まれ、クルマも傷だらけにされる・・・・・
ので、気をつけて!
みたいなコトを、ライギャー師匠から聞かされたから(゜o゜;ヒェ~💦マヂッスカ
アタシが禁断の釣りと言った理由の1つです。
ところで、皆さん、雷魚ってどんなイメージをお持ちですか?
アタシは………………
誰も知らない、人里離れた静寂な野池で、人知れずヒッソリと暮らしていて、滅多に観ることの出来ない魚。
ましてや、釣るなんて殆ど不可能。
釣り場情報も、殆ど公開されてないし。
これも、禁断の釣りと言った理由の1つです。
そんなイメージを抱いていましたが、今日の釣り場は、津市の街中ド真ん中!!!
エエっー❗❗
幹線道路に接してるし、隣に公園とコンビニがあるし、オマケに、池の廻りは遊歩道とゆ~…
アタシの雷魚イメージを、根底から覆す様な場所です( ̄△ ̄;)
廻りのライギャーの方々(想像以上に、柄がワル...いえ、オトコ気満載の風貌)と、ライギャー師匠に一通り挨拶回りをして、いよいよ釣り開始デス。
が、その第1投目、廻りのライギャー達の視線がメチャ痛い。
ま、挨拶回りの時から感じてましたが、女のライギャーが余程珍しいのか、かと言って、姫的扱いや、アイドル的視線が向けられる程の若さも美貌も持ち合わせてないアタシ。完全邪魔者扱いです。
ええ、解ってますよ、足手まといにならない様に隅っこで、やらしてもらいますデス、ハイ(..;)
学生時代、サーキットデビュー戦も、お山デビューん時もそうだったし、好奇の目は慣れっこですもん。
深呼吸してぇ~!
フン!!!
マヂ大注目の中、気合いの一投ですが、ルアーが軽いうえ、ガチガチの硬いロッドなので、ロッドの反発力が使えず、遠投が出来ません。
一投目でド素人だと見抜いた廻りのライギャー達、その後はアタシに目もくれず、ひたすら自分の釣りに集中します。
さすがに、彼等ベテラン勢は、キャスティングも上手で、軽くアタシの2倍以上の飛距離をだしてます。
アチャ~、もっとキャスティング練習してから来るべきだったかも…(..;)💦💦
ま、デビューの時、ジツリキの差を思い知らされるのはアタシの常ですもん。
き、き、気にしない気にしな~い(^_^;
見守る師匠(タックル持ってないので完全荷物持ち&ルアー交換要員)の
『投げてりゃ、いつか釣れんだろ』
の無責任なアドバイスもあって、ひたすら投げ続けていると、いきなり水面からガポッ!!!
想像以上の物凄い引きにロッドがしなります。
ヤバっ!
メチャ重い~!!
パニクりながらも、何とか草っ原まで抜き上げましたが、暴れる暴れる!
廻りのライギャー達もサポートに駆け付けてくれました。
「早く手で抑えないと!」
「ムリムリッ!」
「ほら、針外さないと!」
「もっと、ムリっ!」
「ペンチは!?」
「持ってない!」
「マウスオープナーは?」
「ナニ!?ソレ!」
気が付けば、アタシはロッド握ったまんまで、針外し~雷魚のケアと、全部ライギャー達にやってもらいました。
滅っ茶苦茶イイ人達やん、印象だけで判断してご免なさい(・_・;)
反省します。
反省!!
記念写真撮るよ❤
持ち方知ってる!?
ライギャー達が口々に言ってくれましたが…………
持ち方?
イヤイヤ、それ以前に触れるかど~かの問題が........
師匠が、
「こういう風にエラに指入れて、真ん中の袋状に人差し指を入れて、ホラ」
ってトコで、ライギャー達がパシャパシャ!
な、何で!?
釣ったのアタシだよ?
結局、最後まで触るコトすら出来ず、雷魚が弱っちゃう前にリリースしてもらいました。
なので、なんかムカつくケド、こんな写真に....
しかも、ドヤ顔だし!
後から、ライギャー師匠に聞いたのですが、浅場を狙ったのが、結果、正解だったのだそうです。
ま...狙ってたワケじゃなく、そこまでしかルアーが届かなかった(ToT)
てのが、哀しい現実なのですが…(..;)
産卵を終えた親が、浅場の稚魚を護るため、ルアーを外敵と見なしてアタックして来たんだとか。
大丈夫だったかなぁ、あの雷魚パパ(♂かどうかは知りませんが)、あれから、チャンと子供達に逢えたのかなぁ。
チョイと、おセンチ(死後?)になったりして(//∇//)