昨年末より飼い始めた伊勢エビですが、ナンやカヤと二ヶ月目に突入しようかという今日。
殆ど文字のたれ流しの様なアタシのブログにもかかわらず、全国から約2名の奇特なお方の後押しもあってチョビットだけ続けてみようかしらと・・・
ただ、アタシに動物(特に水棲動物)を語らすと際限なく続くので、読んで頂く方のコトも考えて(絶対飽きちゃう)、セーブしつつ書きたいと思います。
概ね全ての動物は、生命や子孫を存続するため、ソレに適応するように進化し、知恵を身に付け、厳しい自然界を生き抜いています。
特に生命維持の根幹を成す『エサを捕食する』と言うことに関しては、残酷な迄の適応力を見せます。
例えば、サバンナの肉食獣達。
彼等は各自各々で(或いは群れで)少しでも良いテリトリーを探し、他のライバル達を排除し独占しようとします。
良いテリトリーとは…
それは、豊富な飲み水と、潤沢なエサ(ここでは草食動物)が容易に手に入る、広く見通しの良い大きな水辺と言えるのではないでしょうか。
しかしながら、広大なサバンナ高原とはいえ、そうそう数多くあるワケではないハズなので、中にはテリトリーが被る動物達も居るわけです。
例えば、無駄な争いを避けるため、木の上を住処としたヒョウとかは別として、同じ平地を好むが故、テリトリーが被り、縄張り争いが絶えない肉食獣達も多い訳なのです。
代表的なのは…
ライオンと
チーター
ハイエナと言った具合でしょうかね(あくまでも私的意見です)
ライオンとハイエナは、どちらも、集団で狩りをします。多くの胃袋を満たすために、バッファローやヌー等の大きな獲物を、数にモノ言わせて効率良く狩っていくのです。
つまりは、テリトリーも、獲物も完全に被る彼等は、常に熾烈な縄張り争いの渦中に居て、幾度となく、生死を掛けた争いを強いられます。
それは、幼い子供達にまで及び、お互いの将来の捕食ライバルとなる恐れのある、小さな赤ちゃんや子供までも見つけ次第噛み殺してしまいます。
では、チーターはどうかと言うと、単独で狩りを行い、ライオンやハイエナが決して狙わない、小さいけれど、やたらすばしっこいトムソンガゼルや、インパラを獲物とするために、パワーと体力を捨て、スピードと加速力、他に類を見ないコーナリング速度に特化する事で獲物の分別化により争いを避けてきました。
捕食対象が違うので、チーターは同じテリトリー内に居ても、他の二者達の様に縄張り争いになるコトもなく、むしろ、歓迎される者として、生まれたての赤ん坊からして、平穏に暮らせています。
と言うのも、実はチーター、スピードに特化したが故、とにかく
ケンカが弱い!(笑)
それ故、ライオンもハイエナも、苦労して獲物を狩るよりは、彼等の獲物を横取りした方がラクなのを知っているからなのです。
ライオンのパワーも、ハイエナの骨まで噛み砕く強力なアゴも、獲物を何処までも追い掛けるリカオンの様な持久力も無い彼等。
他の、どの肉食獣達と比べても、断トツの狩りの成功率を誇っていますが、結局、横取りされちゃうってゆ~、平和な生活と引き換えに、ツラい立場にいると言えますね(笑)
あ、、もちろん過去には、チーターを襲うライオンの目撃例も報告されてますが、調査により、チョーシこいたチーターが、そのライオンの子供を遊びで追い回したコトが原因で、その仕返しとして、力を誇示するためにも、見せしめに頭蓋骨を噛み砕いたってことが解っています(゜o゜;)💦コワ~っ
パワーにモノを言わせて、両手で頭の自由を奪い、瞬殺してますネ。
ん( ̄。 ̄;)!?
ナニ語ってるんだ?アタシ。
アカンアカン!
この分野のハナシし出すと嫌われるσ(^◇^;)
伊勢エビと全全全全全然カンケー無いやん。
要はネ、生き物足るモノ、捕食に関しては驚くほどの適応能力と知恵と工夫を身に付けているってコトなのね。
ところが、世の中には
『よくこれで生きてゆけるよネ(・・;)』
ってくらい捕食のヘタなヤツも居るわけデスよ(´`:)
アタシの身近なトコでは、ライギョ!
コイツらは、呆れるくらい捕食が下手で、ルアーをユックリのタダ引きで、イレギュラーな動きトカさせてないのに、ルアーから離れたトコをバフバフやってて、なかなかルアーに食い付いてくれません( ̄。 ̄;)
よくもまぁ、こんなので、必死に逃げ惑うエサを捕食出来るもんだ、たぶん、動物界イチの捕食下手じゃね?
なんてズゥ~っと思ってました。
が・・・
居るんですネェ~。
さらに輪を掛けて捕食のヘッタくそなヤツが・・・・
ソレがこの伊勢エビっ!!
胴体を挟んだ目の裏側に口があるため、口元は完全に死角になっていて、口元にエサがあっても全く気付きません。
ならばと、試しに視野に入るくらいの距離にエサを置いてみましょう。
は~い❤美味しいイカちゃんですよぉ~♪
おっ!来た来た💕
そうそう、もう目の前!
あと一歩デスよぉ(≧∇≦)b
ん!?(・・;)
帰るんかい!(▼皿▼)凸
( ̄。 ̄;)( ̄。 ̄;)( ̄。 ̄;)( ̄。 ̄;)?
どうやら口元の近くの、どれかの脚に味覚を感じるセンサーがある様で、エサがソレに触れて、初めてエサと認識するようです。
肝心の眼は……
一般には、光を感じる程度の視力しか無いと言われている様ですが、三重大水産学部の研究によれば、かなり視力は良いとのデータも報告されていて、ドッチなんだよ!
って思うのですが……
因みに、そのデータ、読んではみましたが、クッソ難し過ぎて理解出来ません(笑)
で、運良く(エサにとっては運悪く)エサを関知出来れば、器用に脚で抱え込んで、やっと食事にありつけるワケなのですが
なにせ、あの身の硬いイカの切り身でさえ、ツメが突き刺さる程の力でエサを抱え込むので、
柔らかい身の小魚や、虫エサなんかだと簡単にちぎれてしまい、ユラユラと足元に落ちてしまいます。
お分かりですね。
ちぎれたエサは、味覚を持った脚に触れない限り、たとえ口元にあったとしても、いつまでも残っちゃうワケなんですよ。
なので、10の量のエサを与えても、実際口に入るのは……どれ位ナンでしょうね(^◇^;)
水槽内にも流れがあって、ソレに乗ってエサの残骸がユラユラと………
やがてソレが腐敗して、水質悪化の原因に…
いやいや、それ以前に
残飯(?)漂う水槽って、観賞用としてど~なのよってコトですよねぇ。
そうゆ~ワケで、
もうネ、『はい、ア~ン❤』作戦しかないでしょ、コレ。
あーっ💦
もう、なんかメンドクセェ~~っ!!(T△T)