
おはようございます( ̄∇ ̄)
今朝は、まだ弱い雨が残っている東京です。
寒くなりましたね~(>◇<;)
北関東は、明日にかけて平野部でも雪の予報が出ていますね。
スタッドレスタイヤの準備は、大丈夫ですか?
寒くなると窓ガラスなどに水玉が付くことがありますよね?
「結露」と言いますが実は車のガソリンタンクの中でも同様のことが起きています。
結露した水分は、微量ですが長い年月をかけてガソリンタンクの底に溜まってきます。
それを除去するために「水抜き剤」というものを使います。
私は代わりに写真の「フューエルシステム」を使ってますが、以前は397円で買ったのですが、100円高い値段(497円)で買ってしまいました(泣)
水抜き剤の主成分は、アルコールです。
ですから水抜き剤として売られているものでなくても、アルコールが主成分で燃やしても害の無い物なら理論上は使えます。
例えば、うんと濃いテキーラやウォッカなどの酒類、果ては整髪料など(実は昔、キャブ車で試したことがありますが、量が多いとものの見事にプラグがカブります、試される方は自己責任でお願いします)は、理論上は使用可能です。
でも、車が大切ならちゃんと水抜き剤を使いましょうね(笑)
アルコールは、理科の実験でやったと思いますが、水と油などの分子の間に入り込んで、混ぜてしまう作用があります。
つまり、ガソリンタンク内の水とガソリンを混ぜ合わせて燃焼させて排出することができます。
ここで問題となるのは、まれに水の量が多いなどある条件が重なると「乳化」という現象が起きます。
乳化のわかりやすい例をとるなら、マヨネーズです。
あれも、お酢と油という混ざり合わないものを卵が間に入ることで見事に混ぜ合わせていますよね。
しかし、その時にサラサラした液体からゲル状というかクリーム状の粘性を持った液体に変化します。
そういうことがガソリンタンクの中で起きます。
すると、どうなるか?
どうなると思います?
ゲル状になったモノがフューエルパイプ(ガソリンをエンジンに送る管)のストレーナー(ゴミがインジェクター(燃料噴射装置)に行かないようにするための網)に引っかかり、エンジンが停止してしまうのです。
そういう恐れがあるため、最近では水抜き剤を使う人も減っています。
それに、ガソリンタンク自体の材質も金属から樹脂に変わったりして水抜き剤を使う必要が無くなったのも大きな原因ですけどね。
では今日もよろしくお願いします♪
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Posted at
2011/12/09 07:17:25