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2016年11月02日

VW、ベンツ、BMWが電気自動車に舵を切る真の狙い

VW、ベンツ、BMWが電気自動車に舵を切る真の狙い ※このブログは「エンジンで電気発生、日産「ノート」に新モデル」について書いています。

こんにちは~( ̄▽ ̄)/

先日新型ノートがエンジンで発電して電気でモーターを動かして走行する新しいタイプのEⅤが追加されたというニュースをご紹介しましたが、ちょっと古い記事ですが、各社をEⅤ販売に向かわせる世界的な自動車メーカーの動きを書いた記事なので、ここにご紹介する事にしました。

参考までお読みください(*´▽`*)



【VW、ベンツ、BMWが電気自動車に舵を切る真の狙い】

10月16日に閉幕した仏パリモーターショーでは、独自動車メーカー3社の「電気自動車(EV)シフト」が鮮明になった。独フォルクスワーゲン(VW)によるディーゼル不正の発覚以降、ドイツ勢は電動対応車の主役をプラグインハイブリッド車(PHV)からEVへと転換している。その狙いはどこにあるのか。(「週刊ダイヤモンド」編集部 山本 輝)

「今こそ、変革のときだ。われわれは、世界のEV市場のリーダーになる」。独フォルクスワーゲン(VW)の乗用車ブランドトップのヘルベルト・ディースCEOは、そう高らかに宣言した。
 VWは、9月末に開催された仏パリモーターショーで、次世代電気自動車(EV)のコンセプト車「I.D.」を世界初公開した。一度の充電で走ることができる航続距離はなんと600kmと、日本でおなじみの日産「リーフ」の2倍以上を誇る。このモデルを、2020年にVWの看板車種「ゴルフ」並みの普及価格帯で販売するというから、EVに掛ける意気込みは相当なものだ。
 すでに、VWは25年までに30車種以上のEVを投入し、世界販売台数に占めるEVの構成比を現時点の1%から最大25%へ引き上げる計画を発表している。昨秋のディーゼル不正で傷ついたVWブランド。新生VWを打ち出すための武器として、EVを大々的に担いでいるのだ。
 VWだけではない。パリモーターショーでは、独自動車メーカー3社は共に、EVシフトの姿勢を鮮明にした。独ダイムラーは、メルセデス・ベンツのEV新ブランド「EQ」を立ち上げると発表。最長500kmを走行可能で、20年に市販化を目指す。また、独BMWもi3の航続距離を300kmに伸ばした改良版を初公開した。
 ドイツ勢が一斉にEVへと舵を切った背景には、欧州における燃費・排ガス規制の厳格化がある。
 まずは燃費規制。欧州では、2021年までに企業平均のCO2排出量を95g/km以下にしなければならない。従来に比べて、3割近い削減を求められており、特に大型車の構成比が高いドイツ勢にとっては非常に厳しい。
 依然として欧州市場ではディーゼル車の構成比が半分近くを占めるが、もはやEVやプラグインハイブリッド車(PHV)といった電動対応車なしでは、到底クリアできない数値だ。そのため、これまでPHVのみを本命視していたドイツ勢は、EVにも注力することで規制を乗り越えようと必死になっている。
 排ガス規制もまた、ディーゼル車主体のドイツ勢には逆風だ。現在の規制基準である「ユーロ6」は段階的にハードルが高くなってゆく。その上、VWのディーゼル不正を受けて、今後は実路走行試験(RDE)が義務づけられるようになる。試験場での「ごまかし」が効かないRDEの導入は、ドイツ勢にとって死活問題だ。「ディーゼル車だけで基準を超えようとすると対応費用が膨大になる」(ローランド・ベルガーの大橋譲プリンシパル)。EVを車種展開の中枢に据えて、電動化を急ぐより術はないのである。
中・米でHEV外し対応を迫られるトヨタとホンダ
 そして、ドイツ勢がEVシフトを急ぐ最も説得力のある根拠は、実は違ったところにある。
 それは――、中国市場の獲得だ。特にVWは、「中国が世界最大のEV市場になることは疑いようがない」(ユルゲン・シュタックマンVWセールス&マーケティング担当取締役)と言い切る。VWにとって中国は、世界販売台数の3割を握る最重点市場。EVの拡充により、中国市場におけるプレゼンスをさらに堅固なものにしようとしているのだ。
 そもそも、中国の環境規制は、深刻化する大気汚染を食い止める目的もあり、世界で最も厳しい欧州基準「ユーロ6」がベースとなっている。ドイツ勢のみならず、世界の自動車メーカーが欧州並みの対応を迫られている。中国市場を攻略する上で、EVなどの電動対応車の投入は欠かせない。
 さらに、中国政府は20年までに、EVとPHVを合わせた新エネルギー車を500万台まで増やす壮大な計画をぶち上げており、普及を後押しするための補助金制度も充実している。ドイツ勢が、ホームタウンの欧州市場と世界最大の中国市場を席巻するためには、EVシフトは必然の流れなのだ。
 翻って、日系メーカーはどうか。
 彼らとて電動化の潮流を無視してきたわけではないのだが、トヨタ自動車やホンダは電動対応車ではハイブリッド車(HV)を中核に据えてきた。ところが、中国では、紆余曲折あった末に、補助金対象からHVを外されてしまった。米国カリフォルニア州のZEV(排ガスゼロ車)規制でも、HV外しの流れは変わらない。
 トヨタ、ホンダは共に中国でのPHVの新モデル投入で巻き返す予定。長期的には燃料電池車(FCV)で技術優位を保ちたいところではある。だが、ドイツ勢を筆頭に世界の自動車メーカーがEVへ舵を切った今、日系メーカーは疎かにしてきたEV拡充の対応を迫られている。

 


ということのようですが、もはや世界の自動車販売は中国を無視しては成り立たない様相ですね。
ハイブリッドやプラグインハイブリッドでは普及しないということで、世界の名だたるメーカーは各社一斉にEⅤ化へと舵を切ったようです。

日産としてもトヨタやホンダに出し抜かれるわけにはいきませんから、元々EVの技術を進化させノウハウを蓄積してきた三菱自動車を傘下に置くことでEV化の技術を労せずして手に入れることができたわけですね。

日本国内では日産自動車ですが、世界的に見たらルノーというグループが母体にあるわけですから、嫌が応でもこの流れに逆らうわけにはいかないのが今の日産なわけですね。

そう考えると、いつまでもガソリンエンジンにこだわっているマツダ・日産・三菱のグループに見切りをつけてハイブリッドPHVや電気自動車へシフトしようと画策してトヨタにラブコールを送ったスズキ自動車の動きにも納得がいくわけですね。

これからの私たちの生活には、EV、そして自動運転技術が必要不可欠になってくるのでしょうね。

では、午後もよろしくお願いします♪
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Posted at 2016/11/02 12:21:44

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この記事へのコメント

2016年11月2日 20:39
こんばんは~(^^)/

環境負荷を考えるとバッテリー≒廃棄物の問題が少ない燃料電池車が本当の理想なんですが、EVしか作れない欧米には都合が悪いんでしょうね(^^;
コメントへの返答
2016年11月2日 21:09
こんばんは~( ̄▽ ̄)/

燃料電池車は、トヨタが攻勢をかけるための材料にしているみたいですけど、日本独自の技術で海外のメーカーと差をつけて欲しいですね。

今日もよろしくお願いします♪
2016年11月3日 5:31
おはようございます。

あくまで私の個人的感想
しかもちょっといかれた年寄りのものですが・・・
自動運転にEV
何だか私には、ちっとも楽しくないですね~
この流れに積極的に乗るなら、そもそもが今時MT車なんかに乗っていませんけど・・・
必要とされる方は、どんどん買われたら良いですが、困るのは少数派ユーザーに向けての開発が閉ざされる事ですかね。
コメントへの返答
2016年11月3日 6:00
おはようございます( ̄▽ ̄)/

世の中は残念ながら経済中心に動いていますから「よりニーズのあるもの」へのシフトが時代の流れになっていますねぇ・・・残念なことです。
高齢者は免許を返納することが望ましいようですが、過疎地にお住いの方にとっては、車は必須!それならばっ自動運転してくれる車を・・・と、この流れはわかります、私も来るべき年齢を迎えたら免許を返納するかどうかの決断を迫られるのでしょう。
でも、法整備やら技術的な問題もありますから、まだまだ先と思っていますが。

現在の自動運転と言っても、まだまだ運転支援程度の技術ですから、当分は運転して楽しい車はなくならないと信じています(*´▽`*)

今日もよろしくお願いします♪
2016年11月3日 19:56
こんばんは〜。

EVはiミーブしか乗った事ないですが異次元体験でしたね〜。

技術エンジン音とか入れて僕みたいなアナログ人間を楽しませてくれると嬉しいですよね〜。
コメントへの返答
2016年11月3日 20:40
こんばんは~( ̄▽ ̄)/

アイミーブは、航続距離は短いですがきびきび走ってレスポンス良く、なかなかだと聞いたことがあります。

EVって、初期トルクがめちゃめちゃ高いんですよね。

今日もよろしくお願いします♪
2016年11月6日 18:37
こんばんはm(_ _)m
30年後も化石燃料で走る車が主流だと思う方に
1票!(笑)
劇的な蓄電池の進化やあっと驚く新技術でもない
限りはEVは主流にはならないでしょうね。

やっぱり、エンジンで走る車が一番好きですね(笑)

コメントへの返答
2016年11月6日 19:12
こんばんは~( ̄▽ ̄)/

化石燃料で走る車は、たぶん今後も無くならないでしょう。
ただ、国がEV化を推進していますから、現在1%しかないEVの割合が、今後は25%ほどに増えるでしょう。
4台に1台はEVの時代になりますね。

今日もよろしくお願いします♪

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今日もよろしくお願いしまーす♪」
何シテル?   08/15 10:25
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