速度摘発どこでも…狭い生活道路に移動オービス

読売新聞ニュースより抜粋
画像は、住宅街で速度違反に目を光らせる移動オービス（埼玉県川越市で）＝横山就平撮影


　速度違反自動取り締まり装置（オービス）によるスピード違反の取り締まりが変わりつつある。これまでは幹線道路にしかなかったが、幅の狭い生活道路でも使える新型の「移動オービス」の導入が各地の警察で進み、近畿では今秋に兵庫、滋賀両県警が運用を始める。日々変わる取り締まり場所をドライバーが予測するのは難しく、違反の抑止効果も期待できるという。


■神出鬼没
　住宅街の歩道に置かれた装置は、大型カメラか道路の測量機器のようにも見える。しかし、制限速度を超えて走る車が近づいてくると、フラッシュが光る。

　装置は車の前方からドライバーの顔やナンバーなどを撮影。ドライバーには後で呼び出しがかかり、交通切符（赤切符）が交付される仕組みは、通常のオービスと同じだ。

　装置の形状は数種類あり、導入している警察本部は警視庁、岐阜、島根両県警など計１３に上る。


読売新聞 2018/08/22 15:08