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もと部長(みっくん)のブログ一覧

2019年04月27日 イイね!

腹が減ったので、腹いせの飯テロブログ(笑)

腹が減ったので、腹いせの飯テロブログ(笑)おはようございます(^ ^)

さて皆さん、世間では今日からGW、多い所で10連休となる今日この頃、いかがお過ごしですか?

ここまでが、今日の「前置きっ!」





ここからが今日の「本題っ!」

らあめん花月嵐の基本メニューである「嵐げんこつらあめん」がリニューアルされました。



少しお高くなって、一杯700円(2019.4.26現在の税込価格)となりました。

確かに美味しくなったのですが、私は味が曖昧で色々自分でカスタマイズできる以前のげんこつらあめんの方が好きですね。



まあ、好みの問題ですから、万人受けすれば良いわけなんですが・・・(^^;;



スープが少し濃厚になった分、自分でカスタマイズする楽しみがなくなったとも言えますね。



最後は、ごはんとのコラボで調整しましょうかね(*´▽`*)



では、今日もよろしくお願いします♪
Posted at 2019/04/27 08:40:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | グルメ/料理
2019年04月22日 イイね!

雪を使って発電する技術が誕生

雪を使って発電する技術が誕生【雪を使って発電する技術が誕生】

Rina Fukazu

サステナブルで、マルチファンクショナル!

冬になると、太陽光発電が厳しくなることがあります。それは、赤道線から遠く離れた地域を中心に日が短くなるからだけではなく、ちょっと雪が降っただけでも太陽光パネルの効率性が低下することにも関係しているといえるでしょう。

そんななか、長い冬のあいだも雪を活用して電力を生成する摩擦帯電型ナノ発電機を開発したのはUCLA、トロント大学、マクマスター大学、コネチカット大学による連携プロジェクト。雪の性質を活用して、電子の交換からエネルギーを生成する「Snow-TENG」という技術が生み出されました。

摩擦帯電は、身近なところでいうと静電気現象の一種。冬の乾燥した日にエレベーターのボタンを押そうとしたときにパチッとなるのと同じようなサイエンスが働いているといいます。

雪は、地上に舞い降りるにつれて正に帯電して電子を放つ準備ができている状態となります。研究者らがあらゆる素材を使ってテストしたところ、雪の結晶と接触したとき最も効率的に発電できるのはシリコンの負の電荷であることがわかりました。

このシリコンは安く入手できて、3Dプリントも可能とのこと。またシリコンに加えて、非金属の電極が用いられているため柔軟性、伸縮性、耐性にも優れているのだそう。電源内蔵式であることから充電の必要もなく、太陽光パネルに設置すれば、たとえ雪に覆われても発電することが可能になります。

さらに、発電以外の用途も期待できます。たとえば小型気象センサーとして、積雪量、積算深度、風向を測定したり、ウィンタースポーツでのウェアラブルセンサーとして、アスリートの動きを記録してインサイトを出すといった活用の仕方もできるようです。

今回の研究論文は、Nano Energy Journalに掲載されています。地球温暖化の影響によって、吹雪の回数は減るにしても、その激しさは増すことが予測されているなか、新たな発電方法として期待が高まります。

source: UCLA via EurekAlert!
Posted at 2019/04/22 21:40:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | ニュース
2019年04月16日 イイね!

“タモリ、『笑っていいとも』スタッフとの確執記事”はウソ? テレビマンが怒りのツイート

“タモリ、『笑っていいとも』スタッフとの確執記事”はウソ? テレビマンが怒りのツイート【“タモリ、『笑っていいとも』スタッフとの確執記事”はウソ? テレビマンが怒りのツイート】

リアルライブ

4月14日(日)、東洋経済オンライン(東洋経済新報社)のサイトにて、『タモリというお笑いの巨人が持つ圧倒的な凄み』という記事が投稿された。この記事はすぐさまYahoo!ニュースに取り上げられ、エンタメ部門でトップニュースとして取り上げられた。

 同記事は『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終了となった理由、タモリとスタッフの確執、グランドフィナーレのとんねるずとダウンタウンが奇跡の共演などがまとめられている。ネットでも、タモリのすごさについて改めて議論され、大盛り上がりとなっていた。

しかし、この記事について物申した人物がいる。フジテレビで『いいとも』のスタッフも務めた木月洋介氏だ。彼は自身のTwitterにて記事を引用し、「ネット上の根拠のない噂は、時間経つといつのまにか真実のように書かれるんですね。。。おそろしい。」とコメント。さらに、「噂の繋ぎ合わせを、取材もせずに、よく本人の意思として断定的に書けますよね。僕は当然登場してないですが、登場人物が皆さんお気の毒です。。。これが東洋経済で、Yahoo!ニュースだというのもおそろしい。」とつぶやいた。

 同じく、フジテレビの日置祐貴氏も木月氏のツイートに反応し、「このテの嘘まみれテレビの悪口ニュースをテレビ界の先輩方は殆ど無視してきたと思う。度量があると思える反面、そろそろ“全然違えよ!”、“ふざけんなよ!”と言う人が出てきて欲しいと思う。僕は口喧嘩が下手なので自信がないから、ホント誰かお願いします。」とつづった。

この記事は、お笑い評論家であるラリー遠田氏の書籍『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)の一部を抜粋したものだという。

 「本人がどこかで語ったのならまだしも、ゴシップ記事を鵜呑みにして、憶測で書いたのがまずかったですね。過去にもネットで発言したことを某芸人に言い返されていましたし、SNSでは“またか”なんて声もありました。取材をしたり、本人が発言したりしたことをまとめるなど、もう少し裏取りが必要だったのではないでしょうか」(エンタメライター)

 ラリー氏はこの騒動についてどんな発言をするのか、本人のコメントを待ちたい。

この記事の引用について
木月洋介Twitterより https://twitter.com/yosukekizuki
日置祐貴Twitterより https://twitter.com/HIOKI2010
Posted at 2019/04/16 23:26:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | パソコン/インターネット
2019年04月15日 イイね!

女医が診ると患者は「長生き」する理由

女医が診ると患者は「長生き」する理由【女医が診ると患者は「長生き」する理由】

大塚 常好  2019/04/15

国内に約30万人いる医師の男女比は8:2。どちらのほうが「腕」が上なのか。アメリカの大学に在籍する日本人医師の研究で「意外な結果」が判明した──。
「女性医師の手術はお断り」は是か非か

最近の一部週刊誌の人気企画に「医療批判」がある。「受けてはいけない手術」「飲んではいけない薬」「日本のがん研究のレベルは低い」といった刺激的なタイトルで医師や病院へのアンチテーゼを繰り返している。

記事の真偽はともかく、病院に世話になる高齢者が増える中、既存の医療体制に対する潜在的な不信を抱く読者も多いということだろう。そうした記事は一種の“警告”として現場に届いている面もある。だが、完全に炎上したケースも少なくない。

「週刊現代」が2018年9月22日・29日号において展開した特集記事「女性医師の手術はいやだ」もその一例だ。

漫画家や元代議士の医師が「女性は生理があるから体調に波があって信用できない」「反射速度が遅いから1分1秒を争う手術に向かない」などと主張しているのだが、そう述べる明確な理由は書かれていない。

記事は、医学部の女性受験生を「差別した」という東京医科大学の不正入試問題にからめたもの。今後、女性医師が増える流れに対して「女性医師を増やすのは国民にとって幸せか」「命より男女平等が大事か」と訴えるのが編集部のスタンスとはいえ、「ノーエビデンス(無根拠)では……」と冷ややかな目で見られてしまうのはしかたないだろう。

加えて、医療現場の女性医師からは、「医師は男性・女性に関係なく日々最新のスキルを学んでいる」「手術時に体力の強さは必要ない。求められるのは忍耐力だ」「1度だって(生理などの)体調不良などで執刀できなかったことはない」「時代錯誤の高齢男性をターゲットにした記事」などと、ネット上で猛烈にバッシングされている。

内科疾患は、女医が診ると患者は“長生き”

では、「現実」はどうなのか。

より優れているのは、男性医師か、女性医師か。医師の性別をめぐる「患者の本音・感情」ではなく、客観的に見ていこう。

カルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)助教授の津川友介氏(医療政策学者・医師)を中心としたチームは2018年4月、英国医師会雑誌(BMJ)に論文を掲載した。要旨は次のようなものだ。

アメリカの約4.5万人の外科医が行った手術のデータを用いて、外科医の性別によって患者の術後死亡率(術後30日以内に死亡、もしくは1度も退院することなく死亡する確率)が変わるかどうか解析した。

すると、女性の外科医の場合、死亡率は6.3%、男性の外科医の死亡率は6.5%であり、統計的な有意差は認められなかった。つまり外科医の性別で患者の死亡率には差はなかったということだ。17年にはカナダのデータでも同様の研究が行われており、似た結果が得られている。

内科医に関しても津川氏らは研究し、16年に論文として発表している。

内科疾患の患者が入院して30日以内に死亡する確率を担当が男性医師と女性医師の場合で比較した。

結果は、女性医師11.1%、男性医師11.5%。こちらは女性医師の患者の死亡率のほうが統計的に有意に低いことが明らかになった。

なぜ、女性の内科医のほうが患者を結果的に「長生き」に導くことができるのか。津川氏はこう分析する。

「女性医師のほうが男性医師よりも、エビデンスに基づいた医療を選択したり、患者中心のコミュニケーションを取る(長い時間をかけてじっくりと患者から十分な情報収集)傾向があることが複数の研究で明らかになっています。このような医師としての“診療スタイル”によって、女性医師の患者の死亡率が低くなった可能性があります。日本での研究はまだ行われていないため、同じ結果が得られるかどうかはわかりませんが、同様の結果が得られる可能性はあると思われます」

男はリスクを取る、女はリスクを回避。手術スキルは同じ

津川氏は過去の調査をもとに、性別によって次のような特徴があると語る(男女とも手術スキルに差はなし)。

・男性医師→迅速に判断(リスクを取る傾向)、自信を持ち治療方針決定。

・女性医師→慎重に判断(リスク回避型)、エビデンスに基づく医療行為、患者の話をよく聞く。

冒頭の「週刊現代」の記事に抗議した五本木クリニック(東京・目黒区)の桑満おさむ院長もこう語る。

「女性医師は全般的に、病気を不安に感じている患者さんの気持ちに寄り添う努力をします。患者さんの話によく耳を傾けます。また女性が多い看護師との連携もよく、看護師経由で患者さんの情報を仕入れ、自分の専門外のことは専門医から積極的に意見をもらいます。さらに、女性医師は、効果があると科学的に証明された標準治療を中心に治療をする傾向があります。きちんとした教科書的な診察で、(津川氏の研究結果には)それがよく出ていますね」

性別の傾向として、女性はどちらかといえば「保守的」で、男性は「チャレンジャー」であり、それは医師にも当てはまる、と桑満氏は言う。

「現代の医療に、基本的に“チャレンジ”は必要ありません。極端なことを言えば、名医はいらないのです。性別に関係なく、標準医療を粛々とすべきです。よほど特殊な病気や、手術の手法を新規に開発するような場合のみ、先陣を切る男性医師がいればいいのだと思います」

女医は月イチの「生理で体調に波」は本当なのか

厚生労働省の調べ(16年)では、現在、医師の総数は約30万人。その5分の1、約6万人が女性医師だ。絶対数としては少数派だが、女性医師の割合は年々増している。このことを桑満氏は「歓迎する」と話す。

「女性医師は生理になるとイライラして、体調が悪くなったり冷静な判断ができなくなったりするのではないか、という意見もありますが、多くの女性医師は服薬するなどして心身のコントロールが可能です。一方、男性医師はどうでしょうか。例えば、アルコール依存症の傾向がある男性医師がいます。依存症ではなくても、二日酔いで勤務する男性医師も実在します。さらに、たばこを吸う男性医師も少なくない。女性医師が、ほろ酔い状態やニコチン依存症の男性医師に劣るとは思えません」

桑満氏によれば、医療用ハサミやピンセットなど外科の手術器具は男性の手のサイズに合わせて作られることが多いという。そのため器具を使うときに力が必要になる可能性はあるが、器具を自分仕様にオーダーメードすることもできるので大きな問題ではないという。

そもそも、近年では医師が1人で手術の方針を決め、執刀することはなく「チーム医療」が基本なので、「女医は嫌だ、心配だ」というのはナンセンスなものだ、とも桑満氏は語る。

診療科別の医師の男女比を見ると、外科など女性医師の割合が極端に少ない科もあるが、これまで見てきた調査の結果から言えば、今後その「偏り」も改善されていく可能性は高く、「女性医師は嫌だ」から、「女性医師に診てほしい」という声が主流となる時代もやってくるかもしれない。

なお、男性医師・女性医師の対比ではないが、前出・津川氏の研究では、内科医の場合、年配の医師よりも若い医師が治療したほうが患者の死亡率が低いという結果が出た。一方、外科医の場合、年配の医師より若い医師が手術した患者のほうが死亡率は高かった。

「内科医は医学の進歩の速度が速く、経験の集積よりも影響力が大きく、外科医は経験の集積の影響が大きいと考えられます」(津川氏)

▼ベテラン女医が見た、イマドキの女医

「ゆるふわ女医」台頭に揺らぐ医療界

「女性医師が担当する患者は死亡率が低い」といった医学論文が発表され話題になっているが、「だからといって、すべての女医が優秀であるわけではない」と、フリーランス麻酔科医の筒井冨美氏は語る。

近年の医学部入試の過熱ぶりや、「リケジョ」こと理系女性ブームもあり、女子医学生や女医が増えています。同性の医師が増えることは大いに歓迎しますが、「壁」にぶつかる女医も少なくありません。

いわゆる臨床研修医制度が始まったのは2004年のこと。医師国家試験に合格した新人医師は2年間、特定の科に属さず「内科4カ月→精神科2カ月→小児科2カ月……」と2年間で多数の診療科で研修することが義務付けられました。そして18年4月からは新専門医制度が始まり、研修を済ませた若手医師は内科・小児科・眼科などの19の専攻のうち1つを選んで3~6年間の専門研修を行い、「眼科専門医」など専門医資格を取得できるようになったのです。

「自分はどの診療科のプロであるか」を示すことができるわけですが、現状、女医は眼科・皮膚科など「マイナー科」と呼ばれる「軽症で急変の少ない患者が主で、定時帰宅しやすい」専攻を選ぶケースが多いようです。

そうしたマイナー科を選ぶ医師はレベルが低いわけではありません。その判断には女性ならではの、出産という人生の契機が関連しています。「35歳までに2、3人子供を産みたい」と考えれば、最初の出産は30歳前後にならざるをえず、それまでに専門医資格を取得できる科となれば、そういう専攻が増えるのは自然な流れだと言えます。

ただ、「ゆるふわ女医」と呼ばれる存在の台頭はいささか残念です。ゆるふわ女医とは「医師免許は取るけどキツい仕事はしたくない。医師など高収入な夫と結婚するまでは腰掛け程度に働くけれど、結婚・出産後は時短かパート勤務のみで、手術・救急・当直・地方勤務は一切いたしません」というタイプ。

大学病院や公立病院のような大病院で、産休・育休・時短のような福利厚生をフル活用して、昼間のローリスク業務のみ担当したがる人々です。結婚・出産後に早々に引退して専業主婦になってしまうケースも見られます。「ゆるふわ女医」の増加は医療界の大きな悩みの種。こうした女医が増加している点が、多くの医大が入試で「女性受験者減点」に踏み切らざるをえない一因ではないかと私は考えています。

女医は都会志向が強い。その理由は「都市部の大病院は医師が多く、休みやすい」「地方の男尊女卑な空気がイヤ」「地方には(高学歴、一流企業社員など)ハイスペック男が少ないので婚活に不利」……と様々ですが、「女医は地方勤務を嫌がる」傾向は昔より強まっています。

女医率上昇とあいまって、外科など「メジャー科」と呼ばれる多忙な診療科の人手不足の深刻度は高まっています。特に地方では群馬・山梨・高知は18年度の外科専攻医が各1人(東京都は177人)と、地方における外科医療は危機的状況です。

個人的な考えでは、結局「男性医師は大器晩成で、女性医師は中器速成」となることが多いのではないでしょうか。

学生時代は成績優秀で首席卒業後、医師になってからは海外有名病院に留学するなど活躍していた才媛女医も、妊娠・出産というイベントがなくても、なぜか35歳頃から息切れし始め、40代以降には平凡な医師となる例を多く見てきました。一方、男性医師は、学生時代は授業サボりまくりの問題児でも、経験を積み重ね40代以降も診療のレパートリーを増やして成長し続けるようなタイプが多いように見えます。

男性医師はどんな妻であれ、使命感を持ち医師としての道を極めます。しかし、女医はどんな夫かで、「働き方」が大きく変わります。とりわけ、子持ち女医の勤労意欲は、配偶者によって大きく差が出るのです。

医師夫と結婚した女医は、概して働きません。特に20代で出産した群は、絶望的に戦力になりません。では、夫が一般サラリーマンなど非医師ならばどうかといえば、これが比較的よく働くのです。多くの場合、妻のほうが高収入になるので、夫や義理の家族は医師である妻のキャリアを支援する強い動機が働くようです。家事や育児といった本業以外の雑務を周囲の人間が買って出て、妻の負担を減らすように自主的に動くのです。そのことが、世帯収入を高め安定させる最も適切な方法だと気づいているのでしょう。

近頃、フリーカメラマン・ピアニスト・地方議員・起業家など、「アウトレット系男性」と結婚する女医が増えています。こういう夫婦では主に女医が家計を担うので、よく働きますが、もっとよく働くのはシングルマザー女医。つまり医師夫を持つ女医より、非医師の夫を持つ女医や夫なし女医のほうが医師としての伸びしろがあるのかもしれません。

Posted at 2019/04/15 18:39:37 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記 | パソコン/インターネット
2019年04月14日 イイね!

タモリというお笑いの巨人が持つ圧倒的な凄み 平成を駆け抜けた「いいとも!」の最後に見た

タモリというお笑いの巨人が持つ圧倒的な凄み 平成を駆け抜けた「いいとも!」の最後に見た【タモリというお笑いの巨人が持つ圧倒的な凄み 平成を駆け抜けた「いいとも!」の最後に見た】


ラリー遠田  2019/04/14 13:00

平成終了まで、あとわずか。この31年間、人気番組の終了や大物タレントの引退など、お笑い業界にもさまざまな変化があった。タモリが司会を務めたバラエティ番組「笑っていいとも!」の終了も、そのひとつ。

30年以上続いた国民的長寿番組が突然終了したのはなぜか? 平成の世を駆け抜けたお笑い芸人の歴史と事件を振り返った『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)から、一部抜粋してお届けする。

「俺、聞いたんやけど、『いいとも』終わるってホンマ?」

 2013年10月22日放送の「笑っていいとも!」(フジテレビ系)で、突然乱入してきた笑福亭鶴瓶が妙なことを言い出した。さらに妙だったのは、これに対してタモリが平然とこう答えたことだ。

 「来年の3月で、あの、『いいとも』は終わりますよ」

 「いいとも」の終了が公に告げられた歴史的瞬間だった。あまりに唐突な発表だったため、ほかの出演者も観客もどう反応すればいいのかわからないようで、あからさまに戸惑っていた。タモリの口ぶりは事の重大さに似つかわしくないほど普段どおり淡々としていた。それが混乱に拍車をかけていた。

 「いいとも」が終わるのではないかという噂話は少し前から飛び交っていた。タモリは「マスコミに知られて報道されてしまうよりは、自分たちで先に言ってしまったほうがいいだろう」と思い、鶴瓶を飛び入りさせて発表を行うことにしたのだ。

 「いいとも」の長い歴史の中では、生放送ならではのハプニングがたびたび起こっていたが、最後にして最大のサプライズはMCであるタモリ自身が仕掛けた形となった。

タモリとスタッフの確執

 週刊誌報道によると、これ以前からタモリと「いいとも」のスタッフの間では不協和音が鳴り響いていたのだという。終了が発表される少し前から、視聴率が下降線をたどっていて、裏番組の「ヒルナンデス!」「ひるおび!」に負けることが多くなっていた。

 そこで、2013年4月から総合演出として新しいスタッフが加わり、テコ入れをすることになった。彼は40歳以上の主婦層をターゲットにして巻き返しを図ろうとしていた。

 タモリはこれに反対した。目先の視聴率を意識しすぎると本来の視聴者を失うことになってしまう、と主張したのだ。だが、総合演出はタモリの意見に耳を貸さなかった。オネエ系のイケメンを紹介する「オネメンコンテスト」など主婦層向けのコーナーが始まった。

 タモリはこれに納得せず、このコーナーのときには舞台から姿を消し、ボイコットをするようになった。MCであるタモリが番組の一部に出ないというのはそれまではありえないことだった。その後、タモリはしばしば番組中にいなくなることがあったのだが、これに関して番組内では何の説明もなかったため、視聴者の間でもさまざまな臆測が飛び交うようになっていた。

 そんな状況の中で、タモリが自ら降板を申し出た。フジテレビ側は必死で引き止めたが、タモリの意志は固かった。最後は自分なりのやり方で番組の幕引きを図った。

 終了発表から実際に終わるまでの半年間は、「いいとも」という歴史的な番組のウィニングランとでも言うべき期間だった。ほぼ通常どおりの内容ではあったが、「テレフォンショッキング」のゲストとして、普段は出ないような豪華な顔ぶれが見られたりした。

 マツコ・デラックス、萩本欽一、ナインティナイン、所ジョージ、安倍晋三、木村拓哉、黒柳徹子などがこの時期に出演していた。中でも、現役の内閣総理大臣である安倍の出演は大きな話題になった。

 2014年3月31日の最終回のゲストは、タモリと並ぶ「お笑いビッグ3」の1人であるビートたけしだった。たけしは、もともと「いいとも青年隊」として「いいとも」に出ていた羽賀研二が詐欺事件で逮捕されたことなどを盛り込んだ毒舌ネタ満載の表彰状を読み上げて、「いいとも」の最後を祝った。

とんねるずとダウンタウンが奇跡の共演

 そして、最終回の昼の生放送は何事もなく終わった。タモリも普段どおり淡々と番組を締めくくっていた。というのも、この日の夜に放送された特番「笑っていいとも!グランドフィナーレ感謝の超特大号」こそが、実質的な最終回だったからだ。

 「グランドフィナーレ」の冒頭では、タモリが長年ファンだと公言していた吉永小百合が、中継で初めて「いいとも」に登場。いつも冷静なタモリが珍しく本気で照れている姿が新鮮だった。番組の中盤では、お笑い界のレジェンド芸人が次々に出てきて、順番にタモリとトークをすることになっていた。

 ところが、1組目に登場した明石家さんまが延々としゃべりまくり、次のゲストが出てくるタイミングがなかった。そこで、次に出るはずだったダウンタウンが、ウッチャンナンチャンを引き連れて飛び入りしてきたのである。

 ダウンタウンの松本人志は「われわれもほら、とんねるずが来たらネットが荒れるから」と言っていた。昔からダウンタウンととんねるずは不仲であるとか共演NGだと噂されていたため、それを自らネタにしたのである。

 ここで誰もが予期していなかった事態が起きた。ダウンタウン、ウッチャンナンチャンに続いて、とんねるずが乱入してきたのだ。石橋貴明は開口一番「なげーよ!」と噛みついた。

 さらに、爆笑問題、ナインティナインもそこに加わり、タモリ、さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題、ナインティナインの7組が同時に出ているというテレビ史上初の光景が展開されることになった。

一流芸人たちの「あうんの呼吸」

 のちに芸人たちがラジオ番組で明かしたところによると、松本が「とんねるずが来たらネットが荒れる」と発言した瞬間、楽屋のテレビでそれを見ていた石橋が乱入を決意して、マネジャーに「(木梨)憲武に行くぞって言え」と声をかけた。連絡を受けた木梨も「行く」と即答した。石橋は着替えて準備を終えると、爆笑問題、ナインティナインにも声をかけて、一緒に乱入することにした。

 この経緯を振り返ると、松本と石橋が一流芸人ならではのあうんの呼吸で無言のやり取りをしていたことがわかる。松本は「ネットが荒れる」発言でとんねるずを誘い込んだ。そして、石橋がいち早くそれに勘づいて、誘いに応じることにしたのだ。

 先輩であるとんねるずが出ていくと言えば、爆笑問題とナインティナインはそれに従うしかない。この2組もそれぞれにダウンタウンとは遺恨があると噂されているのだが、そんなことを構っていられる状況ではなかった。こうしてテレビ史上初の、そして恐らく最後の超豪華共演が実現したのである。

 この共演劇が感動的なのは、松本と石橋のやり取りがほとんどの視聴者に気づかれることなく暗黙のうちに行われていた、ということ。そして、お互いが利害や対立を超えて「番組を盛り上げる」という目的のために動いたということだ。

 このような奇跡的な共演が実現した裏にあるのは、タモリという人間の人徳だろう。タモリという媒介がなければ、彼らが共演することは決してなかったはずだ。この瞬間、タモリがお笑い界を1つにつなげたのである。

 当時、私は「グランドフィナーレ」を見ていて、一視聴者としてこのうえなく興奮も感動もしたのだが、心の片隅でふと「あっ、これはテレビ自体の最終回なんだな」と気づいてしまった。

 もちろん、報道機関としてのテレビ、気晴らしとしてのテレビは今後も存在し続けるに違いないのだが、ここで言う「テレビ」とはそういう意味ではない。数千万人規模の大衆がそれだけを求め、心を奪われ、酔いしれる。そういう意味での「テレビ」はこれで最後なんだな、というふうに感じられたのだ。

 華やかでにぎやかな「祝祭」としてのテレビ、「楽しくなければテレビじゃない」のテレビは、あのときに大団円を迎えたのだと思う。

自由になったタモリ

 「いいとも」はフジテレビの、そしてテレバラエティの精神的支柱のような存在だった。その後、フジテレビでは「SMAP×SMAP」「ごきげんよう」「とんねるずのみなさんのおかげでした」「めちゃ×2イケてるッ!」など、歴史を彩った長寿バラエティ番組が次々に終了していった。

 一方、タモリというタレントにとっても「いいとも」終了は重大なことだった。「いいとも」が終わることでいよいよタモリのタレント生命にも限界が見えてくるのではないか、という説もあった。何しろ終了時点でタモリは68歳という高齢である。メインの仕事だった「いいとも」を失ってしまえば、そこからさらにタレントとして飛躍するのは難しいのではないかと思われていた。

 しかし、いざ蓋を開けてみれば、それは杞憂にすぎなかった。「いいとも」が終わった後、タモリは今まで以上にのびのびと好きなことに打ち込む活動を始めた。長期休暇を生かしてプライベートでも妻と豪華客船クルージングに出かけていることなどが報じられた。

 また、過去に何度かレギュラー放送されていた「ブラタモリ」は2015年から毎週放送されるようになり、どの回も高視聴率を記録している。むしろ「いいとも」という枷が外れたことで、タモリ自身はますます活発で自由になっているようにも見える。32年続いた「いいとも」でさえも、タモリという巨人を彩るほんの1ピースにすぎないのである。
Posted at 2019/04/14 16:21:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 音楽/映画/テレビ

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