ポコ先輩との待ち合わせ場所に向かっているときのこと。
多摩川サイクリングロード(通称多摩サイ)を走っていると、前方に人だかりを発見。
よく見ると、真ん中に人が倒れています。
周りの方に話を伺うと、たった今、救急車は手配済みとのこと。
倒れている方は、意識がありません。
さらには、いびきをかいています。
最初は、連絡済だから、そのまま通り過ぎようかと思ったんだけど、後悔するのは嫌。
いびきかいて意識不明って、脳へのダメージありってことだし、なんとかならないかな・・・
やっぱり後悔するなら、対応しよう。
30mくらい通り過ぎて、冷静に考えてみた。
困ったときは、電話で相談だ!
某大学病院の外科で働いていたのがいた!医療従事者に電話!
仰向けでいびきかいているから、脳へのダメージがありそうで、意識不明だけど、
自分にできることはなに?
体勢が仰向けだから、安楽体位へ変化させることくらいしかないよとのこと。
目の周りを切って腫れて、後頭部も内出血しているみたい。
安楽体位ってのを教わって、体位変化させてみた。
するとしばらくして、意識混濁だけど、意識が戻った!
最初に自分を見つめて、タイム!タイム!
最初は意識混濁だから意味不明なんだと思ったんだよね。
あとからポコ先輩に報告したら、解説されて理由がわかった!
痛みとか、いろいろあったんだろうね。
動こうとするから、安楽体位になるように姿勢を変化させて救急車を待つことに。
意識が少し戻ったので、声をかけながら、まわりの方に状況を伺ってみた。
すると、多摩サイを走っているランナーさんが、突然ノーモーションからUターン。それを避けきれずにロードの方が接触してしまったとのこと。
地面を見ると、そこにはヘッドフォンとラジオ。両耳入れるタイプだった・・・
自分も過去に同じ状況で接触しそうになったことがあって、その時は、自分が土手に落ちる覚悟で逃げて回避できたんだけど、同じ状況を経験しているから、なんとも・・・
自転車でもマラソンでも走るときはヒマなんだけど、両耳塞ぐのはね・・・・
これは自転車対人の事故だけど、車対車なら、急な転回と合図なし、危険な場所ということで、直進車両が無過失って可能性もあるんだけど、これは自転車対人の事故。
第一当事者は、自転車の方になるんだろうね。。。
救急車が到着するまでの数分間、とっても長かったな・・・
当事者以外に3名のチャリダーが止まって対応したんだけど、応急救護は、脈の確認と体位変化しかできませんでした。誰も応急救護セットなんて持って走っていません。
手袋とか消毒薬くらいは持っておこうかな。
自分の身を守るためでもあるしね。
やっぱり出血されている方のため、救急の方に、お願いして洗浄してもらうことになったので、これからはちゃんとしよう。
今回、救急の方から、応急手当のお礼にカードをもらいました。
なんだか、嬉しいね。
当たり前のことをしただけなんだけど、なにより意識不明から意識障害があるけど、反応して、最後は氏名・年齢・住所を言えるようになったのは、嬉しかったな。
まあ、今後もなにかあれば対応できるように、工具箱にニトリルグローブを入れておこう。
そういえば、この顛末をポコ先輩に伝えたところ、意外なことが判明。
それは、おっちゃんのタイム・タイム!
なんだか理解できなかったんだけど、それはね、山猫、気づけよ!
lこの方を目指しているお前が目の前に突然現れたんだぜ!
そりゃ、タイムタイム!ってなるわな・・・(苦笑)
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MTB | 日記
Posted at
2019/09/22 22:50:28