
お待たせしました。
廃墟や工場、治水施設、心霊スポット等を撮るのが好きだというマニアックな趣味ですが、若干名のファンが居るようでありがたいです^^;
やっと念願を形に。物心ついた頃からそういった場所が好きで、子供の頃良く探検してました。時が経ち、それを写真に収められるようになるなんて♪
愛機D5000とてぃてぃ(時にスターレット君)で駆けまわって撮った写真をこのカテゴリでお届けします。宜しくお願いします。
今回は先日のBBQオフで発見した製茶工場廃墟と水力発電所を紹介。
先に水力発電所を。雨で納得の行く写真が撮れず大した事ないので先に紹介で^^;
─水力発電所─
訪れたのは 中部電力 川口発電所。

雨の中、三脚を担いで傘をさしながら撮影。
この発電所は大井川・笹間川ダムから得た水利により定常19300kWの出力で発電しています。
定常出力で100w電球を19万3000個点けられと言う事で合ってるかな…
水圧鉄管

写真中央のパイプ。これでダムから導いた水を水圧鉄管により勾配の力で一気に加速させてタービンへと導きます。
太さ的にはザクⅡの動力パイプ位!? …いや、直径3メートル程。
管路の太さで得られる流量・傾斜から得られる流速からして結構な水圧がかかるはず。
ベルヌーイの定理??懐かしい...
何かの拍子にタービンが急減速したらウオーターハンマ効果で管の破裂もありえるとか。
全景

赤い水門がステキ♪…って思うのは自分だけかも。
普通、水回りの施設ってどこか不気味ですよね。
白い小さな体育館位の建物はタービン建屋。
発電水車(タービン)を内蔵していて発電を行う発電所の心臓部。
中を見学してみたいなぁ。
こういう建屋は妙に天井が高い割に質素で、ひたすらタービンや装置の静かな唸り音がする…マニアックですけどそういう空間も好きです。
水門

まさかこんな撮影機会に遭遇すると思っていなかったのでズームレンズを持ち合わせていませんでした…悔やまれる。
持って行ったのは18-55mm標準レンズと35mm単焦点(スナップ用)と0.75倍のワイドコンバーター。コンパクトなコンバーターを加える事で広角レンズを省き機動性重視の構成。
これらを普段小さめのヒップバックに入れて持ち歩いています。
予算があれば広角レンズを買って持ち歩きたいんですけどね^^;
発電所を出た水は大井川本流へ合流します。
にしても山の形が素敵。Bカップ位!? …失礼しました...。

この日は多少の風を伴なう雨で最後のこの写真を撮った直後に雨が上がりました。
なので、もう一回撮り直そうかと思いましたが、散々降られたのでいまいち気が進まない。
しかし、渋々帰りの車を走らせた途端局地的な大雨になり引き上げて正解でした。
付近に発電所取水用のダムが2つあるので、機会があればまた行きたいな。
─製茶工場廃墟─
※廃墟探索について
廃墟の探索には常に危険が伴いますし、意図ぜず事件(遺体発見、浮浪者による傷害事件等)に巻き込まれる事があります。無断で人の敷地及び建物内に侵入する事は違法行為に当たります。よって管理人Sapphireは廃墟探索を推奨しません。
また、建物等の破壊/盗難や関係者及び近隣住民への迷惑を防止するため該当物件の位置や立ち入り交渉方法に付いて一切お答え出来ません。
人里離れた山奥に寂しく佇む小さな製茶工場。

この辺りは湿気が多いのか、スレートの外壁にはカビや苔がみられる。
このスレート板、アスベストかな。
今日の写真は全体的に露出オーバー。素人丸出しです(恥

ガラスにも苔が付いており、中の様子を伺う事は出来なかった。
様子からして、操業停止から数年か。
階段の錆と残ったペンキの比率がなかなか。
建物裏手へ。

怪しげなポリ容器が数個、無秩序に放置されていた。カルトチックである。
中には液体(何らかの廃液?)が半分程入っていたが、キャップを開ける事は無かった。
放置されてる不明な液体…キャップを開けた途端腐敗ガスや謎の汁類及びバイオハザードが噴出する危険があるからだ。
恐らく茶農業組合の施設の筈ですが、こんな物が放置されてると実は製茶工場は仮の姿で、密かに合成麻薬の精製が今でも行われているとか、カルト教団が毒ガスを製造してるとか…ダークな妄想が絶えない。
人里離れた山奥の古びた工場はそんな妄想を掻き立てる。
この妄想力…Sapphire君ったら(笑
なかなか良い錆色。窓枠の薄れた緑も良い。 正面にあるのはトイレですね。
小便器はカチ割られていました。
このドアの内側が気になりませんか?
…じゃぁ、僕が...

トントン、「入ってますか~?、ごめんくださいぃ。」
誰も居ないようなので…

(「何か」あったら嫌だな…)
ガチャ、ギィィィ…
…では、今日はここまで^^;
後編は
コチラ!