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※お詫び………本文中にあるリンク先が、FK8では無くFK2の物だというご指摘を受け、直ぐに確認させて頂いた所、当方の誤りである事が判りました。
ですので、このリンク先に関して書いてある事は、全て私の勘違い(現行シビックのリヤサスはマルチリンクです)という事になります。
皆さまに間違った情報を配信してしまい、誠に申し訳御座いませんでした。
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やっと連休に入りましたが、仕事終わりの疲労感が半端無く、洗濯物やってる途中で気を失っておりました(笑)
案の定、ヘンテコな時間(書き始め8/9金曜日23時w)に目覚めてしまい、とりあえず眠気を誘う為にブログでも書いておこうかな?…………と………(^_^;)
なんか、改めて思うと、心身共にかなりストレスが溜まっているのを感じております。(途中体調悪くなって放置したので、更に遅くなりましたw)
ぶっちゃけ、僕のストレス解消法の一つとして、新型車の試乗ってのは効果大きいです………クルマ好きとして、手軽に非日常を味わえる上に、仕事の嫌な事など完全に忘れて色々と妄想出来るのは、非常に有り難い事なのに、更に無料ですのでww
妄想駄文試乗記が増えるワケですね♪
それでは、いつも通りダラダラ始めましょうかねぇ〜(笑)
ちなみに今回のは、いつもより更にクソ長くなりました………orz
【MAZDA3編】
先ず、先に結論だけ言って置きます………。
みんな凄い凄い言うもんだから、ホントかよ?………なんて疑って乗りに行ったら、本当に凄かったというw
ハッキリ言ってしまうと、マツダさんに対して、自分が思い描いてるイメージというか、ある種の期待を込めて「こんな感じだろうな〜♪」なんて思っていると…………
『完全に裏切られます(笑)』
この車、アクセラだとかアテンザだとかデミオだとか言う話しでは無く、もう何と言うか次元が違うと言うか、「MAZDAのレクサス???」ってレベルですww
このクルマに対してのマツダの意気込みと言うか、本気度と言うか、兎に角そう言った凄味が至る所に滲み出ている為、「自分が気付かないうちに、マツダはMAZDAと言うメーカーに成った(成っていた?)んだなぁ……」と、車の出来以上に、企業理念と言ったモノを痛感せざるを得ませんでした……………「正に脱帽!!」で、ございます!!!!
で………。
MAZDA3について、何から妄想駄文しようかと思ったんですが、個人的お気に入り車だったアクセラシリーズどころで無く、アテンザやCX5クラスを超えて来ちゃってるものだから、自分の中の指標と全く噛み合わず、「正直戸惑っております………orz」
と………(笑)
例えるなら………
『『牛丼屋に行って元気良く、大盛りツユ無しギョク味噌汁!と頼んだら、2つ星フルコース料理が出て来るも思わず完食してしまい、会計でビクビクしながらいつでもダッシュ出来るようレジで構えていたら、税込で1200円だった!?………』』
みたいな…………www
試乗したのは、セダンとハッチバックで、ガソリンとディーゼルって感じだったんですが、乗り込んでいきなり内装質感がアクセラじゃ無かったですw
ドアの重厚感であったり、乗り込み時のアクセスし易さだったり、各種調整機能を駆使したドラポジであったり、操作系の手触りの良さだったり、センス良くまとまった運転席の雰囲気であったり、室内の静けさであったりと、思わず「うわぁ…」な、おもてなしのオンパレードでした。
その一方で後席は、非難される事の多いトーションビーム最大の恩恵である、空間の広さと言ったメリットを享受してるワケでも無く、ちょっと圧迫感がありますが、これは恐らく後席の快適性に数値を振った結果なのかな?と、思いました。
後席に乗っての試乗まではしませんでしたが、厚めのシートクッションであったり、そこそこの閉鎖空間であったりするので、コレは比較的良く眠れるんじゃないかと妄想出来ますね。
エンジンをかけてクリープのみで発進すると、中々の静粛性で、重過ぎず軽過ぎずといったジェントルな走り出しをします。
そう言った走り出しでは、例えば現行クラウンほどのジェントルさは流石に無いのですが、ちょっと良い(お高い?)クルマそのものの動き出しで、開けた視界と空間の現行カムリよりも、タイト目な視界と空間のMAZDA3の方が好感触でした。
ガソリン、ディーゼル共に、街乗り走行時は快適そのもので、違いがあるとしたらアクセルに対して余裕たっぷりのディーゼルと、静かにスイスイ走るガソリンくらいの違いでした。
トーションビームについてですが、自分の知る限りの特徴で言うと、街乗りでのキビキビ感が強く出るサスペンションなのに、随分しっとり仕上げてあり、「なるほど……多分コストと室内空間のメリット(代わりに後席や吸音材等のグレードup?)を重視して、敢えて非難轟々の形式を採用した気はするが、その分よく躾けてあるなぁ……」と……。
フラットな道路が多かったので、動きに対しての懐深さや弱点らしきものは一切感じられませんでしたが、このリヤサスのしっとり感から察するに、山でも信用できる仕上がりな気はしました。
所謂運転支援装備については、いつも通り操作方法が解らなかった(笑)のでアレですが、ヘッドアップディスプレイの自然さは、今まで試乗して来たクルマの中ではNo. 1の出来で、このクルマを仕上げたヒトの頑張りに拍手したい気分になりました………ですので、きっとオートクルーズなんかも良く出来ているって事で良いでしょう♪…………どの道興味ないファクターですがw
ザッと試乗してみて普通に死角なしの高級Cセグ車でして、所謂その辺のドイツ車と比べても、全然見劣りしない出来だと思いますが、個人的に予想や期待と大きく乖離した部分が一つだけあるのでそれを………。
『実車を目の当たりにして、デザインに違和感をかなり感じました………。』
コレについては、メーカーも敢えて言ってるだけあって、きっと新たな挑戦なんだと思いますが、間近で見た時は良いのですが、5mとか10m離れて見ると、本当にノペっとしていると言うか、ミュィ〜ンとしていると言うか………。
例えるなら、ターミネーター2の敵であるT-1000が、顔を伸ばす時の映像と被ると言うか………(笑)
特にそれを感じるのは、商業施設内の大型駐車場などで、車両の合間からMAZDA3のフロントを斜めの角度で見てしまった時に顕著です………。
また、コレも個人的にう〜ん………と、思ったんですが、自分自身、従来の“マツダ”の特徴というか、スポーツ系以外の車であっても、重さを感じさせない軽快感と言った部分が好きだったんです………。
しかし、MAZDA3から見られる今後の展開から予想するに、悪い言い方をすればチープという表現になる味付けは一切止め、プレミアム路線のメーカーに大きく舵を切ったのだと心底伝わって来たのが残念で心配な一方、新しい方向性の中にも、変わらずMTを用意してくれたりして、スポーツマインドを大事にしてくれる“MAZDA”という会社は、きっとこれからも「クルマは楽しいぞ!♪」と言うメッセージを、我々に投げかけてくれるだろうと信じております♪
そんな流れで、◎美点◯イイね・う〜ん×もっと良くして!判定へw
◎しっとりとして上質、且つ静寂な室内及び走り心地♪
◎手、足、目線の先までも決して裏切らないインターフェース♪
◎如何にも空力良さ気なサイドスカートを始めとした、ディテール類♪
◯高級車然とした動き出し
・プレミアム系に振った為、マツダ車としては軽快感が少し弱い
×無い………ホントに無い………敢えてソレが弱点か?…無理矢理言うならキャラクターラインの無いデザインだが、それは好みと言うw
随分とあっさりまとめましたが、ホント書くことが無いほど良く出来たクルマですよ!!
外車を含めて選択肢を広げる方で、特にコストパフォーマンスを重視されるのであれば、個人的に現状世界一の優良車です!!!
スカイアクティブXが次に控えておりますが、先行のコレらの出来から察するに、良く出来ているのは当たり前というレベルだと思いますw
【CIVIC ハッチバック編】
さて、MAZDA3で既に読む気を無くされたと思いますが、実はココからが本番です!!!(笑)
本題に入る前に、ちょっと前置きをダラダラ書かせて頂きますが、それはこのクルマをどれだけ自分が気に入っているのかの裏返しですので、穏便にお願いしますw
◇正直ホンダに対して腹が立っておりました
F1撤退であったり、FD2のCIVICタイプRをいきなり生産中止してしまったり……と、当時の世界(懐も)事情など、色々難しい状況だったんでしょうが、排ガス云々でやめたK20が、後でターボ化されて戻って来るのならば、販売不調に対してさっさと中止したかっただけで、結局は体の良い言い訳に過ぎなかったという事で間違い無いでしょう。
当時の直近にあった排ガス規制の内容を、適当に調べてみたら、ディーゼルがメインの規制がほとんどで、ガソリン車にはそれほど凄まじい規制では無く、既存技術で十分対応可能なんじゃね?位のハードルに思えたのと、規制対応の通常販売用として表向きは出力などを抑え、裏ワザ的に競技専用部品としてガチの性能を発揮出来るECUを用意する事も可能だった筈。
その他には、カブの製造をあの連中の国に切り替えたりと、企業内汚鮮が明から様で、もうマトモな会社じゃ無くなったとフィルターがかかり、FK8型が発表された時も、「限定のニセモノタイプRを小出しにして騙す様な商売しておいて、今更何言ってんだよ?馬鹿にするにも程があるだろ!?」位の白い目で見ておりました。
※全て根拠のない思い込みで語っておりますw
◇タイプRの為のベース車として?
FK8は、ニュルFF最速を奪還するにあたり、既存ラインナップのチューニングモデルという従来の開発アプローチを取らなかった(※※で下記しますが実際は違う様です)と言われており、そう言った素性は大歓迎ですので、これだけで良いクルマが決定してしまった様なものです……(笑)
それは、我が愛車であるBNR32に対するR32と同じ成り立ちであり、コレにより双方が最大限のメリットを享受出来ます。
どちらにとってもメリットの大きいこの開発手法ですが、どちらかと言うと特にベース車の方の恩恵は大きいです。
痛いのはメーカーの財布だけですが、ホンダを支えて来た層に、完全にソッポ向かれて来て、尻に火が付いた結果なんですかね?
いずれにせよ、シビックハッチバックは、とんでもないお買い得車である事を約束されたようなもんですww
※※公式資料によると、ベース開発時点でタイプRの話が噂としてあり、その時に困らない様に予め(コッソリw)剛性を上げておいた……と、言うのが真相の様です……やるじゃない♪(笑)
他にショッキングだったのはリヤのサスペンション形式はマルチリンクではなくトーションビームなんだそうです………これにはビックリ!?で、わざわざスタビライザー形式と書いてある諸元表の真相はそういう事だったのか(笑)……と。
また、トーションビームのサスは実車の形から横剛性が強いと思っていたのですが、それは間違いで、横力に弱いらしいのも改めて知れました。
横力に弱い一方、ここは対策でどうにでもなるっぽいのと、ロール剛性は高いらしいので、以前オーリスで感じた剛性感はそちらの方だと解りました。
ムーヴカスタム1周年記念で、トーションビームのメリットを色々調べた(剛性に対してはデメリットばかり書かれていてユーティリティ以外のメリットは殆ど見られなかった)中で、一番早くそれらしい表現を見つけものの内容に、横剛性が非常に強いと書いてあったのを鵜呑みにしていた様です。
https://www.honda.co.jp/tech-story/engineer/engineer-talk/CIVICTYPE-R/part2.html
《《※2019.8.12 コメント頂いた御方により、このリンク先はFK8の事で無く、FK2だった様です。誤った情報を発信してしまい、誠に申し訳ございません。尚、本文は自分に対する戒めの為にも、敢えてこのまま残す所存です。》》
☆この超長駄文を書いてる途中で最悪のニュースが入って来ました………シビックタイプR………また販売終了です!!!!!(怒)
メーカー発表では、イギリス工場閉鎖と関係無いとか抜かしてますが、絶対イギリス工場閉鎖による影響でしょう!
(情報が増えた事で何と無く真相が見えたので………どうやらホンダとしては赤字続きだったスウィンドン工場に、以前から見切りを付けたかったらしく、EU脱退が逆に工場閉鎖の絶好の機会だったのかも知れないですね)
本気なら他工場に移設してやる事も出来るのに、コストに見合わないって事でしょうね………EUとの関税撤廃で日本から輸出するならば、スウィンドン工場が不要になるという事が真相なんでしょうが、タイプRはサプライヤーとの関係もあるんでしょう……S660も落ち着いて来てると思うんで、八千代さんには迷惑千万を覚悟wで無理矢理的裏ワザを期待したりもしますが、流石に莫大な費用がかかりそうで有り得ないか(笑)。
それに、工場閉鎖となっては、従業員のモチベーションも上がるワケ無いので、駆け込み受注で作っても、品質に問題がワンサカ出そうですし、新車は諦めたとしても、あちらのサプライヤーでしか作っていない重要部品などがあったら、今後の維持を見据えるとハイリスク極まりないですね……。
折角良い印象で居たのに、このニュースのおかげで、またムカっとして来ました。
願わくば、国内でタイプR生産継続という方向に行ってくれれば良いですが、ホンダの経営陣にも沢山アレが紛れて居るんで、中国で作るとか言い出すよりかは、いっそ生産中止の方が良いのか………と(笑)
しかし、あれだけ頑張って復活したEK9→FD2→FK8(不愉快に思う方は多いでしょうが、個人的にこの3台だけがシビックタイプRと思ってます…スミマセン)の系譜………こんな事でまた空中分解とは口惜し過ぎます!!
そもそも日本独自の成り立ちを持つクルマなのに、国内で安定的継続的に製造されなかった事が最大の失策だと思うのです。
要するにアタマが腐り切ってる………と、言うかF1等の件も含めて、ハッキリ言ってメーカー潰して二束三文で身売りさせる布石を、スパイがせっせとやってる様にしか見えませんわ!(怒)
◇嗚呼…もう…なんだっけ!そうだ!!シビックハッチバックだった!!!(笑)
ヤバいです……この調子で逝くと、こちらのモチベーションが保ちませんw
ちょっと切り替えて逝きましょう!
実は上で書いた印象から、全く興味を持たなかったのと、オンボロ2代目?ムーヴで行ったら、近所のデカい方のネッツであしらわれwたのと同様、ホンダでS660試乗を断られたっていう件(危険なんで止めといた方がいいです!だってww)が有り、本当に気に入らないメーカーに成り下がったなぁ………と、痛感していた所でした(笑)
ただ、ウチから100mくらいの場所にも、そこと同じ系列の店舗があって、ソコはどうかなぁ?くらいのスタンスで、まぁ機会があったら………と。
そうこうしてるうちに、ホンダのシビックタイプRが復活するに伴い、ベース車も結構良いらしいぞ!
とか
知らぬ間に、何故かウチの近所にハッチバックが全色揃ってて、メッチャ売れてるじゃないか!
とか錯覚したり(笑)
で、ある日近所のディーラーにハッチバックの試乗車らしき物が置いてあるのを見て、多分たまたま回って来たんだろうと見ぬフリwをしていたら、なんかずっと置いてあるみたいで、コレは試乗しろという事か?…………等と都合よく解釈し、またクソむかつく営業が出て来たら帰ろうと思って寄ったら、何か物凄く真っ当な営業マンに当たって、気持ち良く試乗させて頂いたという(笑)
そう言うどうでも良い経緯を踏まえて、妄想駄文の本題に入ります………。
◇乗った途端に確信した「コレだ!!」感
日本国内のメーカーが、現行で造っている数多のFF車、若しくはFFベースの4WDだけに限定して、貴方が2台だけ(最終選考の一騎打ち)選ぶとしたら何が残るでしょうか?
かなり難しい選択になって来ますが、僕の中ではもう決まっていました。
それは、スイフトスポーツとエクリプスクロスです。
ただ、このCIVICハッチバックを知るまでは………の話でした………そう………此奴に乗るまでは………です………そして、その結果……………
スイフトスポーツとCIVICハッチバックの2TOPになってしまったという………。
で、CIVICハッチバック(以後CIVIC)に乗って直ぐに気付いたのは、スイフトスポーツ(以後スイフト)の“完全上位互換!!”と、いう乗り味でした。
勿論、全然違う!と批判されるのは充分納得ですが、自分の中のスイフトに足りない何かを、CIVICが全部補完してくれた様な錯覚を覚えて、「コレだ!!」………と、唸ってしまったワケです。
スイフトは、本当に素晴らしいクルマで、本気でセカンドカーを狙っているなら、確実に最終選択肢に入りますが、結構前に試乗した時に、タイヤのフィーリングだけが非常に気になりました。
多分、エコピアのレビューでマッチングについて触れていますが、このクルマの接地感が、街乗りレベルだとどうも違和感が有りました。
コンチネンタルが、非常に良いタイヤだという認識は勿論持っていたので、相当贅沢なタイヤを奢って来たな♪と、ワクワクして乗ったものの、グリップしてるようで全く接地感が伝わらないと言うか、途轍もなく妙な感じでした………。
何と言うか、「スイフトスポーツならこうあって欲しい」的インフォメーションが希薄で、ハイグリップなコンパウンド独特の過剰グリップ感だったり、最新タイヤのトレンドである、良く転がり、快適で且つグリップ感もしっかりあると言った類いの伝わり方が無かったのですね……。
良い方向に妄想するなら、街乗り走行程度では有無を言わせず、もの凄く転がる様に作ってあり、タイヤに一気に熱が入る様な変形が発生した途端に、鬼グリップが立ち上がるタイヤなのかも知れません………強いて言うなら、ヨコハマSドライブの全方位高剛性バージョンみたいな……。
おっと、脱線が過ぎました(笑)
上記内容が、スイフトに一番足りない何かだったのですが、このクルマの手の届く範囲(ドライバーズシートから)にある良い物感だったり、1に対して1で反応するかの様な、絶対裏切らない操作感だったり、車体から伝わるあらゆる情報を、全て漏らさずドライバーに届けてくるかの様なインフォメーションの秀逸さだったりは、とても200万円辺りのクルマ(スイフトがお安過ぎるんですw)とは思えない程ですが、CIVICは一部を除いてこの辺りを完全に頭一つ抜いておりましたので、値段の方は置いといて(流石に100万円差があれば云々w)も、非常に優秀なFF車……イヤ、それ以上のスポーツ車として評価して良いと思う一方で、コレはスイフトスポーツの“完全上位互換!!”で間違いない!と、言い切って良いと思います♪
◇内装質感やナビ画面の大きさ等どうでも良い!
ぶっちゃけ、僕も全くそう思いますw………内装のチープさとナビ画面の小ささは、ホント300万超えるクルマなのかよ?………と(笑)
まぁ、ちょっと視点を変えてアプローチしてみましょう♪
先ずは後部座席側のドアを開けて、後ろの席に乗ってみましょう!
身長178cmギリギリな自分が乗って、ビックリするほどに広大です!!
座り心地は…………ま〜〜〜〜平板で固いですが、ひょっとすると長距離乗っても疲れ難いかも知れません(笑)
少なくとも、僕は嫌なシートとは感じませんでした!!
ただ、座り心地よりも、広々とした空間が気持ちにゆとりを与えてくれる気がするシートで、例えば3人目が後ろに座って、脚を横に伸ばしてくつろぐと、束の間のVIP気分が味わえるかも…………ww
後ろの席を堪能したら、一度外に出て外観を見渡しましょう♪
何色をお乗りでしょうか?
流石タイプRのベースになっているだけあって、威風堂々とした見た目で素晴らしいですよね!!
彫刻然としたキャラクターラインが映える色ばかりで、見ているだけでワクワクしますね♪♪
さあ!リヤハッチを開けますよ!
おっと!!思ったより随分広いじゃないですか!?
リヤシートを倒せば、かなり使い勝手良さそうですね!
サーキット用のタイヤホイール一式どころか、車中泊だって苦も無くこなせそうですよ♪
流石トーションビーム式だけあって素晴らしいユーティリティです♬(冒頭のお詫び通りです。試乗時はカタログで見た通りマルチリンクの認識でしたので更に驚いたのですが、後日このレビューを書くに当たり、ホンダHPのシビックハッチバックの所にリンクしてある開発秘話も参考にしたのが間違いでした。現行モデルに対するリンク先であった為、現行と勘違いしています。また、マイナーチェンジ後はHPの内容も変わっているので、自分が勘違いしたリンクは無くなってるかも知れません。)
では、荷物置き場に対して、もう心配する必要は無いので、いよいよドライバーズシートへと乗り込みますか!?
おっと!リヤハッチはきちんと閉めて下さいね!!知らない人が見たら、大型スポイラーと勘違いしちゃうからダメですよ!!!w
さあ!運転席側のドアを開けてみましょう!
重厚な感じで開きますよね!
コレは剛性高そうで、外車そのものです!!
颯爽と乗り込むも良し!
ゆっくりと、重い腰で乗り込んでも絵になりますね♪
おやおや!この着座位置は随分と低いですよ!
早速ドアを閉めて、熱い空気から逃れましょうか!?
開けた時の重厚感そのままに閉まりますねー♪
ウゲゲ!!
この運転席広過ぎませんか!!!???
コレがアングロサクソンの巨人どもも、無理無く快適に座れる運転席という奴ですか!?
余りに広大で、とても落ち着ける様な空間じゃございませんが、意外にもドラポジの調整は、しっかり合わせられますねー♪
コレは、アメ車の良い所を堪能してしまえた様な気に浸れますね!♪(アメ車はイメージと真逆で幅広い調整が可能だったりします)
さて!ドラポジを合わせたら、ミラーも合わせてエンジンスタートですよ!!
どうでも良いですが、このミラー類………デカイですねー………デカイ方が見やすいって事で納得しておきましょうか!
ぬぉ!?
エンジンかけたら思ったよりジェントルな振動で、流石最新のクルマだけの事はありますね!!
何やら左右の水温計だか燃料計の目盛り表示が………最近の液晶画面に見慣れた為か、一目盛り毎に点灯している感じで、スッゴいイカしてますね♬
一通りの調整は全部済ましたので、早速発進しましょうかね!?
なんか、このクルマ、全然デジタル臭さが無くって、凄い良いですよ!!♬
◇唯一気に入らない点があるとすれば、それはアジャイルの街乗り制御……?
ムッハァーーーー!!!
出だしからいきなり高精度な動きをしますね!!
FD2で感動したカッチリ感が、しなやかさを伴って五感にビンビン来る感じですよ!!!♪
MTじゃ無いのが残念ですが、CVTも良いですね!
メーターの照明もシックで見やすく、CIVICハッチバックのキャラクターイメージそのものでは無いですか♪
車線変更も実にスムーズで、イメージ通りに走りますね!♬
コレは本当に良く出来ています!
楽しいんですよ!コレは!!うん!ホント楽しい!!!
試乗で楽しいなんて感じたクルマは、今までに3台しか有りません!
1台目はFD3S♪ 2台目はシトロエンAX-GT♪ 3台目はBNR32だけです♬(番外で、ご好意で運転させて貰えたR35GT-R♪でしょうかね?)
コレはヤバい!本気で欲しくなる出来ですwww
で………ワクワクしながら、試乗コースで唯一のタイトターンに挑みます………。
このコーナー、S字の反転変則で、入り口がかなり微妙なほとんど直線の曲率に対して、奥がグルっと綺麗にU字となっております………。
多分アジャイルを試すにはちょうど良いと感じて、ワザとゆっくりのアクセル全OFFノーブレーキで進入したんですが、有り得んくらい内側に入って行き、危うくキャッツアイ(ここは路側帯両側とセンターラインにキャッツアイがてんこ盛りというw)に、ホイールぶち当てる所でした!(笑)
極微小に右に切った後(40km/h以下)、左に曲率をイメージした舵角(多分30数km/h)を当てたのですが、自分のイメージの倍くらいの内巻きになり、ヲイ!!www
と………(笑)
流石に、直ぐにステアを戻して事なきを得たんですが、日産のダイレクト・アダプティブ・ステアリングみたいな制御じゃ無いおかげで、舵を戻す事が出来たのでホッとしました………(^_^;)
隣の営業マンは気付かなかったでしょうが、コーナリング中の揺り戻しでヘタっぴだなーと思われた事でしょうw
ちょっと過剰な部分もあるアジャイル………速度が乗ってる時は微舵なので問題無いですが、180°ターン等それなりの舵角を必要とする場合、慣れるまでは今までの感覚で一発舵角をしない方が良いと思われます(笑)
まあ、一回経験すれば直ぐに適応出来ると思いますがw
因みに純正装着タイヤは、グッドイヤーのイーグルF1アシンメトリック2が奢られており、CIVICハッチバックのイメージに、かなりマッチしたタイヤだと思いました。
サスペンションのセッティングも非常に良いので、どちらのウェイトが大きいのか迄は判らなかったですが、グリップとレスポンスの塩梅が絶妙で、ダンロップのSPORT MAXX050+と似たような感じでした。
多分、サイズが有れば、スイフトスポーツにも合うんじゃないかと思いました。
これでようやっと判定に辿り着きます(笑)
◎MAZDA3とは全く異なるベクトルで、笑いが止まらない運転の楽しさ♪
◎タイプRと共有するボディの剛性は、ナント先代FK2と同じレベル♪(※冒頭の注意書きにある通りで、FK2と同等と言う事は有り得ません)
◎ボディ剛性から来る重厚感と、しっとりした乗り心地♪
◎微小舵角での見事な身のこなしはアジャイルのおかげか?
◎タイプRほどのスポーツ性では無いにせよ、積載性は共に抜群♪
◎ドラポジが取りやすい上、室内空間が前後とも広大♪
◎兎に角クルマがカッコイイ♪
◎走りのクルマに相応しい、インパネデザインと視認性♪
○シートは大柄でドッシリしている上、座面も低い
・MT試乗出来ず………(笑)
・ある程度体格が大きく無いと、かなり持て余す余裕の室内
・内装質感とナビ画面が価格に見合わないのは、全くその通りだと思う(笑)
×街乗り領域のアジャイル制御……特に連続の切り返しでは、ステア入力2回目以後で過剰に曲がり過ぎる
×スウィンドン工場閉鎖に伴う先行きの心配……タイプRは本当に終わってしまうのか?………………orz