
この記事は、
渋BG!フォーエバー!!について書いています。
さてさて、月曜だけど明日は春分の日なので、わりとまったり過ごしているおだちんです。
春はお別れと、新しいスタートの季節ですね。
草木が芽吹き花々が咲き誇る季節ですが、なにか物悲しさも感じるのは私だけではないと思います。
さて、妙に真面目な書き出しですが、久しぶりに本来の私、真面目な姿でクルマに向き合い、つぶやいてみたいと思います。
今日つぶやくのは、↑のトラックバックのとおりコチラの方が愛娘(車)を嫁がせ(手放され)たこと。
その花嫁「渋BG号」を見送る新婦の父親「BG@佐賀渋長さん」の愛と、その気持ちをしっかりと受け取られた「頭文字L&Lさん」の親子愛が、あまりに美しかったので、冒頭タイトルとなった次第でございます。
写真は渋BG号のカギ引き渡しの瞬間
クルマはあくまでも機械・道具ではありますが、ここにお集まりの皆様は少なからずクルマに対して愛情を注いでいらっしゃることでしょう。
私もその一人です。クルマを愛娘と呼び人間扱いしています。
でも、この方のクルマへの愛情は半端ではありませんでした。
その方が愛車「渋BG号」を手放されるという話を聞き、昨日(日曜日)そのお別れ会&ニューオーナーお祝い会に行ってまいりました。
そして、そのやり取りをとくと拝見しました。
その様子は↓をクリックしてくださいね。
24.3.18 ベイダー卿の目にも涙 その1(結婚式直前)
24.3.18 ベイダー卿の目にも涙 その2(ヴァージンロード)
24.3.18 ベイダー卿の目にも涙 その3(披露園!)
参加して私も終始笑わせていただきましたが、その一方で羨ましくもあり寂しくもある自分がいました。
渋さんの愛車「渋BG号」は初めて拝見したときと同じように輝き、嬉しそうであり、またお別れを惜しんでいるようにも見えました。
ところで私のクルマ遍歴
●KP61(スターレット 付き合い歴1年)・・
私にラリーの楽しさを教えてくれながら林道にて大破 死ぬかという思いをさせてくれ、私の代わりに永眠しました。
●AE86(トレノ 付き合い歴2年間)・・
はじめて買った念願のマイカー。 GPZ1000RXとの壮絶なバトルの末、突然のラジエーター破裂、ボディのヘタリも酷かったためそのまま永眠
●EF7(CR-X 付き合い歴4年)・・
結婚後はじめて買った車であり、はじめてのFF車。かなり戸惑い、最後まで乗りこなせなかったけど、小さなリアシートにチャイルドシート二つ付けてのドライブは楽しかった。ベラも気に入ってくれてたけど、子どもの成長により泣く泣くドナドナ・・
●P10(プリメーラ 付き合い歴7年)・・
はじめての4枚ドア。非力なのにそのハンドリングはまさに秀逸。峠ではオンザレールのままAE86とタメを張れたのは自慢の昔話
●そして今、BH5(レガシィ 現在10歳)
磯釣り&キャンプのためワゴンの必要性が高まり、しかも運転中にアイスを食べたいというただそれだけの理由からはじめて購入したAT車。
これほど頼もしく、これほど美しいワゴンが他にあろうか・・
いままでの愛車は、手放したその後の姿を一台たりとも見ていません。
今の愛車は、将来どうなっていくんでしょう・・
数年後、長年の夢である二人乗りのクルマを手にできたとき、愛娘(車)はできれば我が息子に引き継いでもらいたいとも思いますが、クルマに興味を持たぬ愚息に、ガタのきた大飯食らいの老体を可愛がってもらえるのかどうか・・
私の愛娘(車)も、渋BG号と同じような嫁ぎ方ができるのでしょうか・・
クルマに対する向き合い方に疑問を投げかけられた方はコチラにもいらっしゃいますが、せっかく人間が手間暇かけて造ったもの。私みたいに車を擬人化して愛するか否かは別にしても、私もそのお考えに賛同し大事に長く活かしたいと思う一人な訳でございます。
今回「渋BG号」を手放された渋さんは、愛車を家族のように可愛がってこられましたから、「このクルマの中で我が子はできたんだ」とか謎の猥談もなさってたものの、本当は苦渋の決断だったと思います。
お別れ会の様子、笑っていつもの「さよなら引き伸ばし作戦」をしてらっしゃるその姿に、目には見えない涙が光っていたのを私は知っています。
それでも渋さんは嫁ぎ先に恵まれ、笑ってさよならすることができました。
ニューオーナーは親子で満面の笑みでした。
そりゃそうでしょう。あんな元気で美しいBGレガ、そう滅多にお目にかかれるものじゃありません。そんな美人が嫁いでくるなんて日にゃあ、「TRUE LOVE」だって歌いたくなりますって♪
クルマはあくまでも快適に暮らす道具。
クルマとの付き合い方は、そのオーナーさんの考え方しだい。一度も車検を受けずに手放していく方もいらっしゃるでしょうし、「足」として使えればそれでイイという方もいらっしゃるでしょう。
それはオーナーさんの自由であり、私も「それはアカンやろ」とまでいう気はありません。
でも・・
確かにそうだけど、手塩にかけて育てた愛車であれば、できれば一日でも長くこの世で幸せに活躍して欲しいと願うし、私の愛娘(車)もそうあって欲しいのであります。
「渋BG号」のオーナーさんは、クルマに愛情を注ぎ、みんトモさんとのお付き合いも大事にしてこられました。
今回のお別れ会は、「寂しいけど、美しく素晴らしい門出の日」だったと思います。
写真は、BG@佐賀渋長さんと、その愛車「渋BG号」
私も、かくありたい。
以上、BG@佐賀渋長さんの姿を拝見して、長い長い独り言を残しておきます。
Posted at 2012/03/19 23:04:59 | |
トラックバック(0) |
美しモノ | 日記