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みずかき山を登ったけれど
金峰山が気になった。

瑞牆山（みずかきやま） から見た金峰山（きんぷさん）

ここから見ても金峰山は遼か遠く・・・

2017年11月05日

瑞牆山登山 の時のもの





　　早いもので1年半前だ・・・

　当時　砂糖入りコ－ヒ－中毒（勝手な思い込み）

　　　で疲れたと言いながらも

　　まだ元気あったのかもしれない・・

　　　最近は

　　還暦過ぎてからというもの老化を感じる・・

　　残された時間がない？

　　ブフォフォフォ・・・

それでですね・・

８月２４日（土）　思い立ったように出発しました。

天気予報は段々回復基調・・

上の写真は

中央高速笹子トンネル手前のＳＡから

今日は天気回復を信じて、八王子から勝沼まで高速です

　↑　これから向かう金峰山の方面

　

　　予報通り　

　　だんだん雲が取れてきた・・

金峰山キャンプ場手前です

のんびり走っていたら

思いのほか天候回復が早かった・・

クリスタルラインを走って行くと

路肩に黄色い花が咲いていました

名前はわかりません

　

おぉ～

そそり立っているではないか

みずかき山もそうだけど

金峰山「五丈岩」　　異様だよね。

午前9：50
大弛峠駐車場に到着しました

自宅基地から

ここまでの距離は126ｋｍでした

金峰山は、
瑞牆山荘からのコ－スと

大弛峠登山口からのコースがあるみたいです。

ここまでで、だいぶ標高稼いでいるので

稜線伝いに歩くだけかと・・・汗

金峰山・・・４．２ｋｍ！

４２０ｍの勘違いだろう・・・

ただ今１０時・・・考えない事にしよう・・

・・・・で、今回は
大弛峠登山口からの金峰山初挑戦！

大弛峠の登山口　標高2,360ｍ
金峰山　標高2,599m

標高差約234m・往復距離約8kmのピストンです

行程　

大弛峠駐車場→ → → 朝日峠 → → → 朝日岳 → → → 金峰山
　　　　　　　　　（約３０分）　　　（約３０分）　　　　　（約９０分）

標準では、この予定だが、・・・・

午前１０時　登山開始

もう頂上に到着しているような時刻だが

「山をなめるなよ」と聞こえてきそうです。

出発してすぐに

60～70代と思われる７人くらいのグル－プと一緒になる

お先にどうぞと道を譲られるも、

こっちは、

すぐに休憩に入り追い抜かれ・・

最初から疲労困憊で先が思いやられる。

ヘロヘロで朝日峠に到着

ここでしばらく休む

とくに展望はない場所です

それに、酸素が薄いのか

軽い頭痛と若干の気持ち悪さが・・汗

　頑張って歩きます

　何があっても自力で行って帰ってこなければいけません。

稜線を歩いていると左手に富士山が見え隠れ

遠くの山々が見えて気持ちいいです

頭痛も気持ち悪さも飛んで行きます・・

富士山が見えていました

樹林帯を抜けると見通しがいいです

朝日岳（あさひだけ、2579m）山頂に到着

標識があったのか見落としました

達成感は何物にも代えがたい・・

しかし、本丸はまだ先なのですよね・・

ここまで気力で歩いてきたけど・・

もうここで十分だ・・

挫折の文字も浮かぶけど

相当悔いが残るだろうな・・

金峰山が見えているけど

また尾根を下り、もう一度登るんだよ・・

限界はとうに超えているけど

ここまできたら、どうにでもなれ！

目指すは五丈岩！
任務遂行せよ！

　　　　ゴジョ－！

　　　　　　

　　　　　　・・・　？

　　　　　

　　　　ちがった

　　　　ラジャ－！

　

　　五丈岩が見えました

　　金峰山山頂の標識から

　　少し先にあります

道なんてありません

岩を乗り越え進みます

時間的にみなさん撤収し始めています

　2599ｍ　金峰山山頂より

遂にやりました！

山頂からは瑞かき山が見えました

山頂の標識から五丈岩までは、

幾つかの　デカい岩を乗り越えていきます

2～30ｍあると思います。

もうクタクタでやめようかと思いました。

宇宙に向かって生えた岩というか

地球って面白いなと・・

しかし、相当でかいです

どれくらいの重量があるのでしょうか

凄いです。

時刻は１４時・・・

ここまで４時間もかかっています

能天気にパンとおにぎりをほおばり

早々と撤収しました。

帰り道

鹿さんに会えました

この瞬間

足の痛みも疲れも飛んで行きました

行くとき、ここで辞めようかと思った朝日岳まで戻りました。

尾根伝いに上り下りがあり

もうこれ以上登りたくないと思いました。

休み休み、日暮れと戦いながら、歩いてきました

何があっても自力下山しないといけません。

最近スマホにかえて

ヤマケイのＹＡＭＡＰアプリ入れました

オフラインでも

ＧＰＳで自分の現在地を追いかけてくれているみたいです

すこし安心できました

明るいところでは気持ちいですが

夕刻15時過ぎには、東斜面は日が当たらず薄暗いです

そんなときに限ってたくさんいた登山客は

まったくいなくて、自分一人です・・

一歩も足が出ないと思いながらも

一歩一歩、数センチづつ足を進める

左足が攣った

棒になった足を引きずりながら歩きました。

そのときふと

ミニヤコンカ奇跡の生還を思い出していました。

「未踏の頂上が手に取る位置に見えた

仲間は氷の中で息を引き取ったのだろう・・

手足の指を凍傷で失い芋虫のように

　這いつくばり氷の壁を下りて行く・・」

それに比べればどうって事ないさ・・

駐車場が近づくにつれて、女性の笑い声が聞こえてきました

薄暗い道を歩いていて心細かったのですが

他人の声がすると安心しました。

登山口まで戻ったところで

そこにあったテ－ブルに思わず横たわってしまいました

結局、自分の後からは誰も下りてきませんでした。

声の主はキャンプをしていた方でした

明日も晴天だといいね♪

17：20駐車場到着です

荷物を纏めてバイクに跨りました

セルスイッチＯＮ・・？

あれ？

キルスイッチＯＫ・・おかしいな。

あっ！

サイドスタンドが出たままでした。

相当疲れています。

足でバイクを支える気力もないぞ・・

何とか水平を保ったままバイクを走らせました

こんなときオ－トマのスク－タ－でよかったです。

バイクで下りていく途中

クリスタルライン（人里まで約25ｋｍ）の

林道を歩いて下りる夫婦らしき人がいましたが

間違いなく漆黒の闇に包まれるはず・・

大丈夫だったんだろうか・・

もうクネクネ走りたくなかったので

帰りも勝沼ＩＣから八王子まで高速でした。

以下、参考です

（但し当てになりません、この時の自分の感想です）

ざっくりな時間

駐車場から金峰山まで

行き４時間、帰り３時間でした。

（健脚の方の２倍はかかっています）

休憩は何回とったかわかりません

この日は晴天だったので明るかったけれど

曇ったりすると日陰は一気に真っ暗だと思います

懐中電灯などは、必ず持ったほうがいいです

ここのコ－スは一本道で迷子になることはないと思います。

因みにストックは使いませんでした

というか、瓦礫の道なので使いづらいです。

靴は履きなれた運動靴です

リュックには使わずじまいの着替え、上着でしたが

結局Ｔシャツ一枚で用が足りました

（しかしエアコンのような冷気が吹いてくる時がありました。）

防寒着兼ねて合羽で十分かと思いました

最初から歩きに徹するつもりでいたので

バ－ナ－とかは持ちませんでした。

手軽に食べられる食糧と水筒です。

（ここのコ－スは山小屋も水場もありませんでした）

トレ－ニングのつもりで
毎日自転車通勤

先月と今月で計８００ｋｍ走ったけど

ちっとも体力ついていなかった

逆に疲れが溜まって抜けていませんでした（笑）

（参考）
瑞牆山荘からのコース

金峰山まで４時間１０分

みずかき山荘が標高1500ｍ
金峰山標高2599ｍ
標高差1000ｍ以上
往復距離約10～11km

.

いずれは、・・・？

ブガッティ－ベイロン買うまでの

穴埋め要員 ? のワゴくんＲ・・

・・・なんてことは、赤い雪でも降らない限りありえませんが・・・

　　　　　　　　　　　　↑　午前６時　奥多摩湖から

　　　　　　　走りにも徹しないスパルタンなでもないワゴくんＲ！・・？

　　　　　　　　　（俗に廉価版とも言う）・・

　　　　　

　　　　　今となっては
　　塔ノ岳　は　結構歩いたけど、　楽しかったなぁ

　国師ヶ岳と、・・・・

　　みずかき山は制覇したものの　　金峰山はまだ未踏

　

　　　春とはいえ、山間部はまだ雪があるのだろう

　　　

　　山梨の県道も通行規制が　あり　近づけそうにない

そんな中地図を眺めていると

金峰山の近くに小楢山が・・

（オナラちがったコナラ山と読むらしい）

天気がよければ富士山も拝めそう・・

　　　しかしもっと拡大してみると小倉山が・・

　　

　　　こちらは小楢山より　かなり近場

　　　　　　　これは　お手軽でいいな・・

　　　もう少し検索してみると　

　　・・・玉宮ザゼンソウ？に駐車場ありとある

　　　　３月上旬が見ごろ？

　　　・・・てなわけで行ってみました。

奥多摩湖

多摩川水系？・・・綺麗です

　

－３℃・・・

国道411号大菩薩ライン
因みに
ここの左手あたりが大菩薩嶺のはず・・・

春霞でしょうか、肉眼だと富士山見えていますが・・・

ザゼンソウ公園駐車場到着です

おぉ～、これが座禅草ですね。

　　　　綺麗な青空です

　　　　青い空を突き抜ける・・・

途中に分かれ道がありましたが

小倉山方面の看板がありました

途中は　このような落葉樹です

見通しが効くので迷子にはならないようです。

頂上にはこのような展望台がありました。

周りは樹木に覆われて見通しが効きません

９５５Ｍらしい

展望台からの風景です

気を取り直して下山です

上条展望台？

その先は411号へ抜けられる？

　　　

これは峠を下りて行く途中です

なっ！なんだ？

軽なので何とか通れました

動物除けのフェンスでした

無事通過です

こんな位置関係なんですね

大菩薩の湯に寄りました。

設備は

湯船が内風呂2つと源泉風呂ひとつ

それからサウナ

あと外に

露天風呂がひとつでした。

３時間６１０円です。

一之瀬高原手前のこのオブジェも

限りなく草ヒロに・・・