「魔法少女にあこがれて」がよい!@ひでエリです。
以前もちょっと書きましたが、
竹書房×魔法少女×百合という鉄板セグメントのマンガです。そしてアニメも放映中。というかアニメが面白かったんでAmazonアンリミで5巻まで、その続きをkindleで買ってしまいました。が!8巻までLINEマンガに無料開放されていましたーしまったー!1500円くらい損したー!
しかし持っていても後悔はしないレベルで面白い。
主人公ヒロインの屈折の仕方がとても良い。更にエロなんだが単行本ですら謎の光を使って肝心なところは絶対に出さないというギリギリぶり。
まあだからといって未成年に進められる内容ではないんですけどw
という訳で、バイク増車です!
ぱんぱかぱーん!
新しい仲間はホンダVTR1000Fという1000ccのビッグツイン、ドウカティとかと同じようなレイアウトのツアラーに振った、と言いたいところですが、実際はタンクの容量の小ささ、セパハンのタレ角のキツさから、ツアラーじゃねえじゃんというツッコミを特に前期型は多数受けるに至ったホンダの迷車といわれるものです。
1.選んだ理由
そうですねー、いま公道で稼働しているバイクは2ストレプリカのTZR250R(3XV)山葉ブイくんとフルサイズオフローダーXLR250BAJA(MD22)本田トンボくんな訳ですが、先日
「あれ?ツアラーがねえじゃん」
と気づいてしまいました。
正直、可愛がっていた山葉ブイくんの手が離れつつあり、まだ子育てしたい!という欲望がふつふつと湧いていたというのは否めません。
(おい、FDの修理がまだ残ってるだろ、というツッコミはあえてスルーします)
そうなるとツアラー運用の仕様を考えないといけません。
2.欲しいツアラーの仕様
実は私は大学卒業前後から子供が生まれるまでの間、当時の川崎のフラッグシップ超速ツアラー、
川崎ZX-10を保有していました。今から約30年近く前です。
本当にすっさまじく速いバイクで200km/hなどあっという間に到達し、当時のタイヤ技術では、1人乗り222kg135psなどを受け止めきれず、3000kmほどでリアタイヤがツルツルになってしまうという仕様でした。
たーだーし、重い!222kgは重すぎた。
エンジンがかかっている間、前に進むことに関しては「牛ネズミ」の異名をとるほどの機敏さがありましたが、ともかく静止状態での取り回しがしんどい。
あれはもうヤダ。
だから軽いのがいい、つまりシリンダは2個まで。
まあ
目安としては乾燥重量は180kg台までが目標です。
それでも山葉のブイくんと比べると60キロ近く重い訳ですけど。
そして荷物を積む前提なので、
シートは段差がない方がいいですね。
荷物積みやすいですから。
カウルは...まあ個人的にはオンロード車であればある方が好きなんです。見た目の好みもあるのですが、単純に高速移動の際に身体に風が当たらないという物理的な理由です。
多少の雨なら走ってれば濡れないということもありますし、多少の整備のし難さは目をつぶっても
アッパーカウルは欲しいなと。
上記の理由からサイドカウル以下は無くてもいいです。
あとはあった方がよい仕様として、ETC、グリップヒーター、USB給電、スマホホルダーetc.。まあ無ければ付けるだけなので大したことではありませんが、ついていれば加点です。
3.ご予算
レストア前のオンボロTZRが37万円でした。正直、これ以上は払いたくありません。とはいえ余りにヒドイのもどうかと思うので、20~40万の間で。
今回は不動車レストアではなく、動く前提のヤツを狙いたいと思います。
まあ直すことに関しては、やぶさかではないです。
むしろ望ましいw
4.候補車
ということで絞られたのが、
1.VTR1000F
2.DUCATI ST2,3,4
です。
双方ともにツアラーを標榜しており、ともにVツイン、1000ccあたり、ご予算的にもお財布に優しい20万~40万円で比較的球数も多くヤフオクに出ています。
ドゥカについてはフルでパニアケースを装備していても20万円台の車体も多く、イタ車らしく赤か黄色で素晴らしいデザイン。
更にアッパーカウルメインでサイド以下はオプション設定で希望に合っています。ただドゥカはパーツの入手が非常に面倒です。
その辺のバイク屋では入手できず、もちろん田舎のここでは扱ってる店はありません、全部自分で確保しなければなりません。つまり全部送料がかかります。
まあエリーゼとかと一緒ですから、そういう専門サイトに頼むことになる訳でしょうけど、面倒ですね。
しかしエンジンがデスモなのは確かに一度は乗っておきたいと思わせるカム機構ですね。あれ?STってデスモなのかな。
蓮界には実はドゥカのパイセン多いんですよね。
なので即ドゥカに関して聞いたんですが、みんな蓮からのメインバイクなので、峠の戦闘機仕様の方々が多く、「ST?ケッ!そんなの面白くねえに決まってる!」という感じwで、もうちょい金出すか、戦闘機寄りのを提案される日々w。戦闘機は山葉ブイくんがいるって言ってんのにww
ちなみにSTの2,3,4は一気筒あたりのバルブの数で、2が900ベース、3,4が996ベースということで出来たら4の方がいいかなー、新しいし。
VTRに関してはホンダ様ですから国産車なので、パーツの確保が非常に楽です。いつもの行きつけのバイク屋に行って注文すれば翌日には鈴鹿から無料で到着します。
パーツ自体は米国のパーツOEMサイトを探して、品番を確定してから発注するだけです。簡単ですね。
そしてVTRに関しては、国内仕様93psと逆輸入(欧米)仕様110psの2種類があります。この+17psがこのレベルの車体、どっちかいうとVツインの極太トルクで走るバイクにどれだけ寄与するかは不明ですが、まあ同じ車体でパワーがあるなら合った方がよりいいですけど、もちろん球数は減ります。
あとこのホンダやヤマハのバイクに関しては、山葉ブイくんの時にも活用しました高品質な中華カウルを発注することが可能で6万円弱でフルセット、好きなデザインでオーダーすることができます。純正色のアカ、キイロもとても良いですが、NSRオマージュのロスマンスデザインカウルとかもあります。
魅力的です。
また前述のハンドルなどについても、比較的サードパーティの角度を浅目にしたセパハンや、バーハンへのコンバートパーツなどもあります。
タンクに関しては後期の+2Lタンクに換装することもできなくはない、出物があれば、という感じです。
5.最終決定
安いST、しかしパニアを付けると重いと聞くドゥカ。
しかしデスモ、一生に一回くらいは乗っておきたい気もする...。
悩んでいるとアラート設定しているオクの「VTR1000F」に反応して「新しい商品が追加されました!」のプッシュ通知が。
開いてみると、
中華ロスマンスカウルを装着し、セパハンをタレ角ゼロのハリケーンに交換、ETCとグリップヒーター、USB給電が付いている個体!純正の黒のカウル類は希望があれば送りますとのこと。
そしてなんと
球数のない逆車フルパワー個体!
蓮板の一部のメンバーから背中を強く押されて入札。
ポールtoWinで落札出来ました。
まあ今考えるにギリ30分前に入札するとかの方が良かったのではと思わなくもないですが、結果オーライです。
支払は終わりましたので、これから名変、処理終わり次第、発送の手続きに入っていきます。
さてさて来月あたりから春にかけてのツーリングが楽しみですね。
やまちゃんはTZR、私はVTR。もはやパワー不足はないので直線番長で追いまわせそうです。
こうなるとXLRのために林道を探さないといけませんね。
オンロードを走る機会はVTRに譲るとすると、XLRの使用頻度が更に下がりそうです。まあバッテリーレスなので、たまに動かしてやればよいくらいの非常に放置に強い車両ではありますが、所有バイクは全部キャブなので、フロート室のガソリンが定期的に入れ替わるくらいは必要でしょうね。
そして結論的にリッターバイクのほぼ完動品が、90%不動の2ストレプリカ250CCに競り値で負けるという事実に驚きを禁じえません。
皆さん大丈夫ですか?
2ストレプリカは軽いとはいえ126kg/45psくらいです。対して186kg/110psの方が安い世界...分かります?
私も軽量命だと思っていますが。
冷静に考えて2ストレプリカってのは実は大したことないバイクなんですよ?
安くて程度のいい400ccバイクならもしかしてカモれる可能性があるだけのバイクです。軽くてカッコいいが譲れないなら黙っていますが...
(面白いのは知ってます、まあ私も同じ気持ちなので)
問題は...というほどでもないのですが、みんカラではメイン2台、サブ3台は登録できるのですが、6台目はメインとしてもサブとしても登録できないんだそうです。「家族のクルマ」ってことになりそうで可哀そうな本田ブイくんです。