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ドウガネブイブイのブログ一覧

2025年08月24日 イイね!

使い込んでるテントを虫干し

使い込んでるテントを虫干しあまりにも暑い。
本州より沖縄の方が涼しい。
沖縄がは避暑地!?

と、言う事で、今日は炎天下でできる事しよう!







8月はひょっとしたら、ずっと自宅の2台のエアコン消してないかもしれない。
うちにあるエアコン、4台中2台はもはや常時点けっぱなしだわ。



保護猫どもに占領されてる「デ・トマソ・パンテーラ」と「ポルシェ914S」のガレージ。
ここもシャッターが日光で熱せられて熱くなるため、クーラー点けっぱなし。
感謝しろよ、猫ども。


さて、今日は朝からテントを虫干し&防水スプレー処理、をする日に決めていました。
自宅前だと何なので、無料BBQができる川原まで向かい、テント広げて虫干しします。

どれも結構使い込んでるなぁ。右から、
・結構使い込んでる安い中国製のワイドスクリーンタープ。
・今はもう生産中止、リンちゃんと同じモンベル・ムーンライトⅢ型。
・登山の時使用する1人用のアライテント、エアライズ1型。
・いざという時のためリュックに忍ばせてるモンベルのウルトラライトツェルト。

神奈川県愛甲郡の、田代中津川河川敷に車を止めてテント類を広げます。
汗だくになりながら防水スプレーを重ね吹きx3していきます。
昔はゴアテックスは防水スプレーNGと聞いてたんだけど、調べたら特に問題なんて無いじゃない。騙されてた。


まあ2時間も干せば、この熱さだから、虫干しOKでしょう。
風で飛ばないように重しも乗せます。


11時…朝何も食べてなかったので、ちょっと早いけど昼飯にしましょ。
テント類は干しっぱなしにして、川原のすぐ目の前の、ちょっと風流なお好み焼き屋に入ります。
鉄板焼「ひふみ」。
入口からして植木の細い道を入っていく隠れ家的なお店だった。


家内はイカとホタテの塩焼きそば。


私はイカとエビのモダン焼き。
20代の頃からお好み焼き焼いてたという店主に焼いてもらいました。


美味かった。
テント干してる河川敷まで戻ります。
河川敷は川遊びする親子連れや、BBQやってる若者でいっぱい。
まだまだ夏真っ盛りだねえ。


車のエンジンつけて、エアコン聞いた涼しい車内で虫干し待機中。
エアコン、いいねえ。文明の力だね。


2時間ほど虫干しして、防水スプレーも完全に乾ききったので撤収。
河川敷を後にしました。
帰宅途中でジェラートが食いたくなって服部牧場に立ち寄り。
ヤギがお散歩中でした。


暑い日に食べるジェラート、ウマー。
さあ、早くエアコン点けっぱなしで冷えてるおウチに帰ろう。





Posted at 2025/08/24 17:16:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガレージ | 日記
2025年08月18日 イイね!

竹寺夜祭り と 吾野宿祭り

竹寺夜祭り と 吾野宿祭り埼玉の飯能地区の小さなお祭りをふたつ。
行ってみたのでそのブログです。
夏は夜祭りがたくさんあって楽しい。

どちらもハスラー使って日帰りです。






竹寺夜祭り

名栗湖の近くに八王寺という牛頭天王を祭るお寺があり、そこが通称「竹寺」と呼ばれています。
お寺なのですけど、明治時代の神仏分離でお寺になってますが、ほぼほぼ神社です。
お盆もありませんし、お墓も一つもないけど、名前はお寺です。


竹寺というだけあり、まわりは竹林ばっかりです。


8月17日は夕方からこのお寺で小規模なお祭りがあるという情報を得、出かけてみました。


ものすごい山の中の一軒寺で、周りには竹林と山しかありません。
到着するまでの道も細い!
けどここは精進料理のお店もやってて、青竹を練りこんだうどんや蕎麦の料理を食べさせてくれるので、けっこう参拝客がいます。


ちょうど良い、昼飯食べてなかったので蕎麦ご膳を注文します。
お腹減った。


蕨の白和えや、フキノトウ味噌、野草の天ぷらももみじの葉やタンポポの葉など、まったく肉系がありません。
その点でいえば神社ではなく、確かにお寺ですね。これは精進料理だわ。
でも味付け良くてウマー。


食事終わって、ちょっと境内を散策。
や、ほんとに寺の周り、竹林ばっかりですね。


ちゃんと手入れされている竹林で、すがすがしい気持ちになれます。
ほったらかしの竹林は見るに堪えませんから。


竹林の中に急に現れる建物も、歴史感じさせてくれて風情あるなぁ。
ちなみに全ての建物ではありませんが、本殿はかやぶき屋根を保ってたり、全体的にとても手入れされている、気持ち良いお寺でした。


ヒグラシが鳴き始めた夕方からお祭りが始まりました。


いろんな場所にライトアップが始まります。


おやつはお団子。いただきます。
わたしゃプレーンな味が好きなのだが、家内は醤油味が好き。このへん合わない。


盆踊りが始まります。
孤立して昔からの伝統をそのままやり続けている田舎の祭り、といった感じで(孤立はしてないでしょうけどなんとなく)なかなか好奇心をくすぐる祭りですね。


盆踊りだけでなく、大道芸人が口から火を吹いたりして、こども大はしゃぎで盛り上がります。


16時から20時までの4時間だけですが、自治体がやってるのではない、お寺の単独でやってる祭りなのに、なかなか頑張ってて充実している祭りでした。
境内にキッチンカーも何台も来てるし、何より着物や浴衣を着た白人さん黒人さんが多いのが印象的な祭りでした。
最後の15分間は、花火だって上がります。


竹寺、数珠も売ってるけど神札も売ってる、線香も売ってるけどお守りも売ってる。
精進料理を作ってるけど檀家ではない、とても変わったお寺だけど(東日本ではここだけみたい)、いろいろと手入れが行き届いた空間で、心が洗われるような気持ち良いお寺でした。
お祭りだって小さいながらもとても楽しかった。





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最近、とんと売ってるのを見ないプリンスメロン。
先先週の奥出雲のおみやげ。冷やして食べたらウマー。



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吾野宿祭り

続いて8月23日土曜日、西武秩父線の沿線にある吾野宿にてお祭りがあるという情報を得、向かいました。
吾野宿は大正期の歴史ある古民家が建ち並んでいる、平成23年度に埼玉県景観モデル地区になっている小さな宿場町です。


その前に国道肉球(299号)沿いのパン屋に立ち寄って腹ごしらえ。


どうせ屋台で焼きそばとかたこ焼き食うんだから軽くサンドイッチでも…と思ってたら、予想以上のボリュームだった。
うおぉ、お腹いっぱい。


サンドイッチとは別に、お土産にライ麦パンと全粒粉のパンとパウンドケーキ。
ツクツクホウシが大合唱。秋も近いね。
飯能市は熱中症警戒アラート出てるけど。


宿に到着。
近くの小学校のグラウンドが臨時駐車場になってた。


山と山の間、小川も流れてて、とても狭い平地に古い町並みが犇めくように残ってる、なかなか趣のある宿場町です。
夕方というのがまた風情あるな。


持参した椅子に座ってまつりの時間を待ちます。
焼き鳥ウマー。


日も暮れてきて提灯に火が灯ります。
それに伴い、小さな宿場町に大勢の人も増えてきました。


純日本風な盆踊り的なまつりかと思ってたら、大音量とともにYOSAKOIが始まる。


踊るYOSAKOIと同時に花火も上がる。
どっち見ていいかわからないよー。


ビール、ウマー。
公共機関で来たわけじゃないので、ノンアルだけどね。


祭りのキャッチコピーは「なつかしさへタイムトリップ」「はんのう、いい塩梅」。
でもあんまり懐かしさは覚えないなー。
よさこい節は懐かしくても、YOSAKOIは全然懐かしくない。
でもまあ、いい塩梅ってのはわかるかな!


踊ってる皆さん、汗びっしょり。
お疲れさまでした。
YOSAKOIが終わってもしばらく花火が続きました。


上の竹寺夜祭も、この吾野宿祭りも、出店は出ているけど自治体のお店が出してる出店かキッチンカーのみで、いわゆる香具師とか三寸と呼ばれてる的屋は一件も出てない。
的屋が出ると、昔ほどじゃないとしても、やはりどうしても反社関係の問題も出てくるから。


正直、イカ焼きにしても、大きな祭りの的屋のものより、魚屋が店前で焼いてるイカ焼きのほうが美味いと思ってる。
値段だってテキ屋のたこ焼きは500円か600円くらいだけど、ここは300円だった。
だから小さな地域の小さな祭りって好きなのよ。


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帰宅して、夕食は今季初のサンマ。ウマー。
3匹で600円は初サンマにしては安い方と思う。
Byロピア。ロピアのCMはなんであんなに呪文みたいな歌詞なんだろう?





Posted at 2025/08/24 00:03:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 祭り | 日記
2025年08月18日 イイね!

宮ヶ瀬ふるさとまつり

宮ヶ瀬ふるさとまつり広島に帰省してから疲れ果てたので、残りの休みは
ずっと家に引きこもろうと思っていました。

でもなんやかんやで近場に出歩いてました。
今の時期、毎週のように夜祭りとかあるしね。





洗車もしたし、墓参りもやったし、米も買ったし、ガレージの猫どものために新しい窓用エアコン取り付けた。
休日は続いているのに猫と遊ぶ以外、何もやることもなくなったので、ランチに秩父までドライブした。
ここは、汚くて美味いお店(誉め言葉!)、わらじカツ丼の安田屋。
まだ12時前なのでクマゼミの声が聞こえる暑い中、けっこう並んでる。


本店の小鹿野にある安田屋には一度行ったことあるけど、秩父の支店は初めて。
本店はここよりもっとボロッちくて古いからね。(誉め言葉!)
安田屋本店のブログ←Click!


炎天下の中、30分ほど並んで、やっとお店に入れた。
でも店内も、油で揚げてる鍋がドーンと鎮座してて、そこまで涼しいわけではないんだけどな。


わらじカツ丼2枚入りを注文。
汁物と香の物、質素だけどごちそうである。
おや、ここ、本店よりカツ1枚が大きいじゃありませんか。食いでがあるな。


普通のカツ丼も大好きだけど、わらじカツ丼も大好き。
ソースカツ丼は嫌いじゃないけど、味に飽きてしまうので敬遠してしまうな。
やはり、うな丼だろうが親子丼だろうが、天丼だって、みりんのほんのりした甘さは必要と思うぜ。


8月後半に、吾野宿祭りがあるので、車を停められる場所の下見。
ここは正丸駅。10台ほどのパーキングスペースがあるので、ここに停めて西武線で吾野駅まで移動するかな。
祭りは車で現地まで行っちゃうと、停める場所見つからないし、終わってもなかなか出られないからね。
アクセスを考えておくのは大事。




次の日。
神奈川県清川村の「宮ヶ瀬ふるさとまつり」に来てみた。
私は大きくない小規模の祭り、大好きである。
地味な花火大会…、いいじゃない!そこまで人多くないし!落ち着いて見れるし!


お!カリーナGTが停まってる。渋いね、良いサイズ感だ。
遠目から見たら117クーペかと思った。


ふうりん♡
でも真鍮や鉄製の風鈴のチリーンチリーンの方が良いなぁ。
ガラスや瀬戸物のコチンコチンという音は集まれば涼しい音色だけど、ソロだとあんまり風流な音色じゃないわね。


お店だけでなく、屋台も多く出てる。ここはジビエな店が多い。
どこかで腹ごしらえしとこ。


夕方になって、気球が膨らみ始める。


予約すれば気球に乗せてもらえる。
15分程度の空中散歩なので、50mくらいしか上昇しないけどね。
巨大行燈やスカイランタンのイベントは日本各地で多いけど、気球が来る祭りは結構珍しい。
ゴオオと炎で気球内部を熱したら、


音もなくふわ~っと浮かび上がる。
しばらくしたらまた下がり始めるので、再度炎を炊けば浮かび上がる。
繰り返し。


でもわたしゃ高いところは苦手なので乗りません。
見てるだけ。


夜も更けて、気球を見ながら、花火も始まる。
ダム湖の特性上、高い場所から開けた空間を見られるのはいいね。


地域の小さな夜祭は、必死にならなくても楽しめるってのがうれしい。
場所取りに必死、食事に必死、人ごみに必死、帰宅に必死、…はもういいや。
10年に一回くらいなら大規模な祭りに行ってもいいかな?…ってくらいな感じ。



Posted at 2025/08/18 12:52:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | 祭り | 日記
2025年08月14日 イイね!

稲生物怪録絵巻

稲生物怪録絵巻帰省した時、広島県の三次に行きましたので
前々から行きたかった「日本妖怪博物館」に
立ち寄ってきました。

意外と面白かったので日記にします。





広島の三次市といえば「鮎」と「霧」と「ワイン」の土地。
大雨の中、川の駅が開いてたので、朝飯を食べるため立ち寄る。


鮎の塩焼きランチを食べようと思ったけど、朝11時以降から鮎を焼き始めるのでまだない、とのこと。
仕方なく今すぐ食べられる鮎蕎麦を注文。甘い出汁の蕎麦で結構美味しい。
でも塩焼きとご飯を食いたかった…。今回蕎麦ばっかりだ。


10:00開園と同時に到着。
「日本妖怪博物館 三次もののけミュージアム」
結構本格的な、民俗学としての妖怪伝説の記録を展示している博物館です。
ゲゲゲの〜とか、Watchとか、ぬ~べ~とか、そっち方面じゃない、大人の真面目な方です。


妖怪画の絵巻が展示されています。
妖怪画なんて、江戸時代でも、他の浮世絵とか錦絵に比べたら、価値として何ランクも落ちる絵だったと思いますが、よくこんな綺麗に残ってると思う。
塗料としての「墨」は、風化にかなりの耐久性がありますね!


これは「斎藤月岑」が文政10年頃に作成した人面草紙。(本物)
これなんて、もうすでに現代の漫画の原型じゃないか。


これは妖怪画家で超有名な「鳥山石燕」の天明〜安永5年の作品。(本物)
良い構図で独特のタッチだわ。好き。
どこかユーモラス、それでいてペーソスも感じる印象的な画風。


こちらはいきなり新しく、昭和初期の怖い紙芝居。(本物)
神戸の紙芝居制作会社画作った怪談百物語というシリーズらしい。


これは江戸の版画界のスーパースター「蔦屋重三郎」の妖怪画。(のコピー)


こちらは浮世絵師の「歌川国芳」の妖怪画。(のコピー)
私は国芳の妖怪画はあんまり好きじゃない。
なんというか妖怪がみんな生命力あふれてて、ゾクゾクする感じがあまり湧き出てこない。


こちら超有名どころの御大「葛飾北斎」の妖怪画。(のコピー)
怖さの表現もあるある!


浮世絵師「月岡芳年」の妖怪画。(のコピー)
人の念というものを、ぐいぐい感じさせる画風。



さて、三次には「稲生物怪禄」という絵巻が寛延2年(1749年)に作られて、今でも残っています。
簡単に言うと、16歳の稲生平太郎という人物が、三次にある比熊山に肝試しに行ったところ、その日から30日間にかけて様々な心霊現象が平太郎を襲った、という物語。


怪異の真意はわかりませんが、平太郎という人物は歴史書に実在するし、肝試しをした比熊山も実在するし、後に30日間の怪異を平太郎の話を聞きながら書にまとめた広島藩の柏生甫なるものもちゃんと存在していた人物です。
扱いは、創作物というより、一応は平太郎の身に起こったことの記録本となります。

<日本妖怪博物館のすぐ近くにある、肝試しを行った比熊山>

「稲生物怪録」は江戸後期に国学者の平田篤胤によって広く流布され、明治以降も物怪録を題材にした芸能作品がたくさん出てますし、近年は荒俣宏や京極夏彦、水木しげるも、この物語を民俗学としての調査に来てるみたい。


これが稲生物怪録(のうち絵巻と呼ばれる3種、本物)。
うほー、よくこんな綺麗に残ってるな!
多少紙が風化もしてるけど、塗料の発色も申し分なく残ってる。


これは絵が中心の絵巻。
良い絵だ、少しの怖さも感じる、とても良い絵だ。


絵だけでなく、短文も付け加えられている詞書甲類と言われる絵巻。


こちらは3つの中で一番先に作られたであろう詞書と絵を記す系統の絵巻。


私も高校生まで広島県に住んでたので、稲生物怪録は有名で、今でも本を1冊持ってる。
他では見られないユニークな妖怪?や怪異が、昔からとても好きだった。
首に手が付いた女性が出てくる怪異とか。


訪ねてきたお客さんの頭が割れて、真っ赤な色をした赤子が出てくる怪異とか。


気がつくと、門に大きな婆婆の顔が覗いてた怪異とか。


…という、ユーモラスな化け物が出てきて、明らかに平太郎を怖がらせようとさせる怪異が多いのだが、その中には怪異なんだけど、怪異というには微妙な現象が現れる日もあって、それが子供心に印象に残ってたりします。
これは寝てると天井からたくさんひょうたんが育ってくる怪異。
他にもチョウチョが無限に部屋に入ってくる怪異もあったな。


客人がいきなり乱心して暴れ出す怪異。これは怪異なのか?
化け物が出てくるより、こういう方が私だったら怖いかもしれん。
意味がわからなくて。


平太郎を驚かそうとしてるのかしてないのか微妙な怪異もあって、なんかダウンタウンの廃旅館一泊二日の罰ゲームを見てる感じで、楽しめる絵巻と思う。
ちなみに絵巻の最後30日目は、妖怪の総大将が登場し、子細を語った後で、平太郎の肝の座った態度に感服し、大勢のもののけの眷属を率いて去っていく、という内容で物語は終わります。


昔から知ってた本物の稲生物怪絵巻を見れて眼福でした。
妖怪博物館、楽しかった。
夏休みで子どもが多かったですが、怖いと言って泣いてる子どももいました。
私のような歳だと妖怪はユーモラスと思いますが、子どもには怖いんでしょうね。



帰省から東京に戻って、鮎の塩焼き食べられなかったと言うと、家内が作ってくれました。
ありがたい。ああ、自分の家は落ち着くなぁ。



おまけ。
眠くて仕方ないモカちゃん。
お前もそのうち尻尾が別れていって猫又妖怪になるのかね?
もしくは妖怪すねこすりか?
是非なってくれ。






Posted at 2025/08/14 11:03:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | ノスタルジー | 日記
2025年08月13日 イイね!

砂の器の駅蕎麦

砂の器の駅蕎麦広島の尾道へ帰省してきました。
エアコンの効く家内のハスラーを借りて。
今回は一人旅だったから駅蕎麦ばかり食ってた。
私は蕎麦なら本格的なものから駅蕎麦までOK。
(家内は駅蕎麦NG)
食ったものの記録日記です。





家内と猫どもは留守番で私一人の帰省。
車で帰り、墓参り終わったあとは、オートキャンプしながら東京へ戻る予定をしてたのですが、なんと東京出発してから帰省中はずっと雨。
広島/島根は線状降水帯も出てて、一度もキャンプすることもなく、東京に戻って来る羽目になりました。
せっかくキャンプ道具の準備万端で出発したのにー。


新東名、新名神、山陽道と、8時間走って、朝8時頃に尾道に到着。
すぐに母親のお墓と、世話になってた方々のお墓にお参りします。
この時点では雨はポツポツ降ってるレベル。




10時過ぎ、お腹へったので朝飯に岡山の井原にあるバスラーメンを食べる。


昔、このあたりの街は、ラーメン屋を開業するのに、最初は中古のバスを店代わりにして商売し始める人がいっぱいいました。
それが今の尾道ラーメンにつながった、と考えれば感慨深いですが、今はもう中古バス改造でラーメン屋を始められる方って、ほぼ皆無ですね。
ここは今でもバス改造のラーメン屋です。
今は商売の最初の足がかりというより、「バスで作るラーメン」を売りにしてる感じですけど、とても懐かしいなぁ。


入口はバスと同じように自動ドアだった。
運転席が調理場になってる。基本の醤油ラーメンの食券を購入。
食券も昔のバスみたいに整理券だったら楽しいのに〜とか思った。


雰囲気は良かった、けど、うーん、味はいまいちかな。
手打ち麺がパワーポイントらしいけど、短い麺ばかりで喉越しはちょっと悪かったな。
汁の味は悪くないので精進しましょう。


墓参りも終わったので、尾道から三次方面に向かう。
この時点で結構雨降ってきてるので、もうキャンプは中止。
適当に電話かけまくったら、世羅町にある甲山ホテルと言うビジネスホテルの部屋が空いてたので予約する。
一応、本日の寝蔵は無事決まった。


遅い昼飯は福塩線の「備後矢野駅」で駅蕎麦を食べる。
ここは無人駅で、「かすりや」という駅蕎麦のお店があり、「福縁うどん/そば」が売られてます。


うーん、いい雰囲気の駅舎だな。風情あるぜ。
しかし雨の量が半端ない。土砂降り。


無人駅だから駅員はいないのに、蕎麦屋の店主はいるという不思議な駅。


ホームから見る蕎麦屋。
この良さがわかってくれる人は私の友達。


福縁うどんを注文。
3色のもちが腹にたまる。ウマー。
関西の薄い出汁つゆ、久しぶりに食べたな!


そのまま急遽予約の取れたビジネスホテルで一泊。
田舎の安価なホテル、というそのままな雰囲気。
でも周りには山と田んぼしかない、駅も主要道路もない世羅町の中では、唯一のホテルなのよ。


夕食はブラックバス丼。
臭みを消すためカレー粉を使うとか載ってるけど、特にカレー粉も使ってないし、臭みもなかった。
長距離運転で疲れたので、ビジネスホテルに戻ったら気絶するように眠りました。


次の日もシトシト雨。
雨、止みそうにも無いので、この日も早々にキャンプは諦める。
今日は奥出雲の湯村温泉に行く予定だったので、湯村温泉の宿に電話してみたけど全て満室だった。
当日だもの、そりゃそうか。
こりゃ今日は車中泊になりそうだな。
とりあえず、奥出雲の木次線「亀嵩駅」に到着。


ここは、松本清張の小説「砂の器」で、小説でも映画でも、舞台の中核になる駅です。
「亀嵩駅」には、駅蕎麦屋「扇屋」が併設されています。
(関係ないですが、駅蕎麦発祥の地は、どうも「軽井沢駅」みたいですね。)


先の「備後矢野駅」とは違って、乗車券販売を同店の店主に委託する「簡易委託駅」となっています。
駅員が店長も兼ねてる!切符も蕎麦も売ってる!
駅のプラットフォームがお店の窓越しに見え、いい雰囲気です。


満員だったので、雨も降ってるし、駅舎の中で雨音を聞きながら、構内のベンチに座って静かに待ちます。
雨は結構降ってるけど、良いね、この雰囲気。
悪くないぞ。


美味い!
文句なしに美味い。麺はひき割りの、正統派な出雲蕎麦。
すごく美味しい。駅蕎麦と考えてたら、全然レベルが違う!
3弾重ねですが一気に食べちゃいました。
引きぐるみなので蕎麦の風味も高いし、つゆも少し甘辛い味付けで美味い。
なんと頼めば車内食べられる携帯の駅そば弁当も作ってくれるらしい。


月見蕎麦も食べたかったのですが、お腹いっぱいなのでお店を後にします。
ここ良かった!帰ったら砂の器の映画見てみよう。
昼ご飯が終わったので、このまま湯村温泉に向かいました。
湯村温泉のブログ←Click!


湯村温泉を楽しみました。
入浴させてもらった「湯の上館」…すごく宿泊したかった。
とても良さげな雰囲気の鄙びた宿だったけど…、まあ仕方ないですね。
湯村温泉を後にします。
夕ご飯は出雲三成の街でホルモンうどん。


あいにく雨で満天の星空の写真も取れず、しかも宿も取れなかったので、イザナミ、イザナギ神話のある比婆山近辺の道の駅で車中泊。
小松左近の小説を思い出して、夜中ちょっと怖かった。
周りに車中泊仲間ほとんどいないし、かなり風が強かったし、強い雨が多量にルーフに落ちる音で深夜目が覚めるし。


次の日の朝。
結局、帰省中はずっと雨で、予報を見ても次も次の次の日も雨予報。
まだまだ休みはあるけど、キャンプ諦めてこの時点で東京に戻る。
ああ残念。

駅蕎麦ばっかり食ってたので、とにかく肉が食いたい。やけ食い。
山陰から瀬戸内に戻って、昼飯はラジャ亭のハラミステーキ注文。
ラジャ亭は私は小学生の時からあるステーキハウス。
そんな高級な肉じゃないけど、創意工夫と独特の味付けで柔らかくて美味い店。
できればこのまま何十年と続けてほしい。


すごい、このステーキハウス、何回か倒産してるのに、今でも昔のままの味を保っている!
肉も肉の味がする旨さで懐かしくて美味しい。
肉って最高級のA5より、少し悪い肉のほうが美味しいんだよな!(個人的感覚)
安い肉を安価に旨く、ってのが最高さ。


夕方、東京へ向けて走る。
でも雨。ホントに帰省中は一度も太陽を見なかったよ。
ずっと道路が濡れたまま。
キャンプ道具も使わずじまい。


一気に帰りたかったけど、疲れて途中でSAで仮眠取ったら朝になってしまった。
お腹へったので小淵沢駅で駅蕎麦を食べて帰る。舞茸天蕎麦。
最後も駅蕎麦で締めるぜ。
亀嵩駅の蕎麦はレベルが違ったけど、ここの蕎麦も美味しい駅蕎麦です。


東京に戻って、初めて太陽を拝みました。
キャンプは残念だけど、雨の日の長距離ドライブも楽しかった。
何より、一人だったので自由気ままな帰省旅行でした。
一人を楽しめなきゃ、寂しい老後になるぜ。



雨続きだったからか、田舎道を走ったにも関わらず、虫や砂でボディが汚れることもなく、洗車したように綺麗なままで家内にハスラー返せました。
軽自動車で、ソロで、往復2000Kmは、結構疲れたかも。
休み後半は自宅で引きこもって猫と遊ぶ事に徹します。











Posted at 2025/08/13 09:37:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | グルメ | 日記

プロフィール

「使い込んでるテントを虫干し http://cvw.jp/b/721727/48617762/
何シテル?   08/24 18:48
こんにちは、はじめまして。 ドウガネブイブイと申します。 みんカラは初期に登録したのですがそのまま10年間ほったらかし。 フェードアウトもなんだか...
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