ポルシェ914を抹消登録する前、
伊豆の白浜海岸に行きました。
そこで面白い温泉がありましたので
ブログにします。
伊豆の内陸の温泉はともかく、海岸沿いの温泉は全てしょっぱい海水のような
ナトリウム-カルシウム塩化物泉ばかりだと思っていました。
でも弱アルカリ性単純温泉の源泉かけ流し温泉があると聞き、ポルシェ914で
ドライブしてみました。
タルガトップ外して、風を感じながら伊豆を流すぜ!(暑いだけですねw)
と、その前にせっかく南伊豆に来たのだから海水浴です!
南伊豆までくれば千葉や神奈川の海岸のような関東ローム層の灰色砂浜ではなく
実家の瀬戸内の砂浜に似た砂浜の風景になります。
(もっとも、瀬戸内と比べて波はかなり高いですが)
渋滞が怖い…と言うか空冷ポルシェなのでとにかく油温が上がることが怖くて、
早朝5時出発、朝8時には到着しました!
朝一番なので人が少ない!うれしい。
白浜海水浴場、昼は本当にイモ洗い状態になりますからね!
家内は30代最後の海でした。
健康のため1年に1度は海水に浸かるのはとても良い事と聞きます。
金魚でも生命力が落ちたら塩の粒を1粒口に入れてやれば持ち直すことが
ありますし、人間も塩水に全身浸かって体全体でミネラル補給する事は、
たまに体験しておけば体には良い事づくめなのでしょうね。
ボディボードで波と遊びます。
私ら瀬戸内育ちの2人はこれくらいの波でも大きな波です。
くどいようですが、体力が無いので8時に開始で10時には海水浴終了します。w
ああ楽しかった!もう満足。
そんな、1日中海岸にいるようなモチベーションありませんて。
白浜海岸からすぐ近く、伊豆急の蓮台寺駅まで移動し、駅の目の前にある
「金谷旅館」へ向かいます。
稲生沢川沿いに山あいの風景が広がります。
そこに立派な建物の金谷旅館があります。
金谷旅館の創業は江戸時代末期の慶応3年。
2,000坪の敷地の中に佇む雰囲気良い老舗の湯宿です。
日帰り入浴は11時から。
15分ほど待てばよいのでちょうど良いな!
玄関も風情ありますね! 昭和の香りがプンプンしてる。
エアコンなしで扇風機の風ががまた気持ち良い!
休憩部屋も田舎の居間って感じで里帰りした風情があります。
脱衣所も総ヒノキ造り。
時間を使って美しく鄙びた温泉と言うか。
こりゃ胸が高鳴りますね!
これが金谷旅館自慢の「千人風呂」。
長さ15m幅5mの総ヒノキ造りの内風呂です。
ここは木造の大浴場としては国内最大級の規模を誇ります。
新鮮な湯がダバダバ湧いてます。
泉質は弱アルカリ性単純温泉。
温めの湯温なので暑い夏の昼間に入る温泉と考えればサイコーですな!
美しい天井のアーチも総ヒノキ。
湯舟は深く、立ちあがって胸くらいまで水位があります。
ただ、千人風呂の中は腰を掛ける段差もあるので、立ちっぱなし入浴しないと
いけない、なんてことはありません。適度に座れます。
混浴ですが、女性風呂には男は入れません。
女性側はカギがあり、男風呂に通じる扉が湯舟の中に設置されているので
混浴OKの人はいつでも男風呂に入ってこられるルールです。
またここは、女性はバスタオル巻きや湯浴み着を着用入浴OKです。
寒い時期だと湯気がもうもうで、内風呂内で写真なんて撮れないそうですけど
夏は窓全開でぬるめの湯で内湯も奇麗に画像が撮れますね。
体の流し場もヒノキとケロヨン桶が風情ありまくりです。
湯も当たりが柔らかくて、とてもリラックスして湯に浸かれる温泉でした。
ホントに落ち着きます。
細かい部分まで全て手入れも行き届いていて、嫌な感じがひとつもありません。
一応内湯から直接つながっている露天風呂もありますが。
内湯の千人風呂が素晴らしすぎて、露天が魅力少なく見えますね。
でも宿泊して夏の星空を見ながら湯を楽しむのも悪くないですね。
温泉から上がって涼みます。あーー扇風機の風が心地いい。
だめだ、朝早かったから1時間くらい畳の上で仮眠取って帰宅しました。
めっちゃ気持ちいい。幸せ。
風呂上がりに飲んだラムネも体にしみ込んでいく感じ。
海水浴でミネラルもたくさん補充したしな。
海水浴して体が塩水でベタベタなのを、単純泉で洗えるなんて、贅沢ゥ!!
海水浴場で並んでシャワーなんかよりよっぽどうれしい!
914はエンジントラブルなし。
油温は多少高くなったけど、問題は起こらない程度だし。
渋滞にはまればトラブったかもしれないけど、13時に帰宅し始めたので
伊豆スカイライン→芦ノ湖スカイライン→東名のコースで特に渋滞無かった。
タルガトップの屋根外して走ればクーラーも点けません。
この車軽くて、高速では燃費18リットル以上行きます。
さすがOHV!
現代の重くて高性能な低燃費省エネカーって何?てなものです。
ウェーバーキャブも夏用に調整ばっちり。
オイルを噴くこともなく、今回は快調でした!