
日本一高所にある温泉
→みくりが池温泉
日本一標高が高いところにある露天風呂
→本沢温泉
標高日本一の天然湧出量の温泉
→白馬鑓温泉
一昨年の冬、長野県と山梨県の境にある八ヶ岳の本沢温泉に行きました。
雪の本沢温泉です。
雪道なので当然ながら軽量四駆のハスラー。
生活四駆だけど、車高も高いので雪道大得意です。
どれくらい得意かと言えば、スキー場でここまで雪に積られても問題なし。
パワフルに脱出できます。
しかも軽いのである意味これくらいの雪からの脱出は大型SUVより早い。
まあジムニーには負けますけど、荒れ地を走らないなら必要にして十分です。

<↑これは志賀高原の写真>
今日は雪は降ってはないけどぶ厚い曇り。
八ヶ岳の「稲子湯」まで車を飛ばし、そこで駐車代を支払って置いときます。
(2日間で600円)
この日は八ヶ岳に登山する友人グループと一緒に山小屋まで行きます。
稲子湯から本沢温泉まで、大体4時間半と言ったところでしょうか。
曇っちゃいますが特に雪にはならず、快調に登っていきます。
寒いので汗も出ないし雪道は快適。
冬登山は水をあまり持ち歩かなくてよいからリュックが軽くて良いです。
標高2150mの本沢温泉。
昼過ぎから登り始めて、途中みどり湖畔の山小屋でお茶とかして、17時ごろ
山小屋に到着しました。ちょうど4時間半ですね。
夏の山小屋はイモ洗い状態ですけど、冬の山小屋はあまりお客がいなくて良い。
本日は連休ですが空いてるので個室も用意してもらえました。
山小屋なので暖房器具は少ないけど、湯たんぽを用意してくれているので
それを布団に入れれば暖かいです。
この日は同行してくれた友人グループと夜までだべって、早めに就寝。
深夜、外はすごい吹雪です。
朝、目覚めて朝風呂に入ります。
本沢温泉の内湯は小屋内のお風呂は夏期のみ。
冬場は源泉を内湯まで引っ張ってくるとその間に湯が冷えてしまうため、
源泉が沸いている場所に「石楠花の湯」と言う温泉小屋を建てられてて、
冬季はそこで入浴します。
冬のお風呂は小屋から50mほど離れた場所にあり、昨日は吹雪いてて寒くて、
夜に風呂に入れませんでした。
その分、汗も出てないのですが朝風呂を楽しみます。
泉質は、酸性-含硫黄-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩泉。
ほんのり硫黄の香りが心地いい。
さて、友人たちは朝早くから硫黄岳を目指すので朝食食ってここでお別れ。
私ら夫婦は、山小屋から300mほど登ったところにある、日本一標高が高い
露天風呂へ向かいます。
若干吹雪は少なくなったけど、粉雪が舞ってて体温奪われる。
ウーーーーッ、ウーーーーよーーーーーっ!とか叫んでゆきん子ごっこして
遊んでる場合じゃない。超寒すぎる!
露天風呂は見つかるけど、道が雪で埋まってて全くわからない。
ここは崖なので雪を踏みしめ地面があることを確認しながら降りていきます。
くそう、なんでこんな苦労をして温泉に!
好きだからいいんですけどね。
これが日本一標高の高いところにある露天風呂、本沢温泉到着。
しかしお湯はそこそこ温かいのですけど、一度入ったら寒くて出ることが
できなさそうなので、残念ですが断念。
服を脱いでるとすぐに積もりそうだし。
せめて吹雪がやんでくれたら雪の中でも入るのだけどなー。
ここにいても低体温症で命がやばそうなので、山小屋に戻ります。
あー寒。
登山してたグループも、スマホに吹雪なので違うルートで降りるとのメール。
結局吹雪の中、私たち夫婦は昨日と同じ道を降りて車に戻ります。
寒いですが、一面銀世界&空も銀世界の景色は美しくて歩くのが楽しい。
スノーシュー持ってきてないので、時々足がずぼっと雪に入ってしまう。
それもまた楽しみながら下山します。
下山途中、なんと今になって吹雪が止み太陽が顔を出した。
えーーーっ、今更ーーー。
太陽出たら、歩いてると汗が出るほど暑くなってきます。
しかも雪に反射してまぶしいのなんの。目が、目がーーっ。
寒い時は困りましたが、これなら太陽が出ない方が楽しかったかも…。
稲子湯温泉まで降りてきました。戻りは3時間くらい。
しばらくすると登山グループも降りてきました。
結局硫黄岳だけ山頂まで登って、他の尾根には行かず断念したようです。
良い判断だと思う。
もちろん温泉好きなら稲子湯も入ります。
泉質は二酸化炭素硫黄冷鉱泉という鉱泉で、加熱しています。
炭酸泉は動脈硬化や高血圧に効果あるのでうれしい。
本日最初の客だったので、サイダーのようなシュワシュワの湯を
独占状態で楽しみました。
登山組と解散。
湯を堪能したので帰宅します。
すでに完全な晴天。腹立つー。
まあ下界が晴天であって、八ヶ岳の上はまだ吹雪かもしれないですけどね。
本沢温泉は、登山はありますが稲子湯→みどり湖コースはそこまできつくない
道のりなので、初心者でもお勧めできます!