
霧積温泉は昔は「金湯館」と「きりづみ館」
という2軒の宿がありましたが今は金湯館のみ。
森村誠一「人間の証明」や
吉村達也「霧積温泉殺人事件」とか
小説の題材に取り上げられて有名な温泉です。
だけどリアルでも未解決殺人事件があった土地で、
謎の写真が残されてたりして、心霊的スポット的な
方面でも一部有名になった温泉です。
と言うことでハスラーで行ってみます!
今日は暑いからアロハシャツ着てGO!
霧積温泉は角川映画の「人間の証明」の舞台になった場所。
「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷から
霧積へ行くみちで 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ…」
の有名な台詞の映画。
でも、上記のような理由があるからか、作品の題材スポットとしての、
いわゆる「聖地」にはなっていません。
へんに観光地化されていないので、昔から変わらず渋いままの孤高の温泉です。
暑そうな入道雲!空は完全に真夏だな!!
軽井沢から霧積山に登っていく前に腹ごしらえを。
なんかものすごく渋い鄙びた「越後谷食堂」を見つけた。
これは入ってみなければならない。
ここは老夫婦2人でやってる食堂で、メニューは「もつ煮定食」「肉豆腐定食」
の2つしかありませんでした。いいねえ。
朝から飲まず食わずでむっちゃ腹へりです。
ペコ90(腹ペコ度)くらいまで来てるので、飯が来るまで呆然としてます。
ちなみにペコ100になると死にます。
来た来た、いただきまーす。
どっちも頼んでどっちもうまかった!
肉豆腐で白いご飯を汁で汚しながら食うのはサイコーだった。満足。
そのまま霧積山をハスラーで登れるところまで登ります。
行き止まりで車を駐車し、ホイホイ坂を徒歩で1㎞ほど登ります。
草ぼうぼうだったけど、坂自体はそこまで急な疲れる坂ではないです。
30分ほどで「金湯館」に到着。
山小屋というには立派すぎる旅館、山奥の徒歩でしか行けない秘境温泉だな。
さっそく日帰り入浴を。
もわっとするような硫黄臭がする割には、お湯は透き通った綺麗な無色。
木賊温泉っぽいような、高峰温泉のお湯っぽいような、そんな気もするけど
湯の花は一切舞っておらず不思議な澄んだ湯。
湯の香りから、いろんな成分が入ってるっぽいのに透明度が無茶高い。
(宿が湯の花をろ過してるだけかもしれない)
冷泉ではないがぬるい40度くらいの湯がドバドバ湧き出しています。
(冬は寒いんじゃないか?と思ってしまうくらい)
でもホントに香りの良い湯だ。皮膚にまとわりつくような泉質。
汗だくで歩いてきたかいがあるね!

山奥の秘湯温泉をじっくり堪能させていただきました。
ここは登山の山小屋と、秘境温泉のいいトコ取りしたような温泉宿でした。
昭和56年まで電気も電話も通じていなかった宿で、冬を越すこと自体が
なかなか大変な宿だったみたいです。
今でも車も入れないこんなへき地で、頑なに温泉宿として続いていることが
素晴らしいですね。
で、帰るわけなのですが、その前に。
さっき越後谷食堂で飯食った時、目の前に「碓氷峠鉄道文化むら」という
魅力的な場所を見つけたのだ。
そこに立ち寄ってみよう!
むおお、特急に使われてた183系じゃないか。
やっぱりデザインリファインされたサンライズ瀬戸/出雲より、
こっちの183系車両の方が好きだな!
この面構え。この迫力。シビレルね。
同じ色使ってても、サンライズより183の表情の方が豊かすぎる!

あ、今思い出した!
銀座の「バーパノラマ」というNゲージオタクが集まるバーがあるんだけど、
そこにマイNゲージを置いてたんだ。
この183系のMy特別急行列車を1台。
あのバーは酒飲みに行くと、置いているマイNゲージを出してカウンターの
Nゲージで走らせてくれるんだよ。
もう10年以上酒飲みに行ってないなあ。たまには行ってみようかな。
最近、全く酒飲まない生活してるし。
****************
と、思ってさっきググったら閉店してた!
さみしー。
ワシの183系、どうなったんだろう。
引っ越したし、携帯も変わったし、閉店の連絡来なかったよ!
まあいいけど。
EF65!!これもいい面構えしてる。
ガンダムっぽい顔のEF-66もいいけど、こいつもハンサムだ。
うっひょう、なんとEF-58も展示されてる!
思わず頬ずり。うれしいなぁ。うん、これはうれしい。
ほほう!これはワシの最も好きだった国鉄EF15形電気機関車だ。
このエビ茶色の機関車が子供のころ一番のお気に入りだった。
どの電車もエビ茶色のクレヨンで全部塗ってて、茶色のクレヨンが最初に
無くなってた、と母親が言ってた。まったく記憶ないけど。
こいつも頬ずりだ!!
こいつめっ、こいつめっっ!
もちろん、ディーゼル機関車の形も好き!
カラーは変わったけど、今でも変わらずこの形のまま働いてるのが頼もしい。
地球は鉄を生み出すために存在しているのだよ!
はあはあ、堪能して疲れました。
はしゃぎすぎてしまった。
最後にゼロ系新幹線に設置されてた、あの畳まれた紙コップを使って飲める、
キンキンに冷えた美味しい水を飲める冷水器の画像だ!
残念ながら電源入ってなくて飲めなかったけど、あの美味しい水をもう一度
飲んでみたい!死ぬまでに!
帰宅しました。
今日の夕食は長野で買った駅弁だ!
もちろん幕の内だ!!
ウマー。
昔の電車の旅を思い出しながら弁当食べてお茶飲みます。
ブログ一覧 |
鉄道 | 日記
Posted at
2019/05/25 23:23:41