
無茶苦茶、酷使しているハスラー。
だからご褒美wにタイヤを交換してあげた。
汎用品で合うものなら何でもよかったので
グッドイヤーの廉価版タイヤを買ってあげる。
この自動車、楽!
気軽というものはこんなに人にとって大切なのか!
維持費も格安だしな。
せっかく新しいタイヤにしたので八ヶ岳までドライブを。
白駒池が紅葉の時期だろうから行ってみる。
木々の緑と空の色が映えるね。秋晴れの1日。
しかし昨日、一昨日の雨が八ヶ岳では雪になったようで、道が凍結してた。
スタッドレスじゃない車ばかりで、みんなのろのろ運転。
麦草峠に到着。
そこから徒歩で白駒池を目指します。
白駒池までは苔の森と呼ばれてて、地面が苔びっしりの景色です。
栂(ツガ)の原生林と苔むした岩場の世界が広がります。
雨上がりなので空気が冷えてて呼吸がむちゃくちゃ気持ちいい。
でも足元は凍結してて滑りそうで怖い。
実際こけてる人が何人も。
雪と苔のコントラスト。美しい。
しかし期待してた紅葉は昨日一昨日の雨と雪で全滅ですな。
すべて落ち葉になってるわ。
落ち葉がメイプルっぽい甘い香りを出してて、何とも言えない空間じゃないか。
15分ほど歩くと白駒池に到着。
残念ながら紅葉は終わってしまってるけど、この雪化粧した湖は、
これはこれでなかなか見ごたえあるではないか!
まるで16色あれば描けそうな景色になってる。
無風で湖も波打ってなく、とても静か。
シーンという擬音が聞こえそうなくらい静か。
湖から靄が生まれ出てて幻想的、少し寂しさも感じる風景だ。
白駒の池は、東山魁夷が描く絵画や、もののけ姫の舞台イメージに
なった場所で有名ですね。
白駒の池の周りを歩きます。
しばらく湖を眺めていると風が出てきて水面に波が立ち始めました。
太陽も顔を出し、いきなり色数が16色から16777216色(フルカラー)に
跳ね上がります。
恐ろしいほどの美の世界は終わりをつげ、さらに別の美しい世界が出現します。
地面に落ちたカラマツの葉が、雨に濡れてて銅色の絨毯に見えますね。
木々の間から太陽光線が伸びて地面を照らしていきます。
一通り白駒の池を堪能して、凍結した道で滑ってこけることなく駐車場に
戻ってきました。
さすがに雪積もってるとは思わなくて薄いジャケットだったので、
凍えそうに寒いから、このまま蓼科温泉郷の渋辰野館に日帰り入浴だな!
すぐに日帰り入浴の予約を取ります。(要予約)
予約取れたのですぐに向かいます。
下界はまだまだ紅葉が美しい。
渋辰野館に到着。
ここは信玄ゆかりの隠し湯の一つで、冷たい鉱泉を温めている渋い温泉旅館。
泉質は今や日本では少数になってきた単純酸性泉。
湯あたりをおこしやすいので入浴は1回15分までと書かれているほど。
非常に濃いいいお湯です。もうおうちに帰りたくなくなるほどの泉質。
ドアを開くと紅葉が見える露天がありますがこちらは泉温14度ほどの冷鉱泉。
一応冷鉱泉にも入りましたが、あまりに寒くて10秒で出ます。
冷たいけど湯の花が舞ってて濃厚な湯だわ。真夏なら入れるかも。
ドアを開けてると空気が冷たいので、頭は冷えて体はポカポカ。
理想的な入浴環境だけど、フロントで長風呂はNGって言われたんだよな。
しかし何時間でも入ってられそうです。うん天国。
ほんまええ湯や。
さて、堪能しました。
そろそろ上がろうか、と思って脱衣所に移動してたら、滑って転んで
風呂場の床で手と胸を強打してしまいました。
もー、苔の森でも家内は滑ってこけてたけど、私は気を付けて歩いて
転ばなかったのに!
すっごい痛い。
こけた時一緒に入ってたおじさんが「そこ滑るから気を付けて」と
言ってたけど、この場合は「大丈夫ですか」が先だろう!
と、八つ当たりしそうになりましたが恥ずかしいのでそそくさ退散します。
ビーナスラインで遅いランチを食べて帰宅しました。
それにしても風呂の床で強打したところが痛い。
手の指は青あざになるし胸は打ち身でズキズキするし。
痛みを我慢しながら運転して、渋滞にはまるもやっと帰宅。
でも目の前にいすゞピアッツァが走ってて堪能できたからいいんだ♪
ジョルジェット・ジウジアーロらしい何とも味のあるボディではないか。
次の日、つまり本日の朝。
打った胸の横がずっと痛いので、昭島病院行ったら肋骨が骨折してました。
折れたというよりひびが入ってました。
おいおい、風呂場で転んで骨折とか、どこのジジイだよ…。sigh…。
先生に原因を話すとき恥ずかしかったぜ。

レントゲン撮ると、見事にひびが入ってやがりますの。笑ってしまう。
肋骨骨折はギプスもできないので、バストバンドで縛って鎮痛剤をもらいます。
2,3週間はこのまま痛みが続くようですね…。
昨日より今日の方が痛みが激しいので、鎮痛剤飲んで安静にしておきます。
深呼吸でさえ痛いわ…。
あー、10月の登山予定もストラトス予定もすべて無くなった!
いや、温泉は悪くない!私が不注意だっただけです。
温泉に罪はない!!