
社会人になって、
生まれて初めて、
新車で、
24回ローンで、
購入した車。
それがこの95年式のローバーミニ1.3i。
しかもいまだ持ってたりする。購入したのが95年だから25年目の付き合いか。
ま、今は抹消登録で乗ってないけど。
置き場所があるのでお金をかけずにずっと保管してるのだ。
乗ってないが、定期的にエンジンかけたりワックス掛けたりしてて、
いつでもすぐに現役に戻れる状態だぜ。
97年からルーフアンテナ&エアバッグ&ドアビーム追加のゴージャスミニに
なるし、96年は40thアニバーサリーで本革シート設置のクーパーだったので、
95年は最後の貧そ系のミニだな。
買って3年目くらい、もともとATだったけど、ギアボックスに穴が開いて
道路にオイルじゃじゃ漏れ。結局エンジンごとMTに取り替えた。
なので車内のコンパネのセンター部分はATの車のまま。
(MT用のセンターカップホルダーが取り付けられない)
エンジン載せ替えの時に、ローズウッドのセンターメーターパネルに交換。
当時はタバコ吸ってたので、すぐにいっぱいになってこぼれる灰皿だった。
もともと学生時代からロータスヨーロッパが好きだったけど、最初に買う車で
ヨーロッパは維持する自信が全くなくて、現役で新車でも買える入門車として
まずはミニを買おうと思った、と記憶してる。
横浜のローバージャパンに足を運んだその日に即決めたな。
今考えると私の人生にロータスヨーロッパは縁がなかったようだ…。
バッテリー上がり!とか、いつの間にか冷却水がない!とか、新車なのに
最初はとても苦労させられた。特に夏は。
そういう苦労してたので、なんかトラブルに動じない性格に鍛えられた。
トラブルがいつもの通常状態なのでどうでもよくなるのだ。
デスビに雨が当たってエンストはホントに苦労した。(今は対策している)
小さいけど存在感は抜群な車であるな。
他の車と並んでても、軽自動車とは違うよオーラがゆんゆん出てる。
でも今の軽自動車に比べたら、むしろ軽自動車の方がはるかに大きいのだ。
(↓画像加工してるわけじゃないよ、ハスラーがでかいんだよ!)
ミニを初めて知ったのはどっかの雑誌でツィギーがモデルの広告だったな。
ツィギー、おばさんになって年取ってもいい女だなー。
このタイヤ2本積みのルーフキャリアも新車購入時からまだ持ってる。
目黒通りのガレージモーリスで本体購入後すぐに購入したのだった。
錆びたら塗りなおし、ゴムは新しいものに取り換え、5回くらい再塗装してる。
最近は手作りのラリープレート付けて今も現役。
夏は購入当時から付いてたミニマグ製のアルミホイールはかせてる。
冬はメイフェア用のホイールにスタッドレスはかせて、
スキーにだって雪山目指してじゃんじゃん行ってたぜ。
スキー場にでかいクロカンばかりの中にミニがポツンといると楽しかった。
FFだけど、私の腕が悪く、チェーン巻いてても雪道だとすぐにスピンしてた。
雪道で5回ほどスピンした記憶が。そのうち立て直しができたのは1回だけ。
4回はスピンして止まった。(エンストはしてない)
後ろの車から、お手本のようなきれいなスピン、と言われた。
スキー板が車内にはいらないし、ルーフに乗せると全長以上になるので、
ショートスキーに鞍替えしたのもミニに乗ってた時だったな。
ミニに乗るときは必ずツィギーを意識して乗る事、と家内に教育した。
ハイローキット入れてるのでラバーコーンの交換はほとんどしたことない。
25年で1回取り替えただけだな。
内装はモトリタのウッドステアリングやウッドパネルにしてるけど、
外装のドレスアップはルーキーのセンターマフラーに交換したくらい。
オーバーフェンダーだって購入時のプラスチッキーなもののまま。
私のミニはこれで良い。
何年か前に2年だけ復活させたけど、今はまた冬眠させてます。
そのうちまた復活させます。
パーツは潤沢、Aタイプエンジンなんて、本国にゴロゴロ転がってる。
あと20年くらい困らない!
この生まれて初めて新車で手に入れた車「ミニ1.3i」は、私が人生終わる前にも乗って、最後のあがりの車もこの「ミニ1.3i」にしようと決めていたりする。
だから売らない。売った時点で計画がとん挫する。
私の車人生は新車で買ったミニで始まり、死ぬまで付き合ってくれた同じミニで終わるのだ!
うむ、なかなかカッコ良いではないか。
自分に酔っちゃうな。w
これはうらやましいと思う人もいるはずだ!なんてね。
なので急に事故とか病気で死んでしまうことがありませんように…。
全部のネコを看取ってから、ミニの中で仮眠するように死にたいわ。