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ドウガネブイブイのブログ一覧

2025年06月02日 イイね!

傷心旅行

傷心旅行数年前、1回だけスキーでホテルノース志賀という
旅館を利用したら、また来ませんか?と毎年2回は
封筒が届く。大抵2回ほどで来なくなるんだけど、
この旅館はず~っと届く。
ここまで誘われるなら行ってやるか、と土日で奥志賀に
行ってきました。
ダイレクトメールも効果あるもんだね!







その前にさみしいお話。
書かずにはいられないもので。
先週、可愛がっていた保護猫のバルたんが天に召されてしまいました。
どの猫も愛情の差がないようにと心がけていますが、それでも特に可愛がってたなと思う猫がいるのは仕方ありません。
バルたんはそういう猫でした。

(病気のバルたんに甘えるバロンちゃん)

もともと不衛生な場所で育っていたので、いろいろと持病持ちだったのですが、この1カ月、肝臓やられて投薬、点滴を毎日していました。
残念ながら黄疸が最後まで治りませんでした。
1カ月で急激に痩せこけて衰弱していましたが、でも、最後は眠るように逝きました。
ここまで静かに旅立った猫は、今までの私の保護猫で見たことありません。


どんなに衰弱してても、猫は最後の断末に痙攣したり、肺から空気を絞り出す大きな声を出したりするものですが、先週末に私ら夫婦がバルたんが休んでいるこたつ(バルたんの体温をあげるためにまだ電源ONにしてる)の前で会話してたところに、フラフラこたつから出てきて、横になって、しばらくはそのまま静かに呼吸してて、ふと気が付いたら「あれっ?バルたん息してない??」と死んじゃってることに気が付きました。
普通、死んじゃった猫は四肢をピーンと張って硬直するものなのですが、手足は丸めたまま、本当に寝ているだけと思っていました。
私は、こんなに静かな死に方、自分の母親の死以外、見たことありません。

バイバイ、バルたん。アディオス!
自分も含めて順番だから、またね!
ホントに君は「良い子」という言葉がぴったりな猫だったよ!





湿っぽいお話は以上です。
さて週末、バルたんの介護でキャンセルしようと思っていたのですが、一週間前に旅立ち荼毘にも出せたので、旅館はキャンセルせずに予定通り奥志賀に行ってきました。
でもこの土日も雨です。
しかもここ数週間の週末雨の中ではかなり本降りの雨。


チェックインに時間があるので、長野の七味温泉、紅葉館に立ち寄り湯します。


雨は土砂降り!標高高く気温は7度!うわさむー。
七味温泉は昔から知ってたけど、お湯を楽しむのは初めてであるな。


早く温泉に入らないと凍え死にそうだ。
いいねえ!この風情豊かな内湯!


薄い鶯色の、硫黄臭豊かな、見るだけで効きそうな温泉だな!
近所の五色温泉や松川渓谷温泉より評判の湯を、昔から一度は楽しみたかったのだ。


露天は大雨で…しかも大粒でかなり冷たい…あまり内湯から出たくないんだけど…この雰囲気を見たら、無理してでも入らざる負えないよね!


あ!屋根付きの露天もあるじゃないか!これはいい。
うひょー、いい気持ちである。泉温もちょうどいい!
気温低く、頭は冷え冷え、体はポカポカ、これは天国ですわ!


顎下まで温泉に浸かる。暖かい。
こういう快適状況なら雨降ってても不満なぞ全くなく、気持ちいいだけです。
寒いと思った天気も、これはこれで有りだし、今この瞬間はとても好ましい状況。
薄く霞のかかった、濡れた新緑の木々を見ながら入る温泉。
サイコーだね。


フレッシュアップ!!
しっかり温まったので、宿泊するホテルノース志賀に向かいましょう。
しかし雨はやむ気配すらなし。


天気が良ければ、水を張った田んぼに山の映り込みが美しいんだろうけど、それは見れない。


まだオタマジャクシもカブトエビも生まれてない、田植えが終わったばかりの田んぼ。


ホテルノース志賀に到着。
晴れならリフトが動いてソトノテラスという天空の喫茶店も開いてるのだけど、今日は無理。


昭和にできたと感じさせられるロビー、設備も古くくたびれてきたけど、まだやりくりして営業頑張ってる安価な旅館、ってイメージ。
だがそれが良い!こういうのもたまらない、私は!


エレベーターは止まる時にチンッと言う。
いいじゃない、これでいいんだよ!
車だって新車とクラシックカーの間のネオクラシックというジャンル人気でしょ。
最新の旅館と、極端に鄙びた旅館の間にある、ネオクラ旅館ってのもいいんだよ。


夕食。
紅ズワイカニ食い放題だったので、カニばかり食ってた。
食べ膨大でズワイガニが紅ズワイガニになるのは許せる!
でも食べ放題がクリガニとかになるのはアウトだ。
草津のある大規模有名旅館はクリガニだったよ!
ネオクラ旅館、さすがわかってらっしゃる。


もう満腹だよ!食べられないよ!
ゴチソウサマ。

オフトゥンに転びながらスマホ見たりテレビ見たりして、怠惰な夜を過ごしました。

次の日は、雨こそ止んだけど、ものすごいどんよりした厚い曇り。
ホテルノース志賀、これで1人10000円。リーズナブル~。
また何年も封筒が届き続けるようなら、次はスキーで来ても良いぞ。(上からw)


ノース志賀を出て、お湯がハッとするようなきれいなコバルトグリーンの熊の湯温泉へ向かったけど、残念ながら日帰り入浴は13時かららしく、時間が合わず断念。
まあ仕方ないよね。
熊の湯温泉の過去ブログ←Click!


5月22日に開通してるので、横手山コースを回って草津から帰宅することにする。
うわー、志賀高原の山の上、また土砂降りになってきた。


横手山の日本一標高の高いパン屋に行ってみようと思ったが、大雨で誰もいない。
普段たくさん止まっている車も、うちのハスラー1台だけ!
(このパン屋は昔大雪で閉じ込められたことがあった思い出のパン屋。)
過去の横手山ヒュッテのブログ←Click!


温泉も入れず、パン屋も行けず。雄大な景色も全く見えず白一色。
とても寒いので、寂しく峠の茶屋でホットミルクを飲む。
でも、まあ、これはこれで。
どういう状況だろうと、なんでもそれなりに楽しまないと、人生ウソだぜ。


寒い雨の中、自転車で峠を越えてる人がたくさんいた。
昔は、車に乗ってる人と違って、自転車乗ってる人たちは、人に迷惑かけない良い人たち、と問答無用で思ってた時期があったんだけど。
まあこれはまた別にブログにすればいいから今回書かないけど、今回はいろいろ自転車に迷惑被った。


山の上は残雪。
半袖なのに、寒くて車の中は暖房入れまくり。


草津まで下りてきた。
草津は雲が多いにしても晴れだった。


八ッ場ダムまでドライブ。


ブルーな水で綺麗なダム湖だな。


湖の底に向かって沈んでいく、使われなくなった道路。


吾妻渓谷までドライブ。
ホテルで朝食はたっぷり食ったけど、もうお昼だ、腹減った。
もみじ茶屋でお昼ご飯。


のどかだねえ。
もみじ茶屋にたむろしてる猫ども。


家内は鴨せいろ。わたしゃ盛り蕎麦大盛り。ウマー。
畑仕事をしてる人を縁側の戸を開けて眺めながら、いただきます。
や、ほんと、のどかだねえ。
竹を割った器が素敵ね。


天気が悪くて、七味温泉が素晴らしかったことと、カニ食ったことくらいしか思い出がない旅行でしたが、傷心旅行としては落ち込んだ気分は薄らいだので、目的は果たせました。
じゃあねバルたん。
あの世でも元気で、先に逝ったブッチと仲良く遊んで待っててね!




本日6月2日は私の誕生日。
ぐうたら感謝の日です。
58歳になりました。


2025年02月09日 イイね!

国道駅

国道駅土曜日。
2度目の手術して、鶴見線の国道駅を見て、
朝日湯の黒湯を楽しみました。
また車ネタではない、普通の日記です。









網膜剥離のレーザー手術が終わったけど、なんかまだ左目が一部霞むというか。
水滴があるような感じ(霞む位置は固定でなく動く)です。
もう一回通院して先生に相談してみるか、と思い「イチローさんの気まぐれカフェ」でビーフシチューランチを食べなから、病院予約。


土曜日の朝9時に通院してきました。
眼球の写真を撮ってもらったら、また違う場所に網膜剥離が見つかりました。
レーザー手術後に、他の剥がれそうな部分が剥離しちゃうことは、意外とあるらしい。
「同じ目なので手術代はいらないですから」
「んじゃぱっと、同じオペやっちゃってください!」
という事で、急遽その日に2度目のレーザー手術してきました。


9時に通院して手術が終わったのが15時。時間かかった…。
家内も通院に付き合ってくれたが「流石に待ちくたびれた!」と言ってた。
あーん、今日の午後の予定全てキャンセルだわ。
仕方ない、せっかく都内に来てるのでなんか観光して帰るか…。
よし、鶴見の黒湯でも楽しんで帰るか。
と、言う事で、秋葉原から京浜東北線で鶴見に向かいます。
これは秋葉原駅名物のミルクスタンド。おばちゃん、白一本!


JR鶴見駅に到着。
ここから激渋い路線、鶴見線に乗り換えて、国道駅で下車します。
わーん、もう夕方だよ。


国道駅は結構メディアで紹介されてる、昭和の色を濃く残すレトロ駅。
トイレまで汚い昭和の「駅の便所」を残していたりします。
(トイレの写真も撮ったけどあえて載せない)


ほら、昭和!
昭和と言っても昭和は長く、時間的には「戦後の昭和」を残している世界。
手すりのタイルが昭和の炊事場だよ。


家内は国道駅は初めてだけど、私は十数年前に一度来たことある。
昔、使用済み切符をいれるボックスがあった場所は、カード識別の改札機になってた。


駅を出るともう金田一耕助の世界。
夕方だけど、窓らしいものもなく、日が当たらず雰囲気は夜だな。


うーん、なんか昔私が来たときは、まだ営業してる焼き鳥屋も2件ほどあり、まんま戦後昭和の世界だったのだけど、今はすべての店が廃業してしまってるな。


そのおかげで、なんというか戦後昭和と言うより、戦後昭和のロケのために作られたセット、の雰囲気が勝ってる気がするな。残念なことに。


でもこんな窓の作りを見ると、程よくホコリも積もってて、セットじゃない、長い時間を感じさせるロマンだな!


人一人が通れる細い通路も戦後昭和だな。


錆びたトタンがいい味出してるな。


丸電灯が哀愁。
こういう場所に落書きすんなよ、風情がない。もっと違う場所があるだろ?


昔は帰宅客相手に、揚げたてのコロッケ屋とか、東京湾のキス天ハゼ天を肴にドブロク出してくれる店も出てたんだろうなー。
と思いを巡らしながら国道駅をあとにします。


そのまま第一京浜を横浜寄りに進むと朝日湯がありました。
寒いし、目の手術で汗びっしょりになったから、ひとっ風呂流しましょう。


蒲田から鶴見〜横浜にかけて、このあたりの温泉や銭湯は「黒湯」です。
真っ黒なお湯の天然温泉。
よし入るぜ。


天井高〜い。扇風機も古くていいねえ。


この風情は最近のスーパー銭湯では味わえない。シビれるな。
よく手入れされてるお店だ。


お湯は撮影できませんでしたので、他のブログから拝借。
こんな感じで、透明度10cmくらいのコーヒーのような黒湯。
油臭やモール臭もなく、無味無臭。
なかなか温まる湯でした。
もう今日1日は、手術で疲れ果てたので、ホント気持ちよかった。


湯を楽しんで、川崎駅から南武線の各駅停車でゴトゴト帰りました。
川崎と横浜という大きな町に囲まれて、鶴見という小さな場所は、昭和が本当にたくさん残ってる、浦島太郎伝説もあるロマンあふれる土地ですな。

2023年01月10日 イイね!

猫鼻の湯を探す

猫鼻の湯を探す連休中に白馬に遊びに行きました。
1泊2日。家を空ける時間計36時間くらい。

保護猫がいるので遠出で北海道とか九州へ
一週間泊まりなどはもはやできないっす。






まずは朝11時にエイブル白馬五竜スキー場に到着。
(もともと五竜とおみスキー場って名前だったスキー場)
天気も良くてスキーを楽しんだ。


ところが14時位から気温が暖かいのか雪が雨に変わる。
リフトに乗っててもびしょ濡れ。楽しめない。
スキーやめる。



早めにスキー場をあとにし、白馬に来たら定番の「倉下の湯」に行く。
雨でぬかるんでウェアもドロドロだよう。


相変わらず客は多いけど、今年は外国人がめっちゃ多かった。2/3は外国人。
外国人のうち1/3が白人で2/3がアジア人(中国&韓国人)な感じ。


倉下の湯は毎回みんカラブログに上げているので説明省くけど源泉をそのまま使っている日帰り温泉施設です。
鉄分豊富で貧血に効きそうな黄土色の、昆布だしのような香りの温泉。
過去の倉下の湯のブログ

いつも入浴後満足する倉下の湯。かなり好き。
ところがなんか今回、倉下の湯の湯が変わってる感じがして不満足。
過去に比べても色も薄くなった感じだし、香りもなんか変。
若干鉱物が腐敗してるようなあまりよろしくない香りのお湯。
うーん泉質が変化しちゃったのかね??(温泉には比較的よくあることだし)
とにかく香りが微妙で、いつもは温泉入浴後に上がり湯はしないのだけど今回はなんとなく不快で最後に水道のお湯を浴びて出ました。

この温泉をディスるとか悪く言う他意は無いのですが、最高の湯だったのに微妙な変化があることは確か。昔の湯に戻って欲しいですね。
私的にはなんとなく理由はわかるのですが、ここでは書きません。


旅館にチェックインして部屋でのんびりする。
旅館でも温泉を楽しむぜい!


この旅館も外国人客多かった。
ランク的にはごく普通の大手旅館なので、温泉は若干塩素臭のするお湯だけど、倉下の湯でショックを受けてたのでこの温泉で癒やされた。
あー気持ちいいわー。


雨はまだパラパラ降ってますね。
頭はヒエヒエ体はポカポカでサイコーな気分です。


しっかりと温まって布団に潜ります。ぬくぬく。
旅館のオフトゥン大好き。



朝。
寝て起きたら雨が深夜から雪に変わったようで、結構積もっていました。
しかもまだ雪は降り続いてます。
朝風呂に入りましたが、一面銀世界で北アルプスの山々が見えない状態。


太陽が出ていればこんな絶景が見れるはずだったのだけど…。
まあ天気ばかりは仕方ありませんね。

<↑画像は旅館サイトから拝借>


さてチェックアウトしてから白馬の北の小谷村を目指しますが…。
思った以上雪が積もってたので雪かきから。
ウワアァン、昨日は雨で暖かいと思ってワイパー上げ忘れてたよう!


そんなに降雪量はひどくないけど、時々ホワイトアウトしそうなほど吹雪く。
それにしても生活四駆のハスラー、働いてくれるねえ。
この軽にはとても満足してます!
しかし内燃機関なのにこんなにボンネットに積もった雪が溶けない。
内燃機関のない電気オンリー自動車だとどうなるんだろ?


小谷村に到着。
あ、大糸線のディーゼル機関車が走ってる。可愛い。


小谷村にある「猫鼻の湯」という温泉を目的にやってきたのだが…。
うーむ雪で温泉への行き方が全然わからん。
一度来ていればなんとかなるんだけど、初めての場所なのでかなり探す。
温泉に電話してみても行き方がはっきりしない。
管理者は温泉の場所にはいないので勝手に入浴料置いて入っていいから!との事。
気合い入れて探すか。


とりあえずグーグルマップで調べつつ主流の道を外れた細い道をずんずん進む。
振り返ると車の轍の跡が自分のハスラーだけですんごい不安!


行き止まり。
雪でこれ以上進めないので、車を置いて歩くことにする。


看板を見つける。道は間違ってなかったみたい。
とにかく大雪が邪魔!


誰も歩いた足跡がないので超不安だけど覚悟決める。
多分この下り坂を降りて川沿いにあるんだろう、と想定。


建物がある。多分あれが猫鼻の湯と思われ。
それにしてもかんじき持ってくればよかった!
雪山登山のスノーシュー類があればもっと楽なのに。


ついた!
ここが小谷湯原温泉・猫鼻の湯みたいです。


プレハブがあったので近寄ると先客がいました。
この温泉は24時間いつでも入れるので夜に来たけど、雪が吹雪いて帰れなくなったのでここに泊まったそうです。
今から帰るそうなので、客は私達だけになりました。
ん?え!!?ここ宿泊もできるの??嘘!


よく見ると無料仮眠室と書かれてるプレハブがあった。w


中を見ると思ってた以上に山小屋の仮眠室でびっくりした。
まあ女性でも登山やってる山ガールとかだと問題なく泊まれそうです。
無料だから夏は結構泊まる人いるんだろうなー。
バイカーとか喜んで泊まりそう。


でも流石に冬の宿泊は夜が寒いんじゃねーの?と思ったけど、温泉暖房なるものが設置されててめっちゃ室内暖かかった。w
すごい熱パワーが余りまくってる温泉じゃないか!
管理人は時々現れるようで、電気も24時間来てるので冷蔵庫の中にはビールがいっぱい、カップラーメン、ガスコンロもたくさん置いてて勝手にお金置いて飲み食いして良いみたい。
大盤振る舞いというかなかなか豪快な管理人ですね。お会いしてないけど。


まあいいや、お風呂に入りましょう!勝手に入れと言われているので入浴料500円を招き猫の貯金箱に入れて入浴します。
時々吹雪いてて床が寒すぎるけどがまんして脱衣所へ。


おー、いい雰囲気ではないか!
雪をかぶっているブサイクな猫のオブジェが気になりますが、気にせず入浴。


あちー!熱すぎる!足を入れてすぐ出す。
けど自由に水入れてくれ、でも入浴が終わったら水は止めておいてね、と書かれているので寒いのを我慢して加水。
水もものすごく冷たくて、すぐに適温になります。


うひょーめっちゃいい湯!
こりゃ昔の倉下の湯に負けないくらいの極上湯ではないか!
屋根のある半露天風呂なのでとりあえず脱いだ服に雪は積もらなくて安心です。


こちらは露天風呂。
雪見露天だ!サイコーじゃないですか。


夏の風景はまた違うと思うけど、冬は厳かで物悲しい景色ですね。
寂しさを感じますが、だがこれが良い。
谷を吹雪く風の音と湧き出ている温泉の音だけが聞こえるのみ。
これはいいねえ。


風呂から見えるこのモノトーンの風景もとても風流。
たまりませんね!


寒いから汗がでるほど十分温まってからお風呂を出ました。
暑い!汗が引かない!とても効くいい泉質の温泉だ!
でも車までまた雪をかき分けながら登っていくので更に汗でびしょびしょです!
これ夏はこの道も車で楽に降りられるんだろうな。


結構長く温泉楽しみ終わってもまだ11時前。
お昼に大町市の知る人ぞ知るジビエの有名店「カイザー」で、鹿肉ステーキを楽しんで帰宅しました。
鹿肉ステーキ、めっちゃ柔らかくて臭みも皆無でヘルシーでウマー。
早めの帰宅行動で渋滞もなく、17時前には帰宅しました。
1泊2日でも結構いろいろ楽しめたりするではないか。ねえ。

2020年05月21日 イイね!

長野・松代温泉 or 加賀井温泉

長野・松代温泉 or 加賀井温泉長野県の松代温泉。
2017年の真夏。
アヴァンタイムで訪れた記録です。











真夏の信州は向かうだけでワクワクするな!
全国から温泉マニアが集まると言う、すばらしい泉質を持つ松代温泉へ
向かいました。
松代温泉は新しい名前で、ちょっと前までは加賀井温泉と呼ばれていました。


松代温泉は諏訪湖の毒沢鉱泉のように、住宅街の中にいきなり沸いてる温泉。
到着!
空地の駐車場に車を停めて、松代温泉まで歩きます。
どろどろのオレンジの温泉が水路の溝に流れ出てて、一面が黄土色です。


残念ながら松代温泉はもう宿泊はやってません。
日帰り温泉のみやってます。
大正時代に建築の渋い宿だった一陽館は静かにたたずんでます。


入浴料はなかなかレトロな離れの小屋で支払います。
真夏ってこともあるけど、なんとも懐かしい郷愁のある雰囲気です。
ミンミンゼミも鳴いてるし、信州の田舎は良いねえ…って場所です。


析出物がものすごい源泉槽の中を見てみる。
シュワシュワの炭酸の香り。けっこう湯量多いな!


鼻にツーンと来るくらいの炭酸。
思わず咳き込み。


男女別の内湯は湧き出たすぐの新鮮な炭酸泉で無色透明。
成分総計約13000mg/㎏という驚異な数値で(フツーは5000mg/㎏くらい)、
海沿いの温泉のように海水が混じってないのにこの成分量は、正直すごい。
濃厚すぎるのでだらだら長湯してるとすぐのぼせてしまいます。


露天は混浴。
温泉は空気に触れて酸化して黄土色になってます。
露天の温泉は隣り合って二つあり、一つは源泉のままで。
住宅外に流れ出していた温泉と同じで、黄土色のぬる湯(35度)。
もう一つは内湯の炭酸泉とブレンドされた、赤さび色のぬる湯(38度)。
どっちもぬるい湯ですが、真夏なので気持ちいだけです!
炭酸が肌にまとわりつきますが、一切過熱はされていませんので、
冬は厳しい温泉かもな。


浴槽のまわりの蓄積物がすごい。
もちろん湯につけたタオルはオレンジ色に染まります。


鍾乳石みたいだ。こりゃ。
ミンミンセミの声を聴きながら、ゆっくり湯を楽しみます。
と言うか、湯温が低いので、1時間くらいずっと入ってられます。


この温泉、湯の実力はあるし祖父の田舎に来た感じで落ち着くのですが、
風情は少ないかな?と思います。
温泉好きにはとても評価の高い温泉なのですが、ちょっとだけ健康ランド的な
雰囲気がある特殊な温泉地だなー、と思います。
高評価し過ぎ…とは思いませんよ!良い温泉です。
ただ、住宅街にある温泉という事ありますが、建物は古くて郷愁感じますが
いわゆる鄙びた情緒ってものは少ない感じがします。
お湯の実力はものすごいものはありますけどね!


健康ランド的な雰囲気を持ってるので、ついついコーヒー牛乳を飲んでから
帰宅しました。グビグビ。ウマー。
この温泉も信玄の隠し湯と言われています。
湯が濃いので、帰宅するときは車のエアコンガンガンにかけないと、
夏だったからしばらくは汗が引かずに往生しました。



2020年05月10日 イイね!

黒部ダムルート見学会

黒部ダムルート見学会みくりが池温泉のブログ
↑先日、みくりが池温泉のブログで触れた、
黒部ダムを見学した時のブログ。









今はだれでも予約を取れば見学OKになりましたが、昔は関西電力の
黒部ルート見学会は抽選でした。
当時、運よく当選したので見学会に参加してみました。
この時の倍率は6倍だった!


参加者は黒部ダムで待ち合わせ、ヘルメットを着用させられました。
いつもはカギがかかってる扉が開いて、いよいよ秘密基地に入ります。


まずは専用地下道を走る専用のバス(一般のトロリーバスではない)で
インクラインの出発口まで移動します。
なんか昨日BSでやってたエヴァンゲリオンのネルフ施設みたい!
今より黒部川第四発電所に向かいます。

これがインクライン。
この乗り物で黒部ダム地下300Mまで一気に下降していきます。
ちなみに黒部ダムは標高1470m付近にあります。
第三新東京です。


傾斜は45度くらい。
こりゃ地上への発射口のカタパルトみたいだな!


地下300mに到着。
机の真ん中にある中部山岳国立公園の模型が開いて、基地内部の説明が
始まりますが、どう見ても使徒来襲でのディスカッションとしか思えないです。
当たり前ですが電気が超豊富で、ここが地中奥深い場所と忘れてしまいます。
もちろん地下なので窓などは一切ありませんが、むっちゃ明るい!


でもネルフ基地と違って、造りはもろ昭和なのよね。
この手すりももろ昭和。
壁も廊下もドアも、全体のデザインがとても昭和です。
時が止まってる感じ。


なんというか、地下の移動手段として、いろんなトロッコが走っているのですが
これがウルトラマンの特撮と言うか、007のスペクターの基地と言うか、
物凄い小型のトロッコで、今見るとおもちゃっぽいのです。可愛い。


それがいろんな場所に行くのに張り巡らされてて、えーと、えーと、
とにかく昭和の映画に出てくる悪の秘密基地っぽいんですよ。w


ここは第四発電所。近くには寄れないので遠くから見ただけです。
第一モーターから第四モーターまで、黒部ダムの水力でぎゅんぎゅん回って
ものすごく発電しています。
なんか頼もしい!とか思ってしまう力強さで動いています。
(ただし造りは昭和的デザイン)


次は大型のエレベーターに乗り、火山帯が通るルートに向かいます。
もう小説の高熱隧道の世界です。
ダムの建築時、機械ではなく人の手で穴を掘って行ったのですが、
掘ると高熱の湯(温泉)が出てくるため、冷たい水をじゃんじゃんホースで
ぶっかけながら工員たちが掘り進んだという歴史があります。
水蒸気でスチームパンク以上の世界だったようです。すごいなぁ。
たしかに移動してると微妙に気温も高くなってたりしました。


ちなみにこのエレベーターの真上に、阿曽原温泉があるそうです。

<↑阿曽原温泉・画像はウェブから拝借>

阿曽原温泉は、この水平歩道と言う道を6時間以上歩かなければ到着できない
天然温泉です。
水平歩道とは欅平から仙人谷まで13km続く、関電の送電線の巡視路です。
狭い場所で幅70㎝しかない、崖の壁をくりぬいて作られた登山道です。


また違った色のトロッコに乗って移動します。


インクラインで一気に降りてきましたが、徐々に欅平駅に向かっているルート
なので、時々外の景色が見れる横穴が開いています。
新鮮な空気は旨い。


ちなみにこのままこの通路を歩けば、仙人温泉まで比較的楽に到着できます。


仙人温泉は上記の阿曽原温泉のさらに山奥にある超秘湯山小屋ですが、
このルートを自由に使わせてもらえればかなり楽に到着できるのですけど…。
まあ、でも、それじゃ面白くはありませんね!w
水平歩道を歩いて到着するからこそ、阿曽原温泉や仙人温泉は価値があるのだ!

<↑仙人温泉・画像はウェブから拝借>

これにて見学は終了。
トロッコ電車の欅平駅で解散しました。
楽しかった、昭和ネルフ!
私ら夫婦は解散後、欅平駅から2.5kmくらい上流にある祖母谷温泉へ
(ばばだにおんせん、と読みます)行って日帰り湯を楽しもうと向かいます。

<↑祖母谷温泉・画像はウェブから拝借>

さすがに阿曽原や仙人へは、見学の片手間で行けるわけないですが、
祖母谷くらいだったら大丈夫かな、と思い歩いて向かいます。
登山道とも言えない少し傾斜した道を40分くらい歩けば到着なのですが、
なんとがけ崩れのため途中で道が封鎖。
うわーん、リサーチ不足でした!
祖母谷温泉の手前にある名剣温泉にも行けないじゃないか!


仕方なく、欅平駅から一般トロッコに乗って帰宅の地に着きました。
このトロッコの途中の鐘釣駅で下車すれば、川が温泉になってる野湯の
鐘釣温泉もあるのですが、トロッコの運行時間の都合で(非常に少ない)
それも不可能。
結局、この旅行ではみくりが池温泉しか楽しめませんでした。



阿曽原温泉、仙人温泉は人生で一度行ってみたいとは思っているのですけどね。
結局今までチャンスは無かったですねえ。
せめて祖母谷温泉へは再チャレンジしたいとも思っていますが、この夏も
コロナ騒ぎで無理そうだなぁ。




プロフィール

「イワナとヤマメはサケの仲間、アユの仲間はシシャモ http://cvw.jp/b/721727/48475753/
何シテル?   06/09 19:43
こんにちは、はじめまして。 ドウガネブイブイと申します。 みんカラは初期に登録したのですがそのまま10年間ほったらかし。 フェードアウトもなんだか...
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