
白馬岳〜妙高山など、新潟の野湯/寸志を
楽しんでまいりました。
ハスラーでGO。
猫どもの世話で一泊二日の余裕しかない、
わりかし強行なドライブでした。
入った寸志は、蓮華温泉の4温泉、雨飾高原露天風呂、燕温泉河原の湯。
昔一度は楽しんだことのある寸志の再訪ですね。
蓮華温泉に向かう道。ガスってます。
土曜日は小雨/雲の一日でした。
駐車場に車をおいて、蓮華温泉ロッジに到着。
一応車で行けるロッジですが、ほぼ山小屋のカテゴリーですね。
山小屋と言うには立派過ぎですけどね。
到着したのは14時ごろ。
登山帰りの人はまだ宿に到着しておらず、私らが一番乗りです。
ディーゼル発電なので夜中の21時には電気が使えなくなります。
今日はこのロッジに一泊して温泉を堪能します!
新潟の小谷村…、遠い!やっと着いた…。
移動だけでぐったりです。
しかし登山家たちが戻ってくると、寸志温泉がすべて芋洗い状態になることは前回に来たときにわかってたので、オフトゥン敷いてもう寝たいところをぐっと我慢して、すぐさま温泉巡りしましょう!
蓮華温泉の湧き出ている野湯は4つ。
(ホントは5つなんだけど、新潟地震の時から湯が出なくなったらしい)
三国一ノ湯、仙気ノ湯、薬師湯、黄金湯、さてどう回ろうか。
三国一ノ湯はお気に入りだし、ぬるめなので最後に入ることで逆時計回りで進みましょう。
ハイキングレベルのプチ登山。
温泉連続はしごするので、靴はクロックスで山道登ります。
ナナカマドが実ってる。秋だね!ガスで景色は皆無だけど。
黄金湯に到着。
しめしめ、やはり誰もいないね!
前回は真っ裸だったけど、いちいち服を着るのがめんどくさいし、汗だくになるので今回は水着持参だぜ。
あーすげー気持ちいい!心が洗われるようだ!
黄金湯の泉質はマグネシウム炭酸水素塩泉。泉温はぬるめ。
切り傷や怪我に良いって湯。猫の爪でできた傷がしみるぜ。
新鮮な厳選がじゃんじゃん出てきてじゃんじゃんフローしてます。
他に人もいないので心ゆくまで堪能しました。
次は仙気ノ湯へ移動しましょう。
濡れた水着の上にスエットを羽織り、向かいます。
相変わらず紅葉はキレイなんだけど、ガスで景色は全然見えません。
次の仙気ノ湯に到着。
単純酸性泉で硫黄の香りもする、皮膚病に効く泉質です。
ここは結構熱い湯です。
熱いはずで、すぐ横にはグラグラ沸騰してる湯が湧き出てたりもします。
湧き水のホースもあり、少し冷たい水を足しながら入ります。
いや、気持ちAな!
野湯、寸志というのは、人がいないっていうのはポイントが上がるね!
極楽だわ。ストレスが溶けていくね!
2度目もまた来れた、ということも嬉しい。
ちなみに初めて蓮華温泉に来たのがこのブログ。
若いなー、ワシも家内も。
蓮華温泉ダッジ・ラム←Click!
仙気ノ湯から50mほど登ると、最上段の薬師湯があります。
ここはものすごく熱い湯で、湧き水も足せないので前回はほとんど足湯のみだったのですが、…あれ?何故かぬるい??
源泉もそんなに熱くない。
泉質は酸性硫化塩泉で硫黄の香りが強く、温泉ゴケも生えてて特に見た目大きな変化ないのですが、以前より泉温は低くなったのでしょうか?
あ、動脈硬化などに効くそうです。
薬師湯に入ってると、ガスの隙間から少しだけ太陽が顔を出した。
一気に色数が増えて、きれいな紅葉、黃葉が見れましたが、すぐに太陽はお隠れになってしまいました。
残念。
下って、最後に三国一ノ湯に到着。
湯船も極小だし、登山道のすぐ横にあるし、蓮華温泉の中では目立たない方の温泉だけど、この湯は個人的に一番お気に入りの湯。
泉質は酸性アルミニウム硫酸塩泉。
入ると沈殿していた湯の花がブワッと湯の中で舞い散ります。
一番のぬる湯で上がり湯にはちょうど良いですな。
新鮮なぬる湯がドバドバ出てきていて、眠ってしまいそうなほど気持ちいい湯です。
ガスが深くて景色は白一色だけど、自然と一体になった感じもして、とてもHappyである。
家内と一緒に15分くらい浸かっていました。
そこへ登山が終わった人がやってきます。
いま出ますのでごゆっくり~、と交代します。
たっぷり湯を堪能できました。
ちなみにこの後、どんどん登山が終わった人たちが暗くなる前に温泉に入りに来て、どの温泉も芋洗い状態になってました。
おばちゃんが、人が一杯で入れないわ〜、と宿に文句いってましたけど、そりゃ登山楽しんでから温泉楽しもうという二兎追う計画だから仕方ありませんぜ。
受け入れましょう。
うちらは温泉だけ楽しむに特化したのでかなり堪能できましたよ。
とか、思いながら、夕方の雲海を眺めて火照った体を冷まします。
なんか夜中になって晴れてきました。
宿の夕食。
宿の値段&車で来れる場所、という情報で比べると少ししょぼい内容。
質素なのは全く問題ないのよ。しかし花がない…。
もちろん、残さず完食いたしますよ。
団らん室。ロッジは掃除も行き届いててキレイ。
WiFiはあるけど24時間600円の有料。
内湯も24時間入れてかなり良い。
泉質は酸性硫化水素型含硫黄温泉。高血圧や糖尿病に良い。
これだけ近い場所なのに全て源泉が異なって、効能も違う湯に入れるのは良いね!
夜も更けてまいりました。
満天の星空。星が降ってくるようだ。
でも写真はあまりきれいに撮れませんでした…。
北極星や北斗七星ビッカビカ!なんですけどね。
朝5:45分。
晴れてる!見事な雲海。
それと、見事な朝日岳のモルゲンローテ。
朝ご飯。
もちろん完食しましたが、やはりパンチがないメニューかな?
(ワタシ的には、食事以外はすべて高評価の宿、って印象だったな)
チェックアウト前にもう一度野湯を回ります!
黄金湯。おお、昨日と違って太陽が出てると色がいっぱいだ!
いい天気じゃないか。秋晴れだな!秋の雲だな!
肩まで浸かってゆっくり温まります。
仙気ノ湯。
白馬岳に登る登山家はすでに出発してるので、やはり温泉独占状態。
わっはー、こりゃすっげー良い景色ではないか!
昨日の小雨で空気中のホコリもなくて遠くまで見えるぜ!
朝早いのか、昨日より若干湯温は低い気がした。
湧き水を入れなくてもちょうどいいわ!堪能堪能。
最後にお気に入りの三国一ノ湯。
ホントいい湯ばかりで、蓮華温泉、じっくりと楽しまさせてもらいました。
長くなったので、雨飾高原露天風呂と燕温泉河原の湯の寸志はまた後日アップします。
※)私のみんカラのTOPヘッダーは14年前にみんカラデビューしたときからずっと三国一ノ湯です。(スマホでは見れないでしょうけど、PCで見ている人はわかると思う)
三国一ノ湯はそれくらいお気に入りですよ。泉質も泉温も、佇まいも雰囲気も!