土日は片付けに終始してた、りゅう高知ですアカデミズム闘争4000日 ゴーゴーAi/海堂尊を読破しました。。いや、現実はフィクションよりも危ない・・ですね。色々な権力者がからみ、Ai提唱からセンター開設、運用まで紆余曲折、色々な人との偶然の出会いから紡ぎだされていくように思いました。Aiは死亡原因の究明だけでなく、不要な解剖、不幸な事故による手術中の死の原因究明など、医師にも、患者の家族にも、色々なメリットがある方法でありながら、10%未満の解剖率、数カ月はかかる解剖結果報告を牛耳る法学医学会のために苦しめられるという、過程がわかる、貴重な本です。チーム・バチスタの栄光の書籍化・映像化によって、Aiという言葉は全国的に認知され、もう海堂尊氏の手元を離れています。しかし、海堂尊氏の活動なければ、この結果はなかったわけで・・・解剖がダメなわけはなく、Aiが患者の家族に協力を得やすく、結果も早い。それでわからなかったら、解剖をするさらに情報公開とう至極簡単な論理なのに・・・いまの病院の死因究明訴訟では被害者の家族は解剖結果の書見を観ることができないということを初めて知りました。。どこでも、だれでも大事な家族の死因をしることができる社会を願います。。あと、ちゃんと診断する人に診断料が払われる社会も・・