モルフェウスの領域を読破相変わらず、海堂尊ワールドにどっぷりです。今回は、あるかもしれない近未来的なお話。。コールドスリープにより、人工的な長期睡眠ができるようになった、桜宮市。その被験者第一号である、佐々木アツシを巡るお話。。コールドスリープ、あるかもしれない。。現実的に考えると・・いろいろ問題ありそうですね。ちょっと専門家が考えただけで、この始末。コールドスリープについても、治療方法・薬が見つからないという問題に重点をおき、で、最後には倫理的問題で終わってしまいそう。。金がかかることは、嫌いますもんね。。お役所って・・問題提起が多いのは、バチスタコンビが出てこない海堂尊作品にはいつものこと。それをふまえて読む必要がありますね。でも、ところどころで登場する人物への”こんなところに!!”的な配置がとても好きです。で、最後の顛末・・・全く予想だにしませんでした。まさか、そう来るとは・・二人の再会はあるのでしょうか??こういう意味で次回作に期待が持てるのはすごいなぁ